TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

main tn

sub 他メンバー

ご本人様には全く関係ありません

実際の若年性アルツハイマーとは多少異なるところがあります、なのでアルツハイマー型認知症によく似たやばい病気だと思ってください。

大目に見てちょ




【アルツハイマー型認知症】

アルツハイマー型認知症は認知症の一種、脳の一部が縮んでいくことにより、もの忘れなどが生じる病気。





















〜トントン部屋 tn side


1月18日

最近やたら物忘れが増えた

ぺ神に言って検査をしてもらったらアルツハイマー型認知症だと言われた

若い方が進行が早いらしい

だんだん色んなことを忘れて、呼吸の仕方も忘れてしまう

俺もいつかそうなるんかな

進行遅らせるのに日記がええらしいから書く

明日、皆にこのことを伝える。


俺の名前はトントン、書記長





1月19日

会議の終わりに病気のことをみんなにカミングアウトした

“俺がガバってとんちに負担かけすぎたせい?”

って泣きそうになりながら言ってきた、黙ってた奴らも泣きそうな顔してた、そんな顔せんといて

お前らは悪くないで

作戦書とか、書類とか、内ゲバの処理とかそういうのに頭使いすぎただけやろ

明日から、みんなともっと話す。


青色のスーツは大先生、クズ






1月22日

気分転換にでも行こうと誘われ書類を放棄して街に行った

街を回る時大先生としょっぴくんがずっと手を握っててくれた、なんか恥ずい

この温もりは絶対忘れへんよ

“そうしてください、また行きましょ”

そういえば、教師は大先生の誕生日だったらしい、忘れてごめんな、お誕生日おめでとう

明日、大先生に直接伝える。


紫のヘルメットはしょっぴくん、外資系






2月2日

今日はしょっぴくんがこの軍に入隊した記念日らしい

準備も手伝って、みんなで盛大に祝った、”去年よりも凄かった”ってしょっぴくんは言ってた、去年よりも凄かったってことは来年はもっと派手に祝ってやりたいな

みんなから一言言って、最後にチーノが泣きながら手紙読んでた、みんなも泣いてた、俺は泣けへんかったけど、すこし胸が苦しくなった

明日は、会場の片付けを手伝う。


懐中時計はチーノ、期待の新人


★俺らの記念日★

2/2しょっぴ 2/7鬱先生 2/17トントン🐖

3/10チーノ

4/1我々国の記念日!!

6/23エーミール

7/6ロボロ( *´꒳`*) ←きも シャオロン 兄さん

7/9しんぺい神┌(┌^o^)┐←誰?これ描いたの 掘るよ?

9/1コネシマ!!!←字面だけで分かるうるささ 

ひとらん

1019((((グルッペン!!!!)))) ←主張やば 10/23オスマン‪

12/11ゾム ↑草ふるえとるやん

↓これも忘れたらアカンで!

多様 編集 貪欲 非対称であり対象的な調和 開拓 縁

つまり曼荼羅





2月10日

俺がだんだん出来んくなってる書類整理の仕事をチーノに色々教えた、忘れないうちに教えられることを教えとかんとな、チーノが俺にできるんかなとか小言言っとったけど、お前やから教えとるんやでって言ったら黙々と作業し始めた、よろしくな、がんばれ

明日、チーノが仕事覚えたか確認する。




2月23日

今日は久々に体を動かした、コネシマとシャオロンが手合わせしてくれた絶対なまっとったやろうけど楽しかった

明日、粛清剣の手入れする。

サッカーユニフォームはコネシマ、狂犬、豚のバッチはシャオロン、ポメラニアン




3月3日

今日は、昨日より少し寒かった、部屋よりも談話室の方が暖かいと思って部屋の外に出た、廊下に出た途端場所が分からんくなった、部屋の前で突っ立ってたら上からゾムが降ってきて談話室まで案内してくれた

