テラーノベル
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〈花火〉
【登場国】
ウク…現国。ウクライナ。ソ連構成国三兄妹の次男。
一人称が「僕」の18歳の男の子。エイトと海、男友達の前では割と子供っぽい言動をする。女の子相手では無自覚たらし野郎。ロシア以上の酒豪。
エイト…限りなく旧国に近い現国。戦争時代アメリカ(☆×48)。アメリカ三兄弟の長男。
一人称「俺」。24歳。海LOVEの男。なんやかんやあってウクのことも好き。結構からかい気味の言動をする。いい兄ちゃん。《私家のオリジナル化身》
海…旧国。大日本帝国海軍。日帝三兄弟の長男。
一人称「俺」36歳。エイトもウクも好き。大人っぽい言動をするが抜けてる部分も少なくない。表情よりも尻尾に感情が現れる。
色々と事前情報を知りたい方は私のフォロー欄にいる
「えす」作品:エイ海ウク ←こっちのほうがおすすめ💕
「えんか!」作品:シェアハウスする話
を、ご覧になっていただけると幸いです。
※「えす」のアカウントが入ってるPCちゃんはぶっ壊れちゃってるので更新終了します。
〘ウクライナ視点〙
「海!!エイト!!!花火上がってるよ!!」
「おー?どっかで祭りやってんのか。海ー!!スイカこっちで食おうぜ!!」
「祭り、、わかんないけど花火綺麗。」
「うむ、綺麗だな。」
「海、この花火どのくらいで終わっちゃうかな。」
「む、ウクは終わりを気にするのか?」
「あ、いや…ううん。そういうんじゃないよ。ずっと見てたいから。」
「んー、あ、そいやこの前にゃぽが手持ち花火置いてったろ。海、あれまだあったよな。」
「エイト手持ち花火とかするの、、、?」
「玄関に置いてある。取って来よう。」
「OK頼むわ。」
「うん。お願い!」
「ウクは俺のことなんだと思ってんだよ。」
「別に?…だって手持ち花火とかするガラじゃないでしょ。」
「へえ、、どこをどう見たらそう見えんの?」
「雰囲気ー。」
「おいこらお前食いすぎだっての。」
「いいじゃんスイカまだあるんだし!!」
「切らなきゃいけねえだろ!」
「じゃあ明日スイカ割りでもする??」
「…なんだ、それ。」
「スイカ割り、、知らない?」
「エイト、ウク、いくつか置いてあったから持ってきた。全て使おうか。…って、エイト?」
「んあ?あー、なに。花火全部使う?」
「あ、嗚呼。そうじゃなくて、いやそうなんだが。ええと、、」
「…瞳孔が揺れている。どうかしたのか?」
「別に。」
「…ウク、また喧嘩でも」
「違うよ!!!喧嘩なんてしてない!!!」
「もういいって」
「エイト。」
「だってエイトがスイカ割り知らないっていじけるんだもん!!!僕、今日は何も言ってない…。ホントだよ。」
「いじけてない。」
「スイカ割り…。木刀はあるし明日やろうか、エイト。」
「木刀、、、????」
「俺はそれが何か知らない。つまらないだろ。二人でやれよ。」
「最初は誰も知らない遊びだ。知る年齢は何歳だっていいし、変わらないだろう?」
「…」
「エイト言い返さないの珍しい。」
「うるせえよ。」
「はは、花火するか?」
「うんする。」
「ライターあるし蝋燭持ってくる。開封しといて。」
「ああ。頼む。」
「やったあ花火♪」
花火と蝋燭、もちろんバケツに張った水もある。
「準備万端、、、!」
エイトが蝋燭に火をつけてくれた。
花火に火をつける。
「わあっ…✨」
「いいな。綺麗だ。」
「控えめだな、まあ派手なのは危ねえか。」
「うわー、エイト線香花火とかつまんないって思うタイプでしょ。」
「いや好きだけど。」
「こら、ヒトに花火を向けるな。」
「やべ、悪いウク。」
「大丈夫。」
「あ消えた。」
「やはり手持ち花火は寿命が短いな。」
「打ち上げ花火だって作る日数と打ち上げてからの寿命見合ってないと思うけど。」
「花火自体が短命だからな。」
「確かに。」
「まあ終わった花火はバケツに突っ込んでいてくれ。」
「おお、、」
じゅっ、、、と音を立ててくすぶる火が消えた。
「なあ海、両手持ちはあり?」
「僕もしたい。」
「好きにするといい。…が、周りには注意しろよ。」
「よし来た。」
「両手持ち楽しいよね。」
「気を付けてくれればなんでもいいさ。」
「もちろん、怪我したくないし!」
「よっしゃ見ろウク」
「草を焦がさないの!!」
「危ないだろうエイト。」
「焦がしてない。」
「は!?どう見ても花火で火つけてたでしょ!」
「なわけあるかよ!」
「お互い両手持ち花火で口論するな。」
「あ、もう線香花火しかない。」
「はっや。」
「そういうものだろう。」
「仕方ないか、誰が一番保てるか勝負ね。」
「なんでだよ。まあいいけど。」
「まあ運だからな。」
「いや結構策略あったりしなくもないじゃん?」
「何言ってんだ。」
「ひど、泣くよ?」
「知るかよ。」
「せーので火をつけるか。」
「よし、んじゃあ」
「せーの」
「お、いい感じ~」
「やはり久々だな。」
「火傷しそう。」
「おい」
「…落ちた」
「はや!?」
「え、海へたくそだな。」
「下手くそとかないだろ。」
「じゃあ振り回したのかよ。」
「危なすぎるだろ、あとそんなことしてない。」
「あ、落ちた」
「うーんエイトも振り回した?」
「してねえ…」
「ウクの運がよかったということでいいのか?」
「まあそうだね。それくらいしか意味ないし。」
「火ついてる状態で水につけたい。」
「勿体ないから却下。」
「それはそう。エイトバカ。」
「はあ?」
「ケンカを売るな。」
「さて、終わったことだしもう寝ようか。」
「やっぱ早いなあ。」
「だね。でもまあもう眠いし、、」
「明日スイカ割りしようか。」
「うん、楽しみ。ね、エイト。」
「…ああ。そーだな。さ、早く寝ようぜ。片づけは朝な。」
「そうしようか。それじゃあおやすみ。」
「ああ、おやすみ。寝坊すんなよ?」
「しないよ…。おやすみ。」
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#家旧
坂本光@イタ王推し
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シキ
コメント
1件
うわあ、すごく温かい雰囲気の話だった…🥀 ウクが「ずっと見てたいから」って花火に言うセリフ、すごく胸にきた。3人の距離感が絶妙で、スイカ割り知らないエイトをからかいながらもフォローする海の大人っぽさとか、ウクがはしゃぐ姿とか、全部が可愛い日常の一片って感じ。 手持ち花火の儚さと、それがページの中でちゃんと愛おしく描かれてるのが、シキさんらしいなって思いました。優しい気持ちになれるお話、ありがとうございます🤍