テラーノベル
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いつも通りの朝。いつも通りの天井。
いつも通り、全部いつも通りだと思っていた。
梓)母さん、おはよう
梓の母)梓おはよう。ご飯出来てるから食べて、弁当も用意してるから忘れないようにね
梓)うん、ありがとう。行ってきます
今日は家を出るのが少し早かった。学校に
着くまで歩いて行く。
薫)梓、おはよう。今日ちょっと早いんだな
梓)おはよ、薫。別に家出るの早かっただけ
薫)相変わらず、冷たいな
梓)っるせ
学校に着くと何故かクラスが騒がしかった。
梓)なんか騒がしいな
薫)そうだな、まぁいつか分かるだろ
梓)お前本当そういうの興味ないよな
薫)実際興味ないし
梓)まぁいいけど。んじゃ俺自分の席
戻っから
薫)ん
ホームルームが始まり。先生が口を開く。
先生)皆さん知っているとは思いますが、
転校生がうちのクラスに来ました。
じゃあ入って。
教室の扉が開き、みんなが扉に注目する。
その転校生は周りの目を引くような容姿で、一瞬にして皆が転校生に目を奪われていた。
先生)東風莉愛さんです
莉愛)東風莉愛です。よろしくお願いします
先生)じゃあ東風さんは月白くんの隣の席ね
梓)俺が月白。だからここな
莉愛)ありがとう!よろしくね
梓)おう。よろしくな
昼休憩になった。
莉愛)ねぇ月白くん
梓)梓でいいよ
莉愛)じゃあ梓くん
梓)で、どうかした?
莉愛)お昼一緒に食べていいかな?
梓)いいよ
莉愛)ありがとう、優しいね
梓)そう?まぁありがとな
莉愛)ねぇ梓くん、好きな人いるでしょ
梓)はぁ!?そんなわけないだろ!
莉愛)図星だ〜
梓)…なんで分かったんだよ
莉愛)そういう目してたから
梓)そういう目、ねぇ。そういうお前は?
莉愛)私?私はいないかな〜
梓)あっそ
莉愛)で?誰が好きなの?
梓)教えるわけないだろ!
莉愛)え〜、ケチだな〜
薫)何話してんだろ
二人が話しているのを見ている。
コメント
1件
梓くんと莉愛ちゃんの距離の縮め方、すごく自然で好きです。昼休みに「好きな人いるでしょ」って図星つく莉愛ちゃんの観察眼と、動揺しながらも全然教えない梓くんのやり取りに、読んでるこっちがニヤニヤしちゃいました。それを見つめる薫くんの存在も気になる…。これからどうなるんだろう、続きが気になります!