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「学園祭の謎解きゲーム」~Pコンビの新たな挑戦~
春の陽気が心地よい午後、大学の講義棟へと続く並木道は、新入生と在校生で賑わっていた。
🌏(はあ、やっと講義終わった。次のレポート提出、マジで勘弁してほしいんだけど)
kwmrは小さくため息をつき、重い足取りで歩いていた。その時、背後から聞き慣れた声がkwmrを呼んだ。
👓『kwmr! ちょ、kwmr!待って!』
振り返ると、肩で息を切らせたfkrが、大きな体でこちらに向かって走ってくる。
🌏『なに?fkr。うるさいぞ。廊下は走るなって、小学校で習わなかった?』
👓『へいへい、どうもすみませんね。それよりkwmr、聞いた?次の学園祭で、模擬店出すことになったらしいよ!』
🌏『え?学園祭?模擬店?僕、聞いてないんだけど。』
👓『え、マジ?izwが言ってたんだけど…..まあいいや。で、だ。模擬店で何やるか、kwmrに相談しようと思って!』
🌏(また始まったな。fkrはすぐこうやって、突拍子もないことを言い出すんだから)
🌏『僕はレポートで手一杯なんだよね。模擬店とか、正直どうでもいいや。』
👓『そんなこと言わずにさ!kwmrの頭脳があればいい企画が生まれるって!頼むよ、相棒!』
🌏『相棒って言うな。それに、おだてても無駄だぞ。…..まあ、どんな企画があるのかくらいは聞いてあげてもいいけど。』
👓『マジ!?やったー!えっとね、izwは射的とか、定番のやつがいいって言ってて。でも、僕はもっとこう、kwmrっぽい、インテリジェンス溢れるやつがいいと思うんだよ!』
🌏『インテリジェンス…..ねえ。例えば?』
👓『うーん…..例えば、だ。例えば、kwmrが書いた小説を朗読するとか!』
🌏(え?朗読?正気か、こいつ)
🌏『却下。絶対嫌だ。僕の書いたものなんて、誰も興味ないから。』
👓『そんなことないって!kwmrの文章はマジですごいんだから!……あ、そうだ!kwmrの小説をモチーフにした、謎解きゲームとかどう?』
🌏『謎解き…..?』
👓『そう!kwmrの世界観を体験できる、超本格的なやつ!これなら、izwも文句ないでしょ!』
🌏(謎解き、か…..。まあ、朗読よりはマシ、かな)
🌏『…..まあ、少しだけなら、考えてあげてもいいな。』
👓『ほんとに!?kwmr、最高!よし、早速izwにも連絡して、詳細を伝えよう!』
🌏(はあ、また巻き込まれた。でも、fkrが楽しそうだから、まあ、いいか)
👓『やったー!kwmr、めっちゃ感謝!早速どんな感じにするか考えよ!kwmrの小説のどの部分を謎解きに使う?やっぱり、あの屋敷の話がいいかな?』
🌏(屋敷のやつか……。あれは結構複雑な話だから、謎解きには向いてるかもしれないな)
🌏『まあ、屋敷の話でもいいけど、もう少レシンプルで、誰でも楽しめるようなものがいいんじゃない?』
👓『うーん、それもそうだね。あんまり難しすぎても、お客さんが困っちゃうし。でも、kwmrの小説の面白さをちゃんと伝えたいし……』
🌏(fkrはいつもそうなんだよな。熱意はあるんだけど、詰めが甘い。まあ、そこがfkrの良いところでもあるんだけど)
🌏『例えば、小説に出てくるアイテムを実際に作って、それを探す、みたいなのはどう?』
👓『アイテム探し!?それ、めっちゃ面白そうじゃん!kwmrの小説に出てくる、あの不思議な懐中時計とか、どうかな?』
🌏(懐中時計ね…….あれは確か、時間に関する謎が隠されていたはずだな)
🌏『まあ、それも悪くないけど、もう少し手軽に作れるものの方がいいんじゃない?予算も限られてるし。』
👓『予算か…….確かに、izwがうるさいんだよね、そういうのには。ケチケチすんなって言いたいんだけど……』
🌏(izwのことだから、どうせ金勘定のことしか考えてないんだろうな)
🌏『じゃあ、小説に出てくる暗号を解読する、みたいなのはどう?紙とペンがあればできるし、予算もかからない。』
👓『暗号解読か!それもいいね!kwmrの小説に出てくる暗号って、マジで頭おかしいくらい難しいから、やりがいありそうだね!』
🌏(頭おかしいって言うな笑。あれは、それなりにロジックに基づいているんだ)
👓『暗号解読にするなら、ストーリーも考えないとね。ただ暗号を解くだけじや、面白くないでしょ?ストーリーか…..。うーん、例えば、学園祭のどこかに隠された宝の地図を探す、みたいなのはどう?』
🌏『宝の地図、ねえ。まあ、ベタだけど、分かりやすくていいかもしれないね。
(しかし、宝の地図か……安易すぎる気もするけど、fkrが楽しそうだから、まあ、いいか)
