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君の居場所

7 - 助ける

♥

113

2025年05月12日

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圖阿です!
この小説を終わらせるためにこれから投稿するのはほとんどこれです!


前回からの続きです!


どうぞ!




 



         ・・・





🦁side





昼過ぎにないこのとこに行くと言って出かけて随分と経った。


もう、時刻は七時半過ぎ。


いくらなんでも遅すぎる。


ないこに連絡をして、何かあったのか聞くとほとけは随分前に帰ったと言われた。


🦁「はぁッッ!!??帰った!?」


🍣「う、うん……遅くなりすぎるのはよくないから2時間ぐらい前に帰したよ?」


🍣「…………ひょっとして…まだ帰ってきてないの?」


🦁「あぁ……あいつどうしたんやろ………?」


🦁「なぁ、ないこ…なんかそっちにいた時、ほとけの様子どうやった?」


🍣「特に変なところはなかったよ。……もしかしたら、帰る途中で何かあったのかも」


🦁「…俺、ほとけのこと探してくるわッッ!」


🍣「俺も手伝うよ!病院周辺を探すから、アニキはほとけっちが行きそうなとこお願い!」




ハァッ……ハァッ……!


ほとけの行きそうなところを手当たり次第に行って探したが、ほとけはいなかった。


🦁「…ッ…ゲホッ…ゲホッ…!……ハァッ…あいつ…何処行ったんやろ……?」


途方に暮れていると、ないこから電話がかかってきた。


🦁「…!……いたか!?」


🍣「ごめん、こっちは居ない!」


🦁「……そうかッ…」


🍣「けど、ほとけっちかもしれない人がいる場所はわかった!」


🦁「…!ほんまか!?」


🍣「どういう訳か、誰かが路地裏で殴られてるところを撮影して、ネットに公開した人がいたんだ」


🍣「その動画に暗くてよくわからなかったけど、ほとけっちらしい人が映ってた!」


🦁「ッ!!」


🍣「細かい場所は書かれてなかったけど、一瞬写った看板に○○○市△△△って書かれてたんだ!」


🍣「そこって、確かアニキの家の近くの居酒屋さんだよね?」


🦁「行ってみる!!ないこありがとう!」


俺はそう言って電話を切り、走った。





🦁「ハァッ…ハァッ…!…この辺りのはず…!」


目的の場所にたどり着き、辺りを見回す。


🦁「何処にいるんやッッ……!?」



通行人「なぁ、さっきのやばくね?止めたほうがよくなかった?」


通行人「バーカ何いってんだよ。どうせあんなの酔っ払いの喧嘩だろ?だったらネットに流して万バズ用のネタにした方がいいっつぅのw」


通行人「いやでもさぁ……どう見たって3対1だったし、リンチじゃね?」


通行人「…んな気になるんだったら、お前1人で助けに行くなりなんなりしろよ」


通行人「それはそうだけどさぁ…」


そんな会話をしながら前から歩いてくる2人の男。


俺は直感的にそいつらに駆け寄って、何処で撮影したのか問いただした。


言われた場所に向かうと、ほとけが地面に横たわって、3人の学ランを着た男たちに見下ろされていた。


あの制服…ッ…!


初めて出会った時、ほとけが着ていた制服を着ていたため、俺は瞬時にあいつと同じ学校のやつとわかった。


俺が近づくいても、あいつらは気づかず、くそみたいな話をしていた。


俺は、その内の一人目掛けて殴りかかった。



生徒「……ッッ!!……イッ…!!」


生徒「…!誰だお前ッッ!?」


🦁「……………」


生徒「おいッ…!…こいつなんかヤバイって!薬やってんじゃねぇのかッ?」


生徒「…ッ…逃げるz」


🦁「おい………何逃げようとしてんのや??」


俺をやばいと思ったこいつらは、逃げようとした。


けれど、そんなことはさせない。


腕を思いっきり掴み投げ飛ばす。


生徒「…ッ…!ツッ……てめぇッッ……!!」


生徒「こんなことしてどうなるかわかってんのかッ!?」


生徒「警察呼べばお前は一発アウトだからなッ!」


🦁「あ゛……???」


生徒「ヒッ…!」


🦁「何いってんだお前ら??……これは正当防衛だ」


生徒「…フッ…正当防衛の意味を一回調べ直したらどうだ…?w」


🦁「………言いたいことはそれだけか?」






🦁「……ほとけ…大丈夫か?」


殴り倒した3人をその辺に放置し、俺はほとけに駆け寄った。


💎「………………((ブルブル」


……怖がらせちまったな…。


昔から、怒りが爆発するとこうなってしまうため、俺はよくいろんな奴らに怖がられてきた。


両親は『あんたが正しいと思う生き方をしなさい。誰かに何か言われてもあたしたちが守ってやるから♪』


そう言われたものの、他のやつからしたら怖いだけか。


俺に怖がってしまったほとけを落ち着かせられるとしたら、ないこだろう。


そう思い、俺はないこを呼びに行くことにした。


🦁「………待ってろ……今、ないこを、呼んで…」


そう言いかけた時、ほとけに腕を引っ張られた。


🦁「……ほt」


💎「…カッコいいイイイッッッ!!!✨✨✨」 


🦁「…………………へ?」


💎「アニキかっこよすぎるッ!!なに!?さっきの回し蹴りからのみぞおちわ!?✨」


キラキラした眼差しで見ながら興奮してるほとけに俺は戸惑いを隠せなかった。


🦁「…ほとけ???…俺のこと怖いんじゃ……ないんか??」


💎「…??なんで?…アニキはカッコいいよ!」


🦁「けど、さっき震えて…」


💎「いや、あれは震えるって!✨あんなに凄い技いっぱい見せられたら興奮もするよ!」


🦁「…………じゃあさっき震えてたのは興奮をしとったからなんか……はは笑」


💎「なんでアニキ笑ってるの?」


🦁「いや、なんでもない…♪」


🦁「帰るか♪」


💎「うん!」




翌日、ないこにほとけが見つかった報告を忘れて寝てしまったため、家に息を切らしたないこが来た。


ほとけを見るなり、安堵やら怒りやらでゴチャゴチャになってるないこに俺は怒られた。





 


続く




          ・・・






見てくださりありがとうございました!


これからは💎くんが幸せになっていくお話になると思います!


見てくださりありがとうございました!









この作品はいかがでしたか?

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