静まり返った教室。
俺はこのタイミングを見計らった。
ペニスをクチュ、クチュと扱く。
鈴口に先走り汁が溢れ、手を汚す。
「はぁ……はぁ………っ!」
エロ本の挿絵に興奮し、手の動きを早める。呼吸が荒くなる。
そろそろ、絶頂に達しようとスピードを早め、射精を目指す。
その瞬間―――
「…何してんの?」
「………」
最悪だ。
俺の一番の親友、朝日 奈央に教室でエロ本で自慰行為しているところを見られた―――
「教室にいるかなーって思ったら…こんなことでサボってたなんてな……」
どうやら、3限の体育で俺がいなく、いないなら、一緒にサボろ〜そして、見つかったら押し付けようという魂胆”だった”のだろう。コイツはそういう性格だ。
その結果、この有様になったのだ。
こんな性癖、いつか奈央に打ち明けようと思ってたのに……
頭がさあっと真っ白になる。
まさかこんな形でなんて―――
どうやって言い訳するか、考えを巡らせる。しかし、考えたところでだ。自分の席にフルチンで、更には、机にエロ本、という始末。
どうだろうと、いい訳をしてもすぐに見破られるだろう。
「へ、へえ〜お前、こんな趣味あったんだな……」
固まってる俺を傍らに奈央が官能本を覗く。
官能本のタイトルは…『甘々♡年上お姉さんといちゃらぶ生活♡』というものだ。
羞恥心で顔が真っ赤になる。今すぐにこっから家まで走って帰りたいと、早くこの時間が終われと願う。
「……もういいだろ。早く戻れよ」
羞恥心でしか考えられなくて声が強張る。
お願いだ、今はこっちを見ないでくれ……。
「でも、さ―――」
「お前の、それ…全然収まってないじゃん」
「………………は?」
親友が俺の雄立を指さす。そこには、突然の訪問で萎えていた雄立が再び反り返っていた。
「こんな状況でも、興奮してんの?」「……関係ないだろ」
「そう。……ならさ――」
奈央がイタズラのような笑みを浮かべる。その様子は、何故だかとても楽しそうだった…
「俺が、抜いてあげよっか?」
あとがき
閲覧ありがとうございます。
これが初投稿です。
短いですが、ごめんなさい。
この話はまだまだ、続きます。今回、ただ書きたい所を書きてー!になったので日本語がごっちゃに…
こんなですが、温かく見守ってください!
〔追記〕2024年 12月24日
気にくわないところがあったので、加筆しました。
閲覧した人、ご迷惑おかけしてすみません。
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