わんく
・いちさき含みます
・エロシーン、🔞含むかもしれない
・2人は同棲しています
・年齢は高校生のまんまだよ!
それでも大丈夫な人はレッツゴーだぜ
アタシ、天馬咲希はいっちゃんの彼女です!
……でもね、、、最近いっちゃんが構ってくれないんだ!!
確かに最近忙しいけど…構って欲しい!
咲希「ねぇいっちゃん!」
一歌「…… 」
咲希「…いっちゃん!いっちゃんってば!」
一歌「わぁ!?…どうしたの?咲希」
咲希「むぅ~今アタシ、呼んでたよ!」
一歌「えっ!?ご、ごめん…気付かなかった、、次からは気を付けるよ」
もう、いつもそればっかり……。
まぁ曲作りが大変なのはそうなんだけど!
…どうにかいっちゃんの気を引ける方法はないのかな~……、、、
咲希「ん~調べてみよ」
【恋人 構ってくれない 気を引く方法】🔍⸒⸒
カチカチッ
……成程?色んな方法があるんだなぁ~
…ん?『嫉妬作戦』?
何だろこれ…見てみよ
カチカチッ
『嫉妬作戦とは簡単に言うと恋人を嫉妬させ、気を引く方法です』
ほぇ~……あ、これいいかも!
いっちゃん、嫉妬したらどんな感じになるんだろ~楽しみだな!
……でも、どういう方法で嫉妬させよう…、
ん~……、、、
咲希「いいのがないなぁ…」
カチカチッ……カタカタ
…あ!これ、、いいかも!
そうとなったらスグに作戦開始!
まずはスマホでアタシの自撮りを撮って…
カシャッ
背景を合成して旅行してる風にして!
スッスッ……
ネットから拾ってきたイケてる男の人とハート作ってる感じに編集して~
スッスッ…スッスッ
出来た~!我ながら完璧!!
これならいっちゃんも騙される筈!
よし、これで写真アプリを開いて、この画像を開きっぱなしで机に置いておいたら……!
咲希「ふっふっふ~これは完璧!」
絶対作戦成功するよね!
…後は彼氏(架空)とメールしてる風にネットから拾ってきた画像を写真フォルダの中に入れて…!
よし!これで完璧~✨
一歌「咲希、お風呂入っていいよ」
咲希「あっ、分かった~!」
よし、作戦開始!
咲希「あ、でもちょっと待って」
一歌「うん?分かった」
スッスッ
咲希「……フフッ、 」
一歌「…?」
こうやってスマホでメールしてる感を演出しながら『フフッ』とか笑ったりにやけたりする!
そうして”浮気”してる風に見せかければいっちゃんだって騙される筈~!
咲希「……よし!入ってくるね!」
一歌「うん、分かった 」
よし、それでスマホで写真アプリを開いて…
彼氏(架空)との写真を開きっぱなしにしてお風呂入ってこよう!
……まぁいっちゃんが見てくれるか分かんないけど…やらないよりは、ね!
タッタッタッ
一歌「……。 」
~ 一歌side ~
何やら咲希がさっきスマホを熱心に操作してたけど…何か怪しい。
気になった私は咲希がお風呂に入ったのを見計らってスマホの中を見てみる事にした。
こういうのは良くないって分かってるけど…
でも、、、今回ばかりは仕方ない…よね?
スマホの電源スイッチを押し、共有しているパスワードを入力する。
そして画面が開かれるとそこには ー
見知らぬ男と咲希がハートを作っている写真があった。
一歌「えっ?」
思わず情けない声が出てしまう。
嫌…え?この男の人……誰?
いやそりゃあ友達、とかいうのも考えられるけど……普通ハートなんてつくる?
…兎に角これはたまたまかもしれない。
他の画像を見てみよう
そういって画面を横にスクロールする。
スッ……
それは…甘すぎて吐きそうになる位ラブラブなメールのスクショだった。
一歌「えっ、」
メールの相手の名前は『彼ピ♡』となっていて内容はこうだ。
咲希『ねぇ彼ピ~♡』
彼ピ『なに?咲希ちゃん♡ 』
咲希『今週会える~?♡』
咲希『会って一緒に……したいな♡』
彼ピ『うん、会えるよ♡
うん……しよーね♡』
ガシャン!!
私は思わず咲希のスマホを投げてしまう。
一歌「……咲希、、?」
怒りが段々込み上げてくる。
その時、風呂のドアがガチャリ…と開く音がした。咲希が出てきたんだ。
そう思うと私は咲希のスマホを拾い、脱衣所に向かった。
※咲希のスマホは無事でした。
~ 咲希side ~
いっちゃん、どんな反応してるのかな~?
カメラでも仕込んどけば良かったかな……。
……さ、お風呂出よーっと!
楽しみだなぁ!
ガチャリ……
風呂のドアをゆっくり開ける。
そしてバスタオル姿のアタシは脱衣所に足を踏み入れた。
ー その時
バァン!!
と勢いよく脱衣所の扉が開かれた。
アタシはビックリして跳ね上がる。
咲希「うわぁ!?」
ゆっくり目を開くとそこには…アタシのスマホを握りしめたいっちゃんがいた。
いっちゃんを見た途端、アタシはニヤニヤしながらこう言った。
咲希「いっちゃ~ん?どしたの? 」
ニコニコニヤニヤしながら言うアタシを冷たい目で見つめるいっちゃん……アレ、もしかして大分怒ってる?
