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3 - 「夏空の下の約束」 〜宿題と祭りの計画〜 fkr×izw

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2025年12月21日

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「夏空の下の約束」 〜宿題と祭りの計画〜 fkr✖️izw





まぶしい日差しがアスファルトを照りつけ、夏本番を告げている。蝉の声が容赦なく耳に届き、逃げ場のない暑さが肌を刺す。そんな中、izwとfkrはいつもと変わらない朝を迎えていた。



🚖『あー、マジで溶けるわ。何この暑さ。毎年言ってる気がするけどな。』


🚖『だって本当に暑いんだもん。fkrは平気なの?』


👓『まあ、暑いけど。izwほどじゃないな。』


🚖『ずるい。ちょっとは分けてよ、その涼しさ。』


👓『はいはい。…ほら、少し日陰に入ろうよ。』



fkrはそう言うと、izwの腕を軽く引いて、道路脇の木陰へと促した。木漏れ日が2人を優しく照らす。



🚖『ふう、ちょっと生き返った。ありがと、fkr。』


👓『どういたしまして。…そういえば、今日ってなんかあったっけ?』


🚖『んー?特にはないと思うけど…。あ、夏休みの宿題、そろそろやばいかも。』


👓『だよねー。僕も全然手付けてないや。なんか計画立ててやる?』


🚖『マジ?fkrが計画立ててくれるなら、それに乗る!夏休み明けに2人で泣きを見るのは勘弁だ。』


👓『わかった。じゃあ、今日の放課後、図書館にでも行こ。涼しいし、集中できるでしょ。』


🚖『いいじゃん!それに決定!放課後、図書館集合ね。』


👓『おっけぇ。……しかし、毎日暑いねー。』


🚖『ほんとそれな。なんか夏らしいことしたいね。』


👓『夏らしいこと、か。…..例えば?』


🚖『うーん、花火とか、海とか……。でも、人多いし、暑いし……。』


👓(花火、か……izwと2人きりで行けたら、少しは違うんだろうか)


🚖『あっ、そうだ!うちの近所の公園で、夏祭りがあるんだって。fkr、一緒に行かない?』


👓『夏祭り、か。いいね。いつ?』


🚖『明日の夜!屋台もたくさん出るみたいだし、絶対楽しいよ!』


👓『わかった。じゃあ、明日、一緒に行こ!』


🚖『やったー!楽しみ!』



izwは満面の笑みでfkrを見つめた。その笑顔は、夏の太陽にも負けないくらい眩しかった。



翌日の夜。近所の公園は、夏祭りの熱気に包まれていた。浴衣姿の子供たち.うちわを片手に歩くカップル、そして、屋台の焼きそばの香りが、夏の夜を彩っている。



👓(最高だ。izwとこうして夏祭り。昨日、誘われた時からずっと楽しみだったんだ)


👓『izw、何か食べたいものある?』


🚖『えーとね、全部美味しそうで迷う!でも、やっぱり最初は焼きそばかな!fkrは?』


👓『俺も焼きそば、いいね。じゃあ、並んで買ってくる!』


🚖『うん!お願い!』


👓『あいよ』


👓(それにしても、izw、浴衣似合ってるな。…..いや、何考えてんだ、俺は)


👓(..焼きそば、2つ、お願いします)


🧔‍♂️『はい、お待ち!』


👓『はい、どうぞ。izw、ソースとかマヨネーズとかかける?』


🚖『うん!全部かけちゃって!』


👓『あいよ〜。』


🚖『いただきまーす!……あー、美味しい!お祭りって感じ!』


👓『ほんとだね。…よかった、izwが楽しそうで。』


🚖『え?なに?』


👓『いや、なんでもない。……あ、そうだ。金魚すくい、行く?』


🚖『金魚すくい!いいね!でも、俺、すぐ破っちゃうんだよね、あれ。』


👓『大丈夫だって。僕が教えてあげる!……それに、もし破っちゃっても、なんとかなるよ。』


🚖『そうだな。じゃあ、行ってみるか!』



2人は焼きそばの空き容器をゴミ箱に捨て、金魚すくいの屋台へと向かった。賑やかな音楽と、子供たちの歓声が、2人を包み込む。



👓(この時間が、いつまでも続けばいいのに……)


👓(祭り、楽しかったな。それに、izwとずっと一緒にいられたし……)


👓『izw、今日は付き合ってくれてありがとう。凄い楽しかった。』


🚖『え、こちらこそ!fkrのおかげで、俺もすげー楽しかった!焼きそば、美味しかったし、金魚すくいは全然ダメだったけど……』


👓(金魚すくいのこと、気にしてるのかな)


👓『金魚すくいは、まあ、あれはあれで盛り上がったからいいじゃん!それに、izwが楽しそうだったから、それで十分だよ。』


🚖『そっか。ありがとう。fkrって、ほんと優しいよな。』


👓(優しいって……。ドキッとするな)


👓『そ、そうかな?まあ、友達だし?』


🚖『うん、親友!』


👓(親友、か…….まあ、そうだよな)


👓『あ、そうだizw。今度さ、放課後、図書館で勉強する予定でしょ?』


🚖『うん、そうだけど。どうした?』


👓『もしよかったら、俺も一緒に行ってもいい?izwと一緒だと、集中できる気がするし。』


🚖『え!ほんと!?もちろんいいよ!俺もfkrと一緒だと、心強いし、嬉しいな。』


👓(やった!少しでも、一緒にいられる時間が増えるなら……)



2人は、並んで歩き出す。祭りの喧騒が遠ざかり、静かな住宅街へと入っていく。時折、虫の音が聞こえる。



🚖『ねえ、fkr』


👓『なに〜?』


🚖『あのさ、俺、fkrと出会えて、ほんとによかったって思ってる。』


👓(……!)