“迷ったらいつでも呼んでや!”って少し恥ずかしそうに笑いながら言ってくれた、名前忘れへんようにいっぱい呼んだる

明日から、もし迷ったらゾムの名前を呼ぶ。


緑のパーカーはゾム、味方最大の脅威





3月15日

書き終わった重要な書類をどこにしまったか忘れた、書類を届けに来たエミさんが世間話しながら一緒に探してくれた、ありがとう、そんとき最近大先生のミスが減ったって聞いた

俺もう大先生にガバで粛清できへんな

明日から、なるだけミスがないように書類頑張る。


髪と目の色素が薄いのはエーミール、教授





3月30日

総統執務室から出たら自分の部屋が分からんかった、今日はゾムが任務でおらんからどうしようかと立ち止まっていたらインカムから”あんさんの部屋はここの廊下の突き当たり左行って3個目の部屋やで”ってロボロの声が聞こえてきた、ほんまもんの天の声やん

明日から、ゾムがいない時はロボロにインカム繋げる。


天の雑面でちっこいのはロボロ、天の声





4月5日

今日は晴れてて気持ちが良かったから庭に行った、ひとらんが動物に餌やってるのを横で見てたらひよこたちが集まってきた、かわいかった

ちょっと君ら…..ぴよぴよぴよぴよ…飛んでやな..そのまま俺をこう..持ち上げてくれへんかな…..?…出来んか?って話しかけてたら”ちょっと厳しいかな”って苦笑いしたひとらん

部屋に戻ると言うと案内するよって言ってくれたからお言葉に甘えた、部屋に入る前、ひとらんが花を渡してくれた

名前は勿忘草、意味は私を忘れないで

大丈夫、忘れへんよ

明日、植物の水やりに行く。


白いバツ印のマスクはひとらんらん、復讐鬼





4月10日

今日は定期である検査の日

進行は早くなっとるらしい

自覚は無い、理由は単純、忘れるという自覚すら忘れてしまうから

呼吸の仕方も忘れて、最終的には死んでまうんやって

俺もそうなってまうんかな

明日から、呼吸の仕方を忘れないようにする。


神の雑面はしんぺい神、ホモ





4月19日

明らかに悪化してきてる

今度の戦争の作戦が浮かんだと思ったらシャボン玉みたいにすぐ消えてまう、無能や、PCも扱えんくなった、総統の右腕失格、でも、まだ彼の隣にいたい、彼の役に立てない自分を恨んだ

明日から、できる限りのことを手伝う。


俺が一生を捧げると決めた唯一無二の人

グルッペン





4月30日

書記長を辞任したい

そう言ったらみんなに反対された、俺なんて何の役にも立たへんのに、そばにおってもなんもできへんのに

“俺の右側はお前だけだぞ、逆に聞くが他のやつにこの座を譲ってもいいのか?”

って言われた、そんなこと言われたら辞められるわけないやん

明日も、俺はグルさんの右側。




5月7日

オスマンに誘われてお茶会をした、このお菓子めっちゃうまいなどこのなん?って聞いたら

”…..昨日トントンが買ってきてくれたやつやから…“って言われて心臓止まるかと思った、少しづつ忘れる間隔が短なってきた気がする

そんなこと気にしないめぅ〜ってお菓子を口に沢山詰め込まれた

今日食べたあのお菓子は、俺が買ったやつ。


トルコ帽を被った糸目はオスマン、JK




5月14日

久々に兄さんにあった

これでも付き合いは長いから忘れてへんかった、よかった

頭も撫でてくれた、嬉しい

俺の記憶から消えへんうちにまた会いたい

明日、兄さんが帰る前に手紙を渡す。


紫のストールは兄さん、わんわん




5月29日

戦争当日

なにも出来ないのがもどかしい、状況報告のためのカメラ付きインカムから見える映像を目に焼き付ける


今日の戦争は完全勝利。





6月27日

戦争後の騒動も少しづつ落ち着いてきて、書類確認にチーノが部屋に来た

やってしまった、

どちら様ですか?って、言ってしまった、すぐ思い出せたから良かったけどほんまに最低や仲間の顔忘れるとか

チーノは”まぁ最近入ったばっかやし、しゃーないわ”

