まず最初に謝っておかなければいけません。
ここ最近コメ欄が荒らされましてですね、めんどくさいのでほとんどの作品を消しました。
続きを楽しみにしてくださっていた方々、申し訳ございません!!
ですので、新たに小説を書いていこうと思います!!
毎度おなじみ、竜胆愛され。ほぼ春竜、蘭竜。⚠️苦手な方は注意⚠️
それではスタート
俺の名前は灰谷竜胆。昔は六本木のカリスマ兄弟の弟とよく言われたものだ。
そんな俺も今では、六本木にとどまらず日本最大犯罪組織の幹部だ。
1週間ほど前、同僚の九井一に任務を与えられた。内容を簡単に説明すると”敵組織への潜入捜査”だ。
俺はあまり取り引きには向いておらず、大体与えられる仕事内容は潜入だ。昔から兄の後ろで兄より目立たぬよう、必要にされた時だけ前に出る。これが俺の生き方だった。息を潜めて相手の隙を伺う。取り引きなんかよりも自分に合った仕事だ。だから今回もミスなんてするはずがない…。そう思っていた。
目を覚ますと、白い天井白い壁で囲まれた窓が1つあるあるだけの部屋で俺はベッドに横になっていた。3日前の事だ。
拉致られた。それを聞いたのは俺が目を覚ました20分後。潜入したあの日、背後の敵に気付かず頭を鈍器か何かで殴られ俺は気を失い、2日間敵のアジトで椅子に括り付けられていたそうだ。兄ちゃんや仲間が助けてくれなければ、今頃俺は死んでいただろう。
ここからが本題だ。
目を覚ました後、体力はすぐに回復。傷もほぼ完治した。俺の顔にはまだガーゼが貼られているが。
俺の様子を見に、兄ちゃんやボス、他のメンバーも見舞いに来てくれた。嬉しかった。とても、嬉しかった…のだが。
竜「なんで三途がいんの?」
春「来ちゃ悪ぃのかよ?」
驚いた。だってあの三途が、目を合わせただけで殴り合うあの三途が、薬キメては叫びまくるあのヤク中三途春千夜が、見舞いに来たのだ。
これで驚かない奴はいないだろう。
竜「お前は来ないと思ってた……」
春「来るはクソが」
春「言っとくけどなテメェの仕事、全部俺に回ってきたんだぞ」
竜「…ごめん」
俺は怪我人なのに何故コイツに謝らなければならないのか。少し腹が立ったが、そんな気持ちも次の瞬間吹っ飛んだ。
春「まぁ、お前が無事でよかった」
竜「……」
竜「…え?」
春「なぁ竜胆」
春「ウチの組織の中なら誰と付き合いてぇ?」
竜「そ、組織には男しかいねぇじゃん」
春「男なら誰と付き合いたい?」
竜「それは……」
春「……」
俺は混乱していた。誰と付き合いたいか、という話にも混乱はしていたのだが、それ以上に三途の”お前が無事でよかった”という言葉に。胸の奥がキュゥっとなるこの気持ちは何だ?顔に熱が溜まるのを感じながら俺は必死に考えた。
春「竜胆?」
竜「あ…」
竜「俺は……に、」
春「に?」
竜「兄ちゃんがいい!」
春「…そう…か」
三途は少し悲しそうな顔をして俺に1輪の薔薇を渡し、部屋を出ていった。
俺が組織に戻ったのは3日後。今日だ。
何やら談話室が騒がしい。何かあったのだろうか?そっとドアノブに手を置き、深呼吸をして思いっきり扉を開いた。
蘭「竜胆?」
竜「兄ちゃん…」
コメント
4件
一輪の薔薇ってぇぇぇ!!!!!!一輪の薔薇って一目惚れとか貴方しか居ないって意味じゃありませんでしたっけ?!?!うわぁぁぁ天才ですね!!!最高です!!!
まおさんのコメ欄荒れてたんですね…なんか悲しいです😢 春千夜が1輪の薔薇渡す所でギュンって来ました(?)続き全力で待機してますっ!!!
めためたに最高ですっ…… ドアの先では一体何が…👀