らっだぁ)それにしても奥暗〜
金豚きょー)殺りながら言うなや
らっだぁ)返り血浴びてる人に言われたくなー
い
金豚きょー)誰のせいやと思ってるねん(怒)
らっだぁ)でもきょーさんお得意の銃で打って
るじゃん
金豚きょー)それはいいんや
らっだぁ)なんでやねん()
金豚きょー)それよりはよ終わらすで
らっだぁ)へいへい
壁に付いているランプがくらい廊下を照らす
そして1番奥の部屋の前に立つ
らっだぁ)ここに居る偉いヤツ殺ればいいん
だっけ?
金豚きょー)せや
らっだぁ)楽勝じゃーん♪
金豚きょー)(勝ち確って思ってるお前が怖い
わ)
金豚きょー)あんま油断すんなよ?
らっだぁ)わーってるって
所々錆の付いた鉄の扉を開くと檻の影が足元にのる
そして今日檻の中に居たのは1人の”子供”
身長的に13はいっているだろうか
檻の中にある外の景色が映り込んでいる窓に目を移していた
長い髪が風に乗り、滑らかに踊りだす
らっだぁ)…子供?
金豚きょー)そんな情報は貰って無いけどなぁ
声で気付いたのかこちらに視線を向ける
???)…
月日に照らされ瞳が宝石のように光る
イエローサファイアの様な瞳には2人が映り込んでいる
らっだぁ)…この子…どうする?
どうするかと悩んでいるとばどが牢の鍵を開けた
金豚きょー)ま、それは後で考えればぇ…
言葉の続きを切り裂くように彼の頬に傷が出来る
金豚きょー)…は?
牢の中を見るとさっきまでいた子供が居なくなっていた
らっだぁ)ばど!さっきの子供が居ない!
金豚きょー)チッまだこの部屋にいるはずや入
口の扉は念の為に鍵がかかっとる!
らっだぁ)ナイスばど!
でも微かに影、風を感じる
らっだぁ)(いや…確かに普通は見えないでも)
らっだぁ)(見えるぜぇ…!俺を舐めてもらっ
ちゃ困るなぁ!!)
暗く、くすんでいた瞳が光り輝き出す
目を見開き動きを追い掛ける
らっだぁ)ばど!次、左足!!
金豚きょー)やっと来たかよ”BOSS”
金豚きょー)オケー!!
らっだぁ)俺が合図したら掴め!
金豚きょー)YesBOSS !
時が来るまで指示をだし相手からの攻撃を避ける
らっだぁ)……今!!
攻撃を華麗に避けまるで一体化したかのようにタイミングが合い今まで見えなかった姿が見えた
金豚きょー)やーっと捕まえたで〜ガキ
金豚きょー)とりあえずお前さんには眠っとい
てもらうわ
もう片方の手で首に目掛け手刀を喰らわす
???)(ガクッ
操り人形の糸がちぎれ崩れ落ちるように倒れる
一頻りするとさっきまで光っていた目もいつの間にか戻っている
金豚きょー)で、此奴どうするんや?らだ
らっだぁ)そうだねとりあえず…連れ帰るか!
金豚きょー)…は?何言うとんねん冗談はよ
しぃや
らっだだ)冗談じゃないけどなにか?
金豚きょー)あんなぁー…
文句を言いながらも気絶している子供を背負い歩き出す
_____________________
何時間後
ここのエライ人を探し初めてから随分と時間がたった
どうやら先程入った情報によるとどうやら隠れるための部屋があるらしくそこにいる可能性が高いとの事だった
らっだぁ)ぜんっぜん見つからないじゃーん!!
らっだぁ)疲れたよー(泣)
金豚きょー)お前は特に何もしてないやろ、、
(怒)
金豚きょー)こちとら子供背負っとんじゃ、、
(怒)
らっだぁ)あら大変だこと☆
金豚きょー)よし帰ったらレウに言って夕飯抜
きにして貰えるよう言っとくわ
らっだぁ)申し訳ございませんでした,,,
金豚きょー)よろしい
何気ない雑談をしているとさっきまできょーさんの背中の中で眠っていた子供が目を覚ました
???)…
表情を一切変えずに辺りを見渡し始める
らっだぁ)あ、起きた
金豚きょー)おいおい!また襲ってこんよ
なぁ?!
らっだぁ)さぁ知らなーい☆
でもこちらに危害を加える様子には見えなかった
らっだぁ)…もういっその事この子に聞いてみ
る?
金豚きょー)は…?あーでも、もうそんくらしか
ないか、、
らっだぁ)そうそう♪
歩いていた足を止めその場にしゃがみこみ背中にいる子を下ろす
???)…
金豚きょー)あーお前さんに頼みたい事がるん
やけど、ええか?
???)…
金豚きょー)ここの偉い人を探しているんやけ
ど、いる場所とか…しらん?
???)…【歩き出す
金豚きょー)あっちょいまちぃ!!
コメント
2件
うわ…!好き!