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廊下に出るやいなや保育士の手を振りほどき事務室に行ってしまうももか。
趣味でオムツになった訳ではなく、リアルにおもらしをしてしまったのだから恥ずかしくて逃げ出す気持ちもわかる。
勢いよく事務室のドアを開け中に逃げていく。
さっきまでいた数人の保育士たちは誰もいなくなっていて中にいるのはももか1人だけだった。
(オムツ取らなきゃ!)
奥へ駆け込みスカートを脱いでいく。
当てられたばかりのおむつはもちろんキレイなままだったが頭の中はオムツをされたとゆう屈辱感でいっぱいだった。
(やだ…)
近くのガラスに映った姿を見て恥ずかしさと苛立ちをおぼえた。
(奥の方に行ったよね)
保育士の行った方を思い出しながら奥の方に行くと引き出しやケースがあって、着替えなどが入っているように感じられた。
引き出しの上から順番に引き出しを開けていく。
タオルや洋服はあっても肝心のパンツがなく必死で探していた。
(どこにあるの?)
探しているところを見つかる訳にはいかず早くしなきゃと焦ってしまう。
ひとつめの引き出しを開けると、オムツ類が入っていて
(この辺りだ)
と、探す手を早める。
上から開けては閉め、開けては閉めを繰り返し一番下の引き出しを開けたももか。
しかし、そこにあったのは大量の布オムツで探していた布パンツの姿はなかった。
そしてその横の少し大きな引き出しを開けた時、ガラガラと事務室のドアも開き
(なにしてるの?)
怪しんだのか不思議に思ったのか小走りでこちらへ向かってくる。
スカートを脱いでしまっているももかはオムツ丸出しだ。
(着替え?あ、オムツ?おもらししちゃった?)
漏らしてなんていない、がオムツを当てているので何も言い返せず
ももかの隣に立つと、
(おしっこしちゃったらせんせいにいわないとだめでしょ)
優しくも強い口調で言う保育士。
(オムツ着替えさせてください)
小さな声でつぶやく。
と、
(オムツ汚しちゃった?おしっこしちゃったのかな?よく言えました、お着替えしようね)
軽く微笑みながらももかの頭をなでている。
「オムツ着替えさせてください」
とは言ったもののおもらしをした訳ではなく、普通のパンツを履きたくての発言だった。
しかし、オムツ姿でそんなことを言えば、おもらししたと思われるのも仕方のないことなのかもしれない。
(用意するからまっててね)
とさらに奥の棚から紙オムツを取り出す。
(あんなところにあったんだ…)
(でもオムツはいや!)
そんなことを思っていることを知るわけもなく、ももかの足元に今まで履いていたものと同じウルトラスーパージャンボサイズの紙オムツを広げ、更にそこに分厚い紙バットを重ねた。
(ここにゴロンしよっか)
ゴロンと言われてしまい恥ずかしくなる。
立ったままのももかの身体を強引に寝かしつけ紙オムツを外していく。
オムツはしたくない、でも仰向けに寝かされた横には新しいオムツが待っている。
(おしっこしてないんだし普通のパンツ履かせてもらえないかな)
そんなことを思いながら、オムツを外されていく。
オムツの前当てを外され終わると
(あら)
と、言う保育士の声に
(だから漏らしてないんだって)
と思うももか。
がしかし、続けて出た言葉は
(あんまり濡れてないけど全部出てない?)
(これだったらバッドだけでいいかも…)
(紙オムツのサイズ合ってないし布オムツで調整しなきゃ)
それと同時に先ほどの引き出しから布オムツを数枚取り出して再びももかのおしりの下に布オムツを敷いていく。
初めは3枚の布オムツが敷かれそれでも少なそうなので更に3枚…もう2枚…もう……
モコモコに膨れ上がったオムツ。
(こんな感じかしら)
(サイズの合わないオムツは横漏れの原因になっちゃうからね)
そして前当て、テープを留める。
粘着力が弱くなっていたことに気づいた保育士は
(オムツカバー新しいのしようね、園児の可愛いのあるから)
ももかを残しいつもの引き出しから少し大きめのオムツカバーを持ってきて
(これ可愛いでしょ)
それはクリーム色がベースでアニメキャラが大きくプリントされているものだった。
それを見て急に恥ずかしくなって当てさせまいと抵抗するももか。
(こら、いい子にしなさい!)
怒られてしまい抵抗することを止める。
そしてそのオムツカバーを当てられてしまった。
そのおむつカバーはデザインだけでなく機能性も兼ね備えており、他のオムツカバーよりは分厚さはあったか、子供でも動きやすいように設計されていた。
オムツカバーはアニメキャラが隠れないように内羽式になっていてももかの羞恥心を大きくしていた。
(おズボン履けないよね、このスカート履いてたの?)
そう言うと仰向けのままスカートを履かせようとした。
が、モコモコに膨らんだオムツが邪魔をして腰まで上げることが出来なくなっていて
(違うの持ってくるね)
直ぐに戻ってきた保育士は
(ゴムのやつがこれしかなかったのよ、許してね)
と、今度はももかの身体を立たせるとスカートを履かせていった。
(大丈夫かなー?)
と心配そうに裾を見つめていたがももかの視点からはわからなかった。
履かされたスカートはサイズが小さく、小柄で幼児体型の身体にはウエストがピッタリだったものの裾が短くオムツカバーが隠れなくなってしまっていた。