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続編
青桃
教師×生徒(卒業済み)
R-18
実写での表現
呼び方キャラ変あり
詳しくは一話をご覧下さい
ここから先の閲覧は自己責任でお願いします
⚄
「誘ったって事は、そんぐらいの知識はあんねやろな?」
舌先で首元をなぞる。鎖骨まで行くと、そこで軽く歯を立てた
「それ、あとつく…っ」
「うん、しってる」
そう答え、先程よりも強めに歯を立て、そこを吸い上げ鬱血の後をつける
「そこ目立つ…」
その声は、聞こえていなかった事にし攻める場所を一気に下へ下げる
太腿に手を添え、そっと左右に割り開いた___
⚃
周りの光で目が覚める。
目を開くといつも通りの見慣れた天井ではなかった。
横を見るとまだ寝てる先生がいる
あぁ、俺本当に先生の家に来たんだな
目が覚めてしばらくしてから気付いたが、腰辺りに違和感を感じた
昨日の記憶が、先生がドライヤーをしてる所から思い出せない
そんなことを考えていたら、先生の瞼がぴくりと動いた
そして先生の瞳が俺を捉える
「おは…よ… 」
寝起きだからか掠れた声
今までの挨拶とは違う、俺だけに向けられた挨拶
「おはようございます」
挨拶を返してから、昨日の事を質問した。
「あの、俺昨日……?」
すると、先生の雰囲気がふにゃふにゃしていたものから急にいつも通りになった。
「あー、まぁ、」
どこか言いにくそうな雰囲気だ。
質問してはいけなかったのかもしれない
でもここまでなってる手前、 やっぱり聞かない なんて選択肢はない
「先生!言いにくいかもですけど正直に言ってください!」
「じゃあ、これ聞いて引いたら別に帰ってもええからな」
とても真剣な顔してこちらを向く、絶対に自分から帰るもんか
「昨日の夜、内藤の返事をしようとして、俺の気持ちを伝えた」
「そんで、俺らは繋がった」
その一言で全ての記憶が蘇る
「あ、、きのう、」
恐らく俺の顔は真っ赤だろう。
それでも昨日の先生の言葉を思い出す。
一間空けて、質問する
「先生、男って、いけますか」
「男、っていうか内藤が相手ならなんでもええけど」
思いがけない答えに驚く。
「その言葉、俺期待しても良いの?」
「ええやろ。もう卒業したし、」
「これからは、教師と生徒やなくて、一人の男と男やんな」
その言葉にどこか、遠さを感じた
生徒という関係がなければもう他人になってしまうような
そんな考えを遮るように先生が話す
「でも、男とか、性別関係なしに俺は一人の人間として、内藤が好きだよ」
「先生……」
「あの日の答えはこれ。」
思いもしなかった。先生が俺と同じ気持ちだなんて
「俺も、先生が好き」
「うん、知ってる」
「先生としてとかじゃなくて、恋愛感情で好き」
「うん、それも知ってる」
頭を軽く、撫でられた
先生の、大きくて安心感のある手
しばらくして先生が口を開く
「じゃ、朝ごはんにするか」
その一言でお腹が空いてたことに気付く
「なんか作るで、何がいい?」
「せん……」
そうか、もう先生じゃない
「……い、いふさんが作るのならなんでも…」
身体の体温が一気に上がっていくのを感じる
「はーい、じゃあ作ってくるわ」
ドアが閉まる
名前で呼んだのになんの反応もない
もしかして聞こえてない、??
⚄
ドアの前、さっきの言葉を思い出す
『いふさんが作るのならなんでも』
いふさん、
名前で呼ばれる事に慣れておらず思わず部屋を飛び出した
……
まずは、朝食を作ろう。
そう思い、台所へ向かった
一人、台所で調理する
名前で呼ばれるって、こんなどきどきするのか
そういえばずっと、あいつの事 内藤 って呼んできた。
もう、下の名前で呼んでもいい、、
一人、そっと呟く
「……ないこ、」
その瞬間、ドアを開けた内藤と目が合った
「え、…っ」
「あ、」
「内藤、これにソースかけとこか?」
話題を逸らす。
「いや、いいです」
「それより、先生さっき、」
「ないこ、って言いました?」
思いっきり聞かれていた
「うん、さっき名前呼ばれたから」
そう答えるとどんどん体温が上がっていく感覚がした
「もう一回、名前呼んで」
「……ないこ」
「はい、いふさん」
そう答えたないこは真っ赤な顔だったがどこか嬉しそうな顔だった
Thank you for watching.