少し怖くなりながらいっちゃんを見上げる。
いっちゃんは今まで見た事ないぐらい冷たい目をしており、怒りの表情が見て分かる。
……アレ、何かヤバい雰囲気かも。
咲希「……い、いっちゃん?どしたの…」
思わず声も震えてしまう。
ー その瞬間、いっちゃんが口を開いた。
一歌「咲希……コレ、なぁに?」
ねっとりゆっくり重い声で話すいっちゃんにアタシはビビりながらもスマホを見る。
そこにはさっき仕込んだ画像が2つ並んでいた。
……演技の時間だ!
咲希「えっ、、!い、いっちゃん何でそれを…」
一歌「ねぇ、これ何?誰?このメール何?」
咲希「えっ…と……、」
もう少し演技をしたらネタバラシをしよう。
内心ニヤニヤドキドキしながらも演技を続ける。
咲希「えっと、それ、、は、ち、ち、違くて…」
一歌「違うも何もないよね!?浮気…してるの?!」
咲希「ッ……!」
いっちゃんが聞いたことない位に大きい声で怒鳴るから…思わず怯んでしまう。
…いや大丈夫だ、演技をもう少し続けよう。
咲希「えっとね?いっちゃん、それ…あの、えっと……」
一歌「ねぇ咲希、正直に答えてよ…浮気、してるんだよね?」
咲希「ッ………そんな、ことないよ…?」
一歌「じゃあコレは何?この写真なんか私と居る時以上に嬉しそうでニコニコしながらハート作ってるじゃん…これはどう見ても付き合ってるよね?この男の人と。」
いっちゃんはビックリするぐらい淡々と冷たい…低い声で言う。
……いや、アタシも負けない!
咲希「違うの!それは、……」
一歌「じゃあこれは何?メールしてる所をスクショしちゃったみたいだけどさ、相手の名前は『彼ピ♡』だしメールの内容もどう見てもカップルだよね?……ねぇ、」
咲希「ッ……」
咲希「ご、ごめんいっちゃん…その、えと……」
一歌「何で浮気したのかは分からないけど……咲希には……」
一歌「失望したよ」
咲希「ッ……!」
その重くて低くて…冷たい声、言葉が……
アタシの胸に突き刺さる。
……苦しい、
…もう、ネタばらししよう。
咲希「ねぇ、いっちゃん…」
一歌「何?言い訳ならもう…いいよ、」
咲希「違くて……その、えと…」
咲希「これ、ドッキリ何だ……」
一歌「…………え?」
いっちゃんはキョトンとしながらアタシを見つめる。
咲希「メールの履歴とか全部見てみて…?
そんな人との会話、何処にもないから」
そういうといっちゃんはメールの履歴を見始めた。
真剣に、隅々まで見て……
…口を開いた。
一歌「……本当だ、これ、よく見たら背景何かおかしいし……履歴、無い…」
いっちゃんはやっとの思いで声を出す。
……何か罪悪感が。。。
咲希「……。」
一歌「……。」
……思い沈黙が流れる。
気まずい……。
とその時。
スタスタ
いっちゃんがこっちに向かって歩いてきた。
そして ー
ドンッ
一歌「ふーん?咲希、何でこんな事した訳?」
咲希「へっ、いっ、い、いっちゃん…!?///」
いっちゃんはアタシに壁ドンをした。
そして更に顎クイまで…。
咲希「いっ、えっ、ぁ///」
一歌「咲希が正直に言ってくれる迄壁ドン、辞めないよ?」
意地悪っぽく、悪戯っぽく嘲笑いながらいっちゃんは言う。
咲希「えっ……と///」
咲希「…最近いっちゃんが構ってくれないから嫉妬作戦をやろうと…思って……///」
アタシは恥ずかしながら正直に話した。
一歌「……成程ね?なら正直に言ってくれればいいのに。 」
咲希「うぅ、だって…………ごめんね?」
一歌「…別にいいよ、終わった事だし」
一歌「でも……その分、お返ししてね?」
咲希「…!う、うん!勿論!”何でもやりますっ!”」
一歌「……ふーん?w 」
咲希「?」
いっちゃんがフフッと笑うと悪戯っぽく言う。
一歌「……じゃあさ、襲っていい?」
咲希「うん!……へ?えっ!?!?///」
思わず”うん”と言ってしまう。
一歌「だって咲希ほとんど裸だもんね、それぐらいいいよね?ニヤ」
咲希「~~~!///」
これ、大分いっちゃん怒ってる……。
アタシの腰終わった…。
咲希「えっと、さ?話せば分かるよ!話せば分かる ー」
一歌「はい、寝室行こうね、咲希♡」
一歌「咲希のお望み通り沢山…構ってあげるからね♡」
咲希「(´;ω;`)」
いっちゃんにお姫様抱っこされてアタシは寝室に連れていかれた……。
終わり
皆様最後まで読んでくださりありがとうございます!
またまた新たな作品連載開始なので何卒よろしくお願いします🙇♀️
そしてリクエスト受付中です!
例:いちさきで嫉妬作戦 お願いします!
等でお願いします!
それでは、またね(´▽`)ノ
コメント
16件
類寧々の嫉妬作戦見たいです
まふかなの嫉妬作戦見たいです… 奏ちゃんが実行側でお願いします!
瑞冬か寧々冬ください!内容とかはおまかせいいですか…?