テラーノベル
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7月29日
部活に行った。
昨日休んでいたM.O.に楽譜を渡す。T.U.先輩に
「2人で分けて」
と言って渡されていたので、『情熱大陸』の楽譜を見ながら誰がどれをするか決めようと思ったら…1小節に4種類も楽器が書いてあった。「流石に2人では無理じゃね?」と思いつつ、知らない楽器ばっかだったからとりあえずT.U.先輩に聞いた(このとき迷わず先輩に聞く選択をできたのは、私の成長の証)。CabazaとClavesを指して質問したつもりが、先輩にはClavesとCongaに見えたらしい。クラベスとコンガを出してきてくれた(M.O.はコンガ分かってなかったらしいし、思ってた叩き方と違ったから結果的には良い勘違いだった)。私はクラベスをやることになった。クラベスを選んだ理由は、T.U.先輩がS.N.先輩にコンガをやらせたそうだったから、ということにしとく(本当は1番簡単そうだったからです、決してサボりたいとかではないんです、すいません)。
楽器が決まって、練習を始めた。8月1日に『インフェルノ、私は最強、ダンスホール、僕のこと、ケセラセラ』のサビが詰まった楽譜の『私は最強』まで合わせるのだが、私は7月31日、8月1日と部活を休むので、7月30日(明日)までにできるようになっておきたい(誰かに言われたとかじゃなくて、みんなが練習してる間旅行に行くのが申し訳ないからです)。この曲と『情熱大陸』は、8月30日のコンサートで披露するのだが、コンクール明けすぐなので、時間がなくて切羽詰まってるらしい(ホントに不安になってきた、私始めたとこなんだけど、間に合うかな…)。私は、昨日に続きタンバリンを叩く。M.O.がサスペンデッドシンバルを出してきたので、交代で使わせてもらった。テンポが186なのにタンバリンで8分音符を叩くとか不可能に近くない?休符が分からなくなっちゃうよ。
練習の途中で、T.U.先輩に呼ばれた。トライアングルの使い方についてらしい。先輩がケースからトライアングルを取り出すと…ビーターがなかった。本体があっても、叩く棒がなければ意味がない(発覚したときに先輩が言った「あれぇ!これは…かなりまずいぞ…」の言い方が面白すぎて笑いそうになった。絶対に笑うところじゃない)。
「コンクール会場に落としてきた」
とか、
「トラックに置いてきた」
とかS.N.先輩と話してた。I.N.先生がやってきて
「コンクール会場で落として、他校のR.I.先生が拾ってくてたのを見た」
という情報を入手した。I.N.先生が連絡してくれるらしいので、トライアングルの使い方についてはまた今度になった。
練習中、音楽室の奥の方から
「S.N.もドラムやりなよ、楽しいよ」
「無理、死んでもやらん」
というT.U.先輩とS.N.先輩の会話が聞こえた。何がそんなに嫌なのかは分からないけど、ドラムが難しいのは同感すぎる(先輩たちの会話可愛い!って思ったのはひみつ)。
部活が終わり、家に帰る。休みだったN.N.先生が階段を登ってきて、部長と話していた。部長とN.K.は同じパート(サックス)なので、部長が
「私は8月1日休むんで、N.K.だけでもそこまでに吹けるようにしやなダメやから、教えるために音源タブレットに送ってください」
と言っているのが聞こえた。N.K.はいつも
「部長がうちのことかわいいっていうのはお世辞」
と言っているのだが、この感じ絶対お世辞ではないと思う(実際N.K.はめちゃくちゃかわいい。T.U.先輩達とはまた全然違うタイプのかわいさ。先輩達がかわいく見えるのは絶対私だけ)。
お母さんが作ってくれた昼飯を食べて、約束していたO.K.の家に遊びに行く。
「おばあちゃんちに来て」
と言われていたからおばあちゃんちに行ったのに、
「やっぱうちの家来て」
って言われたときはムカついた。私は炎天下を歩いてるんだぞ!と思ったら、バレー部の友達A.I.は隣町から自転車で来ていたので文句言えなくなった(田舎なので、公立なのに4つ+ちょっとの小学校出身の生徒が混じり合っている)。
O.K.に
「ちょっとまって」
と言われたので、家の前で待機。待ちきれなくて、A.I.は途中のファミマで買ってきたというクーリッシュを食べ始めていた。めっちゃ美味しそうだった。
O.K.の家の中で、学校ごっこをやった。A.I.の『真面目くん』が面白すぎた。私は全然面白いことできなくて嫌になった。
次に、『いつどこで誰が何をしたゲーム』をした。やっぱり面白いこと言えなくて嫌になった。
ゲーム中、A.I.が嫌がっているにも関わらず、O.K.が
「真面目くんやって」
と言っているのをみて、「そうゆうとこがデリカシーないとか人の話聞かないとか言われるんだぞー」と思った。こうゆうときにちゃんと言える人間が上に行くんだろうね、私は言えない。これも私の悪いとこ。
その後、A.I.がずっとやりたいと言っていた『リズム天国』をした(私もしたかったからA.I.マジナイス!)。私は吹奏楽部、しかもパーカッションパートなのに、リズム感無さすぎて生きた心地がしなかった。
次に、『マリオカート』をした。最初のレースで3位になったのに、次のレースは10位だったのには納得がいかない(3人であのサイズの画面は無理があるって。テレビ画面だったらもっとうまいもん)。
5時になり、お母さんが迎えに来てくれたので家に帰った。なんだかんだ楽しかったし、また遊びたいな。
コメント
1件
おお、なんだかすごくリアルな日常の一片を切り取った感じで、読んでいて懐かしくて温かい気持ちになりました。特に、楽譜を渡すときに迷わず先輩に聞けたことを「成長の証」と書いているところが好きです。自分を客観視できる視点が新鮮で、読んでいるこちらも「確かにそれは成長だね!」と嬉しくなりました。トライアングルのビーターがない場面の先輩のツッコミも面白くて、思わず笑ってしまいました。先輩たちの可愛いやりとりを「ひみつ」って書く感じも、素直で等身大でいいなあ。また続きが読みたいです。