👓『よし、じゃあ、暗号解読で宝探し、ってことで決定!早速izwに連絡して、詳細を伝えよ!あいつ、宝って言葉に弱いから、絶対乗り気になってくれるはず!』
🌏(本当に現金なやつだな…..。まあ、fkrとizwが楽しんでくれるなら、俺も協力してあげてもいいか)
fkrは目を輝かせ、kwmrの肩を叩いた。
👓『よし、kwmr!宝探しのストーリー、どんな感じにする?kwmrの小説みたいに、奥深い感じにする?』
🌏(奥深い感じ、ね……。fkrはすぐにそういう方向に持っていきたがるんだから)
🌏『まあ、奥深いのも良いけど、まずは誰でも楽しめるように、分かりやすいストーリーにするのが大事だろうよ。)
👓『確かに!子供だってお宝探しするもんね!』
👓『例えば、学園祭のマップを宝の地図に見立てて、そこにkwmrの小説に登場する場所をいくつか配置する、とかどうかな?』
🌏(学園祭のマップを宝の地図にか。それは面白いかもしれないな)
🌏『いいんじゃない。それで、各場所には暗号が隠されていて、それを解くと次の場所が分かる、みたいな。』
👓『おお!すごいkwmrの小説みたいだ!よし、それで行こう!』
👓『最初はどこにしよう?やっぱり、あの図書館の裏庭にある、古い井戸とか?kwmrの小説に出てくる、秘密の抜け道に繋がってるって設定で!』
🌏(また始まった。fkrの妄想が暴走し始めたぞ笑)
🌏『まあ、別に良いけど、まずはもっと簡単な場所から始めるべきじゃない?例えば、模擬店が並んでいるエリアとか。』
👓『模擬店エリアか。うーん、あそこは人が多いから、暗号を見つけるのが難しいかも。』
🌏『逆転の発想だよ。人が多いからこそ、暗号を見つけるのが面白いの。例えば、模擬店の看板に紛れ込ませるとか。』
👓『看板に暗号!?それ、すごい面白い!よし、それにしよう!最初は模擬店エリアの看板に暗号を隠して、それを解くと図書館の裏庭にたどり着く、みたいな!』
🌏(話がどんどん進んでいくな。まあ、fkrが楽しそうだから、良いか笑)
🌏『分かった。じゃあ、模擬店の看板に隠す暗号は、僕が考えるよ。図書館の裏庭に隠す暗号は、fkrが考えてくれる?』
👓『えっ、ほんと!?kwmrに暗号作ってもらえるなんて、光栄だな!よーし、頑張って面白い暗号考えるね!』
👓『どんな暗号にしようかな…….やっぱり、kwmrの小説に出てくる、あの古代文字とか使う?』
🌏(また始まった。古代文字なんて、誰も読めないだろ笑)
🌏『やめときなよ。もっと簡単なやつにしな。例えば、アルファベットを数字に置き換える、とか。』
👓『アルファベットを数字に置き換える、か。それもいいね!よし、それにしよう!』
👓(よし、kwmrに負けないように、頑張って面白い暗号を考えるぞ!)
👓『なあ、kwmr、ちょっと相談に乗ってくれない?図書館の裏庭に隠す暗号、どんな感じにしようか悩んでてさ。』
🌏『今どんなアイデアがあるの?まずはそれを聞かせてくれない?』
👓『それがさ、いくつか候補はあるんだけど、どれも決め手に欠けるっていうか……』
👓『例えば、図書館の本の背表紙にある数字を組み合わせてメッセージを作るとか。』
👓『あとは、裏庭に咲いている花の種類をヒントにするとか。』
🌏(本の背表紙の数字か。それはちょっと面倒だな。花の種類も、季節によっては変わってしまうかもしれないし)
🌏『本の背表紙は、探すのが大変だろ。花の種類も、時期によっては変わるかもしれないし、もっと普遍的なものの方が良いんじゃない?』
👓『普遍的なもの、か。うーん、何があるかな……。)
👓『あ、そうだ!裏庭にある石碑に刻まれた女字を使うのはどうかな?』
🌏『石碑の文字?』
👓『そう!あの石碑には、古いラテン語の文章が刻まれているんだよね。それを解読して、キーワードを見つける、みたいな!』
🌏(ラテン語か。面倒なこと言い出したな笑)
🌏『ラテン語は、ちょっと難易度が高すぎるんじゃない?誰も解読できないかもしれないよ?』
👓『えー、でも、それこそkwmrの小説みたいで面白いじゃん?』
👓『それに、解読できた時の達成感はハンパないと思うんだよね。』
🌏(まあ、確かに、達成感はあるかもしれないけど……)
🌏『どうしてもラテン語が良いって言うなら、ヒントをたくさん用意するとか、段階的に解読できるようにするとか、工夫が必要と思う。』
👓『ヒントか!なるほど、それなら何とかなりそうだな』
👓『よし、ラテン語の文章の一部を隠して、それを探すヒントを別の場所に隠す、みたいな感じにしよう!』
🌏(fkrが乗り気になってきたな。まあ、良いか。面白そうだし)
🌏『分かった。じゃあ、それで進めてみな。だけど、本当に難易度には気を配りなよ。』
👓『任せとけ!絶対に面白い宝探しにするから!』
👓(よーし、kwmrも認めてくれたし、頑張って最高の暗号を完成させるぞ!)
