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敦「それで…話って何です?」
今は居酒屋に居る
国木田はビールを飲み、敦は未成年なのでジュースを飲んでいる
国「お前は唐変木をどう思っている?」
敦「太宰さんの事ですか…仕事は押し付けるし、勝手に何処か行くし、ツケは払わされるし、気づいたら自殺しているし…大変な人です」
国「敦も思っているか。あいつは時間通りに来なすぎて、もうクビで良いと思うんだ…」
敦の表情が少し変化する
敦「でも…太宰さんは僕を救ってくれました」
”空腹かい?少年”
”私の名は太宰、太宰治だ”
”今日から君は武装探偵社の一員だ”
敦「…あんな性格でも、根は良い人なんです。」
敦の表情が_
敦「今度は、僕が助ける番です」
決心した表情になる
国「…嗚呼。その通りだ」
グビッと飲み干して
国「明日は頑張るぞ」
敦「‥!はい!!」
バタン…
自分の家に帰ってきた
鏡「遅かった…」
敦「御免…国木田さんと少し話をしていたんだ」
彼女は夜ご飯を食べる気満々で待っている
敦「ご飯を食べようか」
鏡「今日も豆腐尽くし…」
確かに、
見るからに豆腐ばかりだ。
敦「きょ、今日も豆腐が沢山だね…」
鏡「明日の為」
その言葉に手が止まる
鏡「あの人を取り返す為…あの人は探偵社にとって大事な人」
”私の名は太宰、太宰治だ”
そうだ_
グッと拳を握り締める
敦「‥そうだね!」
”今度は僕が、助ける番だ”
国「皆、集まったか?」
与「乱歩さんだけ居ないけど…」
ガチャ
乱「御免、遅れた」
探偵社の扉から入ってくる
国「大丈夫です。では作戦を説明する」
「鏡花曰くバレないで内部に入る方法があると云うので其処は心配しなくて良い」
「ポートマフィアに入った後は谷崎の細雪で隠す。ポートマフィア首領室に敦と俺で突入だ」
皆が頷く
国「では、作戦開始だ」
ポートマフィア本部ビル前まで行く
鏡「此方。」
ある一つの細い道に入ってくる
鏡「此処」
何処からか現れた取手を持ち上げると_
ギィィ…
ある通路が出てきた
国「信じられん…本当にあるとは」
鏡「ポートマフィアも緊急用に用意してある」
其処を降りてく
敦「…」
まだ胸がドクドク云っている
怖い。
これからポートマフィアに入ると云う事が。
カンッ
敦「!!」
鏡「此処から上へ行く」
鏡花ちゃんが階段を歩く音
駄目だな…
今日はすごい虎の聴覚が聞いてしまっている
他にも、嗅覚とか、視力とか。
ギィ…
鏡「…居ない。出てきて良い」
あるポートマフィア廊下に出た
谷「監視カメラとかは…」
鏡「此処は大丈夫だけど、そっちの通路行くと見える」
そう云いながら向こうを指す
鏡「ちなみにあっちがポートマフィア首領室」
彼処に太宰さんが…
その時_
敦「…誰か来る」
国「何!?谷崎、細雪で隠せ」
谷「わかりました」
「異能力_細雪」
すると向こうから来たのは_
国(あれは_太宰!?此処ではまずい…)
与(此処で太宰だと、異能力無効化されちまう…)
乱(いや…)
”これで良いんだ”
ザッ
皆「!?」
乱「太宰」
太「…乱歩さん」
少し驚いているようだが、すぐに戻る
太「貴方ですね?私が探偵社に戻るように仕組んだのは」
乱「まぁ…そうか」
「太宰、単刀直入に云う。」
”探偵社に戻れ”
何か何気にハートが1000を超えましたね…あざます!