TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

⚠注意事項⚠

BL作品 nmmn 緑×黄 死ネタ

閲覧は自己責任でお願い致します。





















すちside




ある時からみことちゃんに関することの記憶が覚えれなくて徐々に忘れていった



初めはただのド忘れだと思ってたし周りのみんなもそう思ってただろう



だけど月日が流れてく中で遂にみことちゃんのことがわからなくなった


らんらん、いるまちゃん、暇ちゃん、こさめちゃんはわかるんだ

シクフォニも俺含めて5人だと思ってて、どうして彼がいるのかもわからなかった




あるときメンバーでご飯に行こうって話をしててそれが遂に実現した日

話をしてた日まではみことちゃんのことを覚えてたのに。

ご飯行く当日には彼のことを忘れてしまった










集合場所に着くなり


すち「……ねえ、この子誰?」



俺は禁忌の蓋を開けるかのようにそう言葉を零した


俺の言葉を聞いてみんなは目を丸くして

体調が悪いだのドッキリだの色々と言ってきた

徐々に俺が本気で言ってることがわかると今度は青ざめた顔をした


百面相してるみんなの顔はおもしろかったけどそれどころじゃないんだろうなって何となく他人事のように思ってた







急遽ご飯は行くのをやめて俺を病院に連れて行くことになった


流石に全員では行けないからと、らんらんが連れて行ってくれるらしい



タクシーの中で俺はぼーっと外を眺めてた






タクシーに乗る前に

みこと「すちくん、本当に俺のことわからないんや…なんでなん。」


そう零したみことさん

俺はその言葉に返事はしなかった



俺だってわからない

でも撮った写真もグループの集合絵も全部みことさんを含めた6人だから、きっとシクフォニはこの6人なんだろうなって思ってる…





























検査結果は『忘愛症候群』



説明されてもあまりよくわからなかった

ただわかったことは俺とみことさんは恋人同士であったこと


俺はどうやら世界で一番忘れてはならない人の愛する人の記憶をなくしてしまったようだ





らん「すち、あまり気にすんなよ」


すち「……うん」


らん「それと辛いからって死のうともするなよ」


すち「わかってる…」










帰りのタクシーの中でも考えてた


俺はこれからみことくんのことをわからないまま生きていかなきゃいけない

みことくんも辛い思いをする



せめて、忘れないようにメモして覚えよう

何度忘れてもそのメモを見て思い出せるように

声が聞こえる方へ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,281

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