第1話「むかしばなし」
むかしむかし、ある所に妖怪として生まれた女の子がいました。
種族は僕でもよくわかんないけど…とにかく!魔法が使える妖怪って母が言っていた!
魔法とかには興味がなくて、いつも自分がしたいことをやっていた。
その女の子の名前は「ロムール・ルミル」。母は優しく、父は居なかった。
平凡に暮らして居た。だけど、とても自分が幸運に感じていた。
住んでいた森には看板に「いってはいけないばしょ」、と誰にでも読めるように書かれていた所があった。
ロムールは、みんながお宝をここに隠しているんじゃないか。とか、意味の分からない妄想を抱き、
ソコに入ってしまった。
そこに入り、歩いていくと森を抜けてしまった。目の前には見たことない奴ら、そして家?らしきもの。
何もかもが初めて見たもので、凄く、ワクワクした。
もうひとつ、母にお土産を持っていけば怒られないんじゃないか。そう思い、中に入る。
入ると、ある男の人が話しかけてくれた。
「お嬢ちゃん、ここでは見ない顔だけど、なにを買いに来たんだい?」
僕は、
「あそこの森から来たんだよ。」と言った。
その男の人は大声をだし始めた。
「妖怪がきたぞー!!!!」「妖怪の子供がここにいるー!!!!」
やっと大声が止んだと思ったら男の人にすごい力で掴まれ腰らへんから剣を出した。
ロムールの首に近づけた。
暴れることしか出来なかった。
ほかの人たちは私を見て逃げて家に入り、何かブツブツと聞こえ始めた。
耳を澄ます余裕なんてないロムールは聞き取れなかった。
僕は床に叩きつけられ、殴られ始めた。顔を右、左、右、左、と。
痛い、痛い、痛い、ロムールは泣いた。
状況がよく把握出来なかった。
心は「なんで?」でいっぱいだった。
そこで、その男の動きは止まった。
「体が動かない。」と言っていた。
「え?」思ったうちに僕の母がいた。
母は泣いていた。ずっと母は「ごめんなさい。ごめんなさい。」とブツブツ言っていた。
後ろにはもう1人の男。そっと歩いてくる。剣をかまえて。
僕は恐怖で喋れなかった。泣くことしか出来なかった。
その時、「後ろ」と言えば助かったのか。そんなの今では分からない。いや、助かったであろう。
母はその男に殺された。背中を斬られ、最後に心臓を刺した。
よく分からない。困惑した。
その男はこっちを向いた。怖かった。
けど、よく分かった。
僕、殺される。
そう思った瞬間に、男が倒れた。
血がたくさんでている。
ロムールには「?」という感情が頭の中に出てきた。
顔を見る勇気も出ない。
とりあいず謝る?いや、助けて貰ったから感謝の気持ちを?考えても涙は止まらない。
どうすればいい?助けて。
もうやだ。分からない。死にたくなってきた。
僕の性でお母さんは死んだ。僕に生きる意味は無いのだろうか?
いやないんだ。ないからみんな逃げてったんだ。
そこある血まみれの剣を拾おうとした瞬間、その男は話しかけてきた。
?)お嬢さん。立てる?
頷くことしか出来なかった。たとうと思ったけど足が動かない。力が出なかった。
ぐっと足に力を入れたら、力尽きたのかそこでロムールは倒れた…..
え、話が長い??しょうがないじゃろ!!僕にとっては凄く重要な経験だったんだ!!
ゆっくり聞いてるんじゃな!!….え、もう終わり!?わわわ、分かった!!次はもっと短く話すから!!
次も聞くんじゃ!分かったな?いや分かるんじゃ!次も聞くんじゃぞ!!!
えー、すっごく長いお話を読んでもらい、いや聞いてもらい!ありがとうございました….
次はもっと短めに話してもらうので、良かったら見てください!!
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