って言ってたけど、めっちゃ辛そうな顔しとった、ほんま…..ほんまごめんな

明日、オスマンにアルバムを持ってきて貰う。




6月28日

オスマンが持ってきてくれたアルバムを2人で見た

すごく懐かしかった、これを見ても、思い出せへんくなんのかなって呟いたら、集合写真に名前を書こかってペンを渡してくれた、ほんの少し時間はかかったけど、全員かけた

明日、忘れないようにもっかい写真みる。


写真はベッドの横




7月10日

最近体を動かさないで部屋でベッドの横の写真をぼーっと眺めることが増えた、名前と顔は一致する、でもどんなやつやったかとか、思い出とか、思い出せへんことが増えた

大切な仲間のこと、こうやってだんだん忘れていくんやろか

忘れるのが怖い

いつか俺はずっと隣で見てきたあの人の横顔すら忘れてしまうんかな

まだ大丈夫、落ち着いて瞼を閉じれば鮮明に浮かぶ


明日、みんなに俺との思い出を聞く。





7月31日

進行が前よりも早くなった

難しい字とか書けない字が増えてきた

日記を読み返しても、読み方が分からない

名前も忘れやすくなった、でも、みんな俺が思い出すまで何も言わないで待ってくれる、毎回一しゅん辛そうな顔しとんの気づいとる、ごめんな

基地で迷子なったとき、ロボロとゾムの名前が出てこんくて何回か焦った

明日から、なるだけがんばって迷子にならないようにする。


瞼の裏に、まだあの綺れいな横顔は映る





8月11日

最近夜決まった時間にグルさんが部屋に来るようになった

今日あったこととかいろいろ話して自室に戻っていく、いつも話の途中にねてまうけど、そんなことがあったなんて、思い出せもしないけど


大丈夫、明日もあなたが来るのを信じて待っているから。





8月26日

トントン、そう言われて、声をかけられているのは自分だと理かいするのに時間がかかるようになってしまった、とうとう、自分の名前すらも忘れてしまった、このまま、歩くことも、生きることも、忘れていってしまうんやろか


俺の名前はトントン、書記長


大丈夫、まぶたを閉じればまだ貴方の横顔が映る






9月19日

さい近ねるのが怖くなった

真っ暗でそのまま闇にとけて消えるような感覚になって、眠ったらそのまま目を開けられないんじゃないかと思うと、眠れない、それに反して体はめっちゃねようとする

怖い

ずっと耳につけてるインカムをつけると

だれかが落ち着く声で話かけてくれる

聞きなじんだ、やさしい声

それを聞くと、安心してねむれる


あなたのよこ顔はまだ忘れない





9月28日

俺がいついなくなってもいいように、少し部屋のそうじをした、ベッドのよこにおいてあった写真も、見覚えがなくてごみばこに投げ入れた

なんか、捨てちゃあかんかった気がする


まだ、よこがおはわかる

でも、どんなかおでどんな目をしてたっけ






10月10日

よく、はじめて見るしらん人がへやに入ってくる

みんなトントンっておれに向かって言うからきっとおれの名まえなんやろな、この日記をひらくとおもいだす、でもとじたらすぐわすれてまう






10月27日

夜、金色のかみの男が入ってきた、めっちゃこわかった

けど、はっせられる声がなつかしくて、あたたかかった

きがこんらんしてきもちわるい


あなたのよこがおをおもいだすと、安心するのはどうして





11月  日

今日なん日やっけ

夜、へやにきたおとこにはなしをした

なんではなそうとおもったのか自分でもわからへん

目をとじるといつもよこがおがみえんねん、ぜんっぶわすれたとしても、この人のよこがおだけはわすれたらあかんきがすんねんっていったら、おとこはわらった


まぶたをとじると、思いだす

一しゅん、目があったきがした、でもぼやけてよく見えんかった





月  日

あるくってうごきをわすれてしもたらしい

ねて、おきて、すわって、まどの外をながめることがふえたた、たまになん人かへやに入ってきて、一方てきにはなしてかえってく


あれ、そういやこえってどうやってだすんやっけ


あの人のよこがおはわすれない、おれはあの人の右側にいた



























〜トントン部屋 gr side

しんしんと雪が降り積もる冬、大晦日

ぺ神に呼ばれトントンの部屋に来ていた

俺よりも先に皆集まっていたようで、トントンのベッドの周りを囲っていた

[…..グルッペンも来た事だし、みんな落ち着いて聞いてね……….今夜がヤマだよ…]



