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BL作品 nmmn 緑×黄 死ネタ

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sideみこと


もう俺はダメかもしれない…





すちくんと付き合ってから1ヶ月経ったある日から徐々にすちくんは俺の事を忘れていった


最初は忘れてるだけかなって思ってた

でも他のメンバーのことはちゃんと覚えとるのに俺のことだけは全然覚えてへんかった




ついに2ヶ月経った頃には俺の名前すら言えなくなっていった

不安で原因を確かめたくて、メンバーに病院に連れていってもらった







LAN「みこと、すちさ忘愛症候群らしい」


みこと「忘愛症候群…?」


初め言われてもピンとこんくて、初めて聞いた病名やった



LAN「先生の説明によると両思いの恋人のどちらかが稀になると言われていて、薬などでは治らない病気。たった一つ治す方法があるけど、それはあまりオオスメされていない」


みこと「そのたった一つの方法って?」


LAN「愛する人の死」


愛する人、つまり俺が死ねばすちくんの記憶は戻るってこと?


みこと「ねえ、らんらん。俺耐えれそうにないんやけど…」



最初のうちはもしかしてって思っててもきっと心に限界がきてしまう

俺やって生きたいけど、忘れられたまますちくんと過ごすなんて無理だよ


LAN「みこと、絶対に死ぬなんてことは考えるなよ。何かあるならなんでも俺らに言え。すちの記憶も大事だけど、記憶より命の方が大事だろ?」


LAN「間違えるなよ」



そう言ってらんらんは帰って行った

俺とすちくんだけになった


前までは楽しかったこの家での生活も今では苦しいばかり



すち「あの、みことくん。忘れないようにメモして覚えるからみことくんのこと教えて?」


みこと“くん”かあ。


もう前みたいには呼んでもらえないのかな



みこと「いいよ。俺はみこと。すちくんは俺のことみこと“ちゃん”って呼んでたよ。この家は二人で住んでるんだ…」


すち「そっかあ。俺とみこと、ちゃんはどんな関係だったの?」


みこと「ッ……俺とすちくんは、シクフォニの中で特別仲が良くて…それで、…ごめんッ」


涙が溢れてきて止まらなかった

言いたかった。

俺とすちくんは恋人同士で、二人でこの家で暮らしてて毎日幸せな日々を過ごしてたんだよって…


すち「ごめんね。俺のせいだよね」


みこと「違う、違うよ!」


誰も悪くない。

俺もすちくんも誰も悪くないんだ















みこと「ごめんね、落ち着いた。二人で決めてたルールがあるからその話をするね」



幸先が不安すぎるけど、俺さえ頑張ればいいんやから。大丈夫。すちくんのために…


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