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sm愛され要素有
Rなし
王国ぱろ
ご本人様とは一切関係ありません。
(まだ他連載終わってないのに新連載だしてすみません)
ーー
sm視点
ここが白尾王国か。
随分とでかい。
正面から全体を見ている訳では無いが、大分発展していることが伺える。
sm「⋯⋯王宮はあそこか」
ひとりでぼそ、と呟いて音を立てずに王宮の裏側へまわりこむ。
俺は暗殺者だ。
もちろん職名の通り、殺しをして生計を立てている訳だが、今回は白尾国と敵対している黒尾国からの依頼。
大金をやるから白尾国の幹部を消してきてくれ、とのこと。
専属の暗殺者、って訳でもないが大金に目が眩んで依頼を受けることにした。
装備は万端。
いつでも忍び込んで人殺しできる。
俺は王宮に1歩歩み寄った。
~~
⋯何とか王宮に忍び込めたはいいものの、家来が多すぎてこれじゃあ幹部に近づけやしない。
直接黒尾国が攻撃しないのはそういうことだろう。
大将の首を狙うのは一筋縄じゃ行かない、ってわけだ。
sm「⋯⋯あそこにいる家来ひとりに麻酔針を打てれば幹部を1人消せる⋯ッ、」
小声で呟く。
独り言は昔からのくせだ。
僅かに音を立てて麻酔針を打つ。
麻酔銃は便利だな⋯。
しっかり当たったことを確認しようと視線を落とすと、なんと幹部のひとりが家来を庇ったみたいで、麻酔針に直撃。
sm「おぁ⋯期待通りではなかったけどいいか、」
麻酔針では殺せやしないし、よりによって当たったのは幹部。
警戒態勢にはいられてもおかしくない⋯というか完全に警戒態勢に入られるはずだ。
このままでは分が悪い、と体の向きを変えて移動しようとした時、意識を失った。
kn視点
brが麻酔針に当たった。誰かが忍び込んでいた、ということだろう。
もし仮にそんなことをするやつが居るとすれば、見当がつく。
黒尾国、だろう。
俺は僅かに麻酔針の発射音がした天井裏にこっそりと向かうことにした。
天井裏へ行くと、真っ黒な服装で軽装備の男がいた。
丁度俺が来たタイミングで移動しようとしたのか、体の向きを変える。
ここまで手練だと、姿を認識された瞬間やられるかもしれない。
そう考え、相手にゴム弾を撃ち込んだ。
見事命中し、相手は倒れる。
俺、ナイス。
俺は男を抱きかかえて地下の牢獄へ向かった。
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