誰しもが息を呑んだ



幹部たちは、トントンの部屋に行くと毎度行われるはじめましての自己紹介で限界が来てしまった

それもそうだろう、今までずっと家族同然の付き合いをしてきたのに、忘れられてしまう

でも、毎晩部屋に行く俺に毎回必ずトントンの状態を尋ねてくるくらいは心配していた




声が出なくなってから、トントンは急速に弱まっていった




今、こいつは生きる上で1番重要な呼吸を忘れようとしている







「とんち?俺な、前よりもガバめっちゃへったで、ほめてや、ほんで、もしまた…ガバったら叱ってや?…いつも懲りずに叱りつけてくれてありがとうな、負担ばっかかけてごめん、ゆっくり休んでや」

大先生はミスまみれの書類と、ミスひとつない完璧な書類を折ってそばに置いた




「…..トントンさん、街に行った時のこと覚えとりますか?あの時、手を握った温もりは絶対忘れへんって言いましたけど、忘れてませんよね?…..また一緒に行きましょう、本当にお疲れ様でした、あなたとの思い出は絶対に忘れません」

ショッピは自分のヘルメットについているゴーグルを外してそばに置いたあと、トントンの手を握った




「トントン、書類整理の仕事前よりしっかりできるようになったで、トントンってこんな大変やったんやね、ほかの幹部のみんなについて行けるかはわからんけど、トントンに頼られたことはずっと忘れへんで、ありがとうな」

チーノは自分の首にかかった懐中時計を枕のそばに置いた




「トントンさぁ自分ではなまっとったいうとったけどな、ぜんっぜん強かったで?焦ったもん…ほんまに、もっかい..手合わせしたかったな…内ゲバで基地めっちゃ壊してごめんな、トントンありがとう」

シャオロンはニット帽についているブタのバッチを外して、枕のそばに置いてあるマフラーに乗せた




「俺さ、ばり声でかいやろ?せやから、部屋に来た時毎回びっくりさせてもうてごめんな!けどいつも”チワワみたいやな”って言ってきて記憶からは消えても根は変わらへんなって思ったわ!よぉ頑張ったで、ほんま、プロ結果ですわ!」

コネシマは、よく着ていたお気に入りのサッカーのユニフォームを布団の上に乗せた




「なぁ、トントン、俺トントンに呼ばれるたんび嬉しかったで、あれしかできることはなかったけど、頼られてるって思うと、ほんまうれしかった、最後まで役に立ててよかったわありがとう」

ゾムは、サッカーユニフォームが隠れないようにパーカーを布団の上に乗せた




「トントンさん、初めて、トントンさんに名前を忘れられて、私が名前を教えてから、一度も忘れてませんでしたよ、本当に嬉しかったです。今までたくさん頑張ってきた分、ゆっくり休んでくださいね、おやすみなさい」

エーミールは、トントンが大好きだった本をそばに置いた




「トントンが、夜寝れない時いつもインカム繋げてくれてよかったわ、話してる時、いつも寝落ちしてくれてるのに気づくと、安心して貰えとるんやなって思えてほんま嬉しかったで、信じてくれて、頼ってくれてありがとう、おつかれさん」

ロボロは、トントンがつけていたインカムをマフラーの上に乗せた




「トントンが買ってきてくれたお菓子、めっちゃ美味しかった、写真も、もう忘れてしまったかもしれへんけど、部屋に来る度ずっと眺めてるの見ると、あの時写真持ってきてほんまよかったって思う、アルバム一緒に見たの楽しかったで」