👓『僕もだよ、izw。izwがいなかったら、今の俺は、きっと全然違うと思う。』


2人は顔を見合わせ、微笑む。互いの存在が、どれだけ大切かを、改めて感じている。


👓(この気持ちを、いつか伝えられる日が来るのかな……)


🚖『あ、もうすぐ俺の家だ。今日はほんとにありがとなfkr。また明日、学校で!』


👓『ああ、また明日。izw、おやすみ。』


🚖『おやすみー!』



izwは、家の玄関へと消えていく。fkrは、その後ろ姿を、いつまでも見送っていた。



👓(明日、図書館で会えるのが、楽しみだな……)


👓(よし、決めた。izwともっと仲良くなるために、できることを始めよう。まずは、自分磨きだ!)


👓(でも、何をすればいいんだろう…..。もっと、こう、魅力的な男になるには……)


👓『明日、図書館に行く前に、ちょっと本屋に寄ってみるか。自分磨きとか、男磨きみたいな本、きっとあるはず!』


👓『それに、最近ちょっと運動不足だし、朝早く起きてランニングでも始めてみるか。健康にもいいし、一石二鳥だね!』


👓(いやいや、待てよ。そんなことよりも、まずはizwのことをもっと知るべきじゃないか?好きなものとか、興味があることとか…….)


👓(それに、izwは、どんな人がタイプなんだろう…….いや、ダメだダメだ。考えすぎだ)


👓『今はただ、友達として、もっと仲良くなりたいだけなんだから。』


👓(でも、やっぱり、少しでも、いい男だって思われたい、って気持ちもあるんだよな……)


👓『明日、図書館に行く前に、少しだけ、ヘアスタイルを整えてみようかな。ほんの少しだけ、ワックスをつけて……。』


👓『いや、そんなことよりも、まずは、ちゃんと宿題を終わらせることが大事だ。izwに迷惑をかけないように、しっかり準備しておこう。』


👓(それに、明日は、izwに何か、ちょっとしたプレゼントでも持っていこうかな。例えば、izwが好きそうな、お菓子とか……)


👓『いや、そんなことをしたら、逆に引かれちゃうかもしれない。やっぱり、普通に、手ぶらで行くのが一番だよな。』


👓(それにしても、明日の図書館、楽しみだな…….。izwと、また一緒に、同じ時間を過ごせるんだ……)


👓『明日こそは、もっと、izwと心を通わせられるように、頑張ろう!』


👓(共通の趣味か….それ、いいかも。izwとなら、何でも楽しめそうだし)


👓『ねえ、izw。明日、図書館で勉強する前にさ、ちょっとだけ時間ない?』


🚖『ん?時間なら、大丈夫だと思うけど。どうしたの、fkr』


👓『あのさ、共通の趣味とか、何か一緒にできること、見つけられたら、もっと楽しいかなって思って。


🚖『共通の趣味…か。確かに、それもいいな。何か、fkrとだったら、何でも楽しめそうな気がするし』


👓(やった!izwも乗り気だ。これはチャンスかも)


👓『何か、一緒にできそうなこと、ある?例えば、映画とか、音楽とか、ゲームとか……』


🚖『映画か…最近、気になる映画があるんだよね。今度、一緒に行ってみる?』


👓(映画!デートみたいだ…….いやいや、落ち着け、fkr。ただの友達として、映画を観に行くだけだ)


👓『もちろん、行く行く!どんな映画?すっごく楽しみ!』


🚖『えへへ、fkrがそんなに喜んでくれるなんて、思わなかったな』


👓(izwが笑ってる……。その笑顔が見られただけで、今日一日、頑張ったかいがあったよ)


👓『あ、そうだ、izw。よかったら、映画の前に、近くのカフェに寄ってみない?』


🚖『カフェ?別にいいけど、どうして?』


👓『少しの時間だけでも、izwともっと色んな話がしたいんだ。それに、映画の話とか、感想を言い合ったりするのも、楽しそうだなって。』


🚖『そっか。fkrって、本当に、俺のこと好きだよね』


👓(……!言っちゃった。でも、後悔はしてない。これが、今の俺の気持ちなんだから)


👓『ああ、好きだよ。友達として、大切に思ってる。』


🚖『ふふ、ありがとう、fkr。俺も、fkrのこと、大切に思ってるよ。』



二人は顔を見合わせ、微笑んだ。互いの気持ちが通じ合った、温かい瞬間だった。夏祭りの夜空の下、二人の友情は、キラキラと輝きを増していく。明日、映画館で会えるのを楽しみに、fkrは家路についた。

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