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『 似て いる な 』
オレ の 名前 は ×国 第一騎士団 団長 を やって
居た 東雲 彰人 。
過去形 なのは ある 理由 から 、
オレ は 昔 敵軍 に 一人 誘拐 されて 、
そん時 に 右足 を 切られた 。
逃げられないように だとさ 。
酷い 話 だ 本当 に 。
その後 、 助けて くれた 仲間 の お陰 で
帰る こと が 出来たが 、 もう オレ は
剣 を 振る こと が 出来な かった 。
そりゃ そうだよな 。
右足 が 無い ん だから 、
そして オレ は 愛人 、 恋人 だった 冬弥 って
人物 に 何も 言わず に 騎士団 を 、 騎士 を
辞めて 国 を 出た 。
冬弥 は 目が 見えない 、 だから オレ みたい
な やつ より 健康体 の やつ と 幸せ に なった
方 が 良い に 決まってる 。
あと 、 心配 を かけたく ねぇ から さ 。
… 嘘 だな 。
かけたく ねぇ ん じゃねぇ 、
彼奴 の 顔 を 素直 に 見れなかった 、
申し訳 ない 気持ち で いっぱい で 、
オレ は ” 汚い ” 存在 に なっち まった
からよ 、
そして オレ は その後 隣町 で
花屋 を 開いた 。
よく 綺麗な 花 だね 。 なんて 近所 の
人 に 褒めて 貰った 。 けど 、
何だか 違った 。 そしたら ある日 聞き覚え
の 有る 声 が した 。
青柳
『 良い 香り だ 、 』
嗚呼 、 彼奴 だ 。
冬弥 だ 。
何で こんな 所 に 、
まぁ 、 良い 、 彼奴 は 目が 見えない
バレない だろう 。 だから 接客 を 。
東雲弟
『 その花 が どうしました ? 』
青柳
『 っ … 、 聞こえて 居ましたか 、 』
『 いや 、 いい 香り だな と 思って 』
『 … 、 香り も 良い 上に 見た目 も 大変
綺麗 な 様 だな 』
東雲弟
『 … … 目が 見える ん ですか 、 』
青柳
『 普通 は そうだろう ? 』
『 まぁ 、 俺 は 今 まで 見えて
居なかった がな 、 』
東雲弟
『 そうですか 、 』
青柳
『 … にしても 、 貴方 と 話して 居る
と 恋人 を 思い 出す 、 』
東雲弟
『 っ 、 恋人 、 ですか ? 』
嗚呼 、 やばい バレる 。
きっと 冬弥 は 怒ってる 、 置いて った オレ に 、
青柳
『 いや 、 声 が とても 、 凄く 、 』
『 似て いる な 、 と 』
『 まぁ 、 顔 は 恋人 の 顔 すら 知らな
かった ので 、 分かりません が 、 』
東雲弟
『 そう 、 ですか 、 』
『 騎士様 との 恋人 に 似ている なんて
光栄 で 御座い ます 、 』
バレなかった 、 でも 時間 の 問題 そう だな 、
久し振り なのに 、 短く すみません 、
次回 は もう少し 長く 心がけます 。
この 話 は 、 人気 が 有れば 続き を 作る
かも です ね 。