放課後の喧騒が残る大学の廊下で、fkrは目を輝かせていた。kwmrとの会話で生まれたラテン語の暗号というアイデア。それを実現させるため、逸る気持ちを抑えられずにいた。
👓(よし、まずは石碑のラテン語を調べて、どんなヒントなら解読に繋がりそうか考えるぞ!)
👓『kwmrも言ってたけど、難易度が高すぎると誰も楽しめないから、程よい難しさで、謎解きの達成感を味わえるようにしないと!』
fkrは図書館に駆け込み、ラテン語の参考書を何冊も借り出した。石碑に刻まれた文章を書き写し、古代ローマの歴史や文化に関する資料を読み漁る。熱中するあまり、時間があっという間に過ぎていった。
👓(うーん、ラテン語って難しいな…….でも、kwmrの小説に出てくる難解な言い回しに比べれば、まだ何とかなるかな!)
👓『よし、この単語の意味は分かったぞ!えーと、『LUX』…光、か。なるほど、光に関連するヒントを隠せば良いのか。』
fkrはひらめいた。裏庭に夕日が差し込む時間を調べて、その光が当たる場所にヒントを隠すのはどうだろうか。もしくは、光を反射する素材を使ったアイテムを隠し、それを探させるのも面白いかもしれない。
👓(よし、光を使ったヒントでいくつかアイデアが出てきた!あとは、kwmrとizwに相談して、どれが一番面白いか決めるか!)
数日後、学園祭当日。模擬店の宝探しは大盛況だった。fkrが仕掛けたラテン語の暗号は、参加者たちを大いに悩ませ、そして、解き明かした時の達成感を与えた。kwmrの小説を知らない人たちも、その巧妙な謎解きに魅了され、次々と宝の場所へと向かっていった。
🌏『fkr、お前の考えた暗号、なかなか好評みたいだね。ラテン語を使ったのは正解だったんじゃない?』
👓『へへっ、そうでしょ!kwmrの小説をモチーフにした宝探しだから、ちょっと難解な方が面白いかなって思ったんだよね。みんな、頭を抱えながらも楽しんでくれてるみたいで、本当に嬉しいよ!』
🚖『おーい、kwmr、fkr!お前らのおかげで、模擬店は大成功だぞ!特に、最後の宝箱に入ってたkwmrのサイン入り小説は、争奪戦になってたぞ!』
🌏(サインなんて、適当に書いたものだけどな……まあ、喜んでくれるなら、それで良いか)
夕暮れ時、模擬店の片付けを終えたkwmr、fkr、izwは、並木道に並んで座り、今日の成功を祝っていた。空には、宝探しを祝福するかのように、美しい夕焼けが広がっていた。
👓『なあ、kwmr、今回の宝探し、本当に良い経験になったよ。kwmrの小説を、もっと多くの人に知ってもらうきっかけになったと思うし、何より、kwmrと一緒に何かを作り上げるってことが、本当に楽しかった。』
🌏(fkr……..)
🌏『まあ、たまには、こういうのも悪くないね。fkrと一緒じゃなければ、こんなこと、絶対にやらなかっただろうけど。』
👓『えへへ。こちらこそだよ、kwmr。また、何か面白いこと、一緒にやろうね!』
fkrは、kwmrの肩にそっと寄りかかった。kwmrは、少しだけ戸惑いながらも、それを拒むことはなかった。二人の間には、言葉では言い表せない、温かい感情が流れていた。夕焼け空の下、Pコンビの絆は、より一層深まっていくのだった。