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間に合った
間に合ったんだ
やっぱり、ここにいた。
怖かったんだ、君にまた会うのが。
苦しくて、苦しくて、堪らなかったんだ。
何故か、泣いてしまうと思ったんだ。
だけど、
ここに来たってことは
少しだけ、望んで、いいってことだよね。
羽をたたむ。
嫌な音で軋む。
君は唖然として僕を見つめてきた。
「死にたいの?」
って。訴えかけてきた、あの時の目と似てる。
ふふ、もう、懐かしいね。
彼女のかおは、今までに見たことないくらい、ぐちゃぐちゃで、歪んでいて、それで
とっても、人間臭かった。
それが、それが僕にとって、どれだけ嬉しかったか!
きっと君は、分からないよね。