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部屋は既に家具も揃っていて二人で住むのにぴったりな間取りだった。
ダイニングテーブルには雄太が用意してくれた焼きそばとお惣菜が並んでいる。
「夕飯って言っても料理ほとんど出来ないから焼きそばと買ってきた惣菜だけど」
「充分だよ！ありがとーこの焼きそば好き」
帰ったら雄太がいて一緒にご飯食べられて嬉しいなぁ。
一ヵ月とは言わずにずっとこの生活だったらいいのに……
もし雄太と結婚したら毎日一緒にいられるんだよね。
雄太って結婚の事どう考えてるんだろう？
私達にはまだ早いのかな？
お兄ちゃんはさっさと結婚しちゃったけど、男の人って結婚考えるの遅いって聞いた事あるしまだ先だろうな。
私は小さい頃から雄太のお嫁さんになりたいと言っていた気持ちは今も変わっていなかった。
「実由？」
「え！？」
「ボーっとしてたから……どうかした？」
「ううん！＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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