オスマンは、少しくしゃっとなった集合写真を広げて、そばに置いた




「トントン、君の問診をずっとしてきたけど、本当に頑張ったよ、沢山沢山病気に抗って、戦ってきた、僕が予想していたよりもずっと、進行は遅かった、本当に、本当によく頑張ったよ、もう大丈夫、ゆっくり休んでね、お疲れ様」

しんぺい神は、「治療終了、お疲れ様」と書かれた付箋がはられた小瓶を枕元に置いた、小瓶の中には小さな色とりどりの飴玉が入っていた




「…トントンが、飼育小屋に来た時のこと覚えてる?部屋に入る前さ、勿忘草渡したじゃん、私を忘れないでって意味もあるけど、真実の友情って意味もあるんだ、しってた?俺、ほんとうにトントンと友達で良かった、ありがと」

ひとらんは、季節外れの勿忘草をそっとそばに置いた




「トントンのこと、小さい時からずっと見てきたけど、ほんとに、頼りになるでかい背中になったな、ずっとお前の存在は偉大で、グルッペンのことを支えてくれてた、ありがとう、手紙も読んだわ、俺のためにありがとうな、お疲れ様」

兄さんは、トントンの頭を撫でたあと、首に巻いたストールを外してユニフォームとパーカーの上に置いた







さて…最後は私か




「トントン、俺が部屋に行くようになってしばらくだった頃、俺の事忘れてたせいで不法侵入者って思われて叫ばれそうになった時本当に焦ったぞ…お前がいつか、俺に言ったこと覚えとるか?俺が誰かも分からなくなった時”目を閉じると横顔が見える、忘れたらあかん横顔が”って、最後までお前の忠誠心には感心した、安心して眠れ、俺の右側は永遠にお前だ」

だから置いては行かない、貰っていくぞ、そう呟きトントンの軍服から書記長のバッチを外した。






外した時、少しトントンの手が動いた


「ットントン!?」

誰よりも早く動いた手に気がついたペ神が声を上げた

その声で、トントンがゆっくり目を開ける

[…あれ、ペ神…それに、ほかのみんなもおるやん]

トントンが掠れた声でそう言った


こいつ、奇跡を起こしやがったぞ



「トントン?俺らのこと、わかる?」



[ペ神…シッマ…..シャオさん…大先生…ひとらん…兄さん…チーノ…ショッピくん…..ロボロ…オスマン…ゾム…エミさん…あと、グルさん]

ペ神の問いかけにゆっくりではあったが全員の名前を呼んだ




[あ…せやった…俺、アルツハイマーで忘れとったんやっけ…ごめんな…ほんまいろいろ迷惑かけたわ、でも…今ばり眠いねん…もう一睡してもええか?]


今にも閉じそうな瞼を必死に開けている



「なぁ、幸せやったか?」



[お…?…あったりまえやろ、こんなにして貰えたんやもん…俺今世界一幸せもんやで]


そう言ってふにゃっと笑った


[あ、そういや、 俺がずっとみてた横顔って、あれグルさんやった……なぁ、俺、ずっと忘れへんかったで…すごいやろ」


「あぁ、本当にな、安心しろ、お前は永遠に俺の右腕だ」


[へへ…ありがたいお言葉ですわ……..あかん、やっぱばり眠い、ちょっと寝るな、… みんなありがとう]



「あぁ、おやすみ」





そう言って、トントンは深く深呼吸して









そのまま呼吸を止めた






トントン、おつかれさん


















この作品はいかがでしたか?

889

コメント

6

ユーザー

泣いてしまいました tnさん沢山愛されてよかったです 最高の作品でした。

ユーザー

めっちゃ泣きました... 最後に奇跡起こしたとかもう涙腺崩壊ですよ...ほんとにお疲れ様です、

ユーザー

めっちゃすきです。😿😿 日記もだんだんひらがなになっていくところとか見てたら凄く苦しくなりました、、

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store