部活が終わり家に帰る途中…
のんびり歩きながら近くのコンビニに寄って
飲み物を買ったりアイスを買う
柊夜)ん〜♥おいし♥
冷たいアイスを食べながらのんびり家に向かう
柊夜)(日傘さしてるとはいえ……暑いなぁ)
日傘をさしながらのんびり歩いて帰っていると
空と蛍の被害者2(学校内での保護者的存在)
のリオセスリ先輩とリオセスリ先輩の友人の
ヌヴィレットさん
ヌヴィレットさんは大学生でお勉強に熱中している頑張り屋さん
リオセスリ)あれ…柊夜ちゃん?
柊夜)あれ…リオセスリ先輩と…ヌヴィさん?
リオセスリ)部活終わりかい?お疲れさん
リオセスリ先輩に頭を優しく撫でられ思わず
笑顔が零れる
柊夜)いえ、お二人は?
リオセスリ)ヌヴィレットさんが死にかけてたからな、気分転換がてらの散歩だよ
柊夜)あ〜……(ヌヴィさんチラ見して察し)
ヌヴィレットさん…半分死にかけみたいな
顔してる
柊夜)お、お疲れ様です……
何時もより仏ヅラと言うか…完全に
死人みたいな顔をしている
柊夜)え、え〜っと…口付けてないジュース
あるんで…飲みます?
ヌヴィレット)…嫌でなければ…少し貰っても
構わないか…
柊夜)え、っと…どぞ
スポーツ飲料を渡すとヌヴィレットさんは
少しずつスポーツ飲料飲み…落ち着いたのか
ペットボトルから口を離した
リオセスリ)落ち着いたかい?
ヌヴィレットさん
ヌヴィレット)あぁ…まさかここまで頭を
働かせるとは思わなかったが…
柊夜)大学生ですもんね?
何専攻してるんです?
ヌヴィレット)あぁ、経営学を専攻してるな
柊夜)あれ、じゃあ社長さんか何かを
目指してるんです?
ヌヴィレット)まぁ、目指せたらって感じだな
柊夜)ほへぇ…ヌヴィさん頭良いし社長さんとか目指せそうだけど…
リオセスリ)仮に社長になるなら
何になるんだよ笑
柊夜)ん”〜…例えば…ヌヴィさんスイーツ
好きだし…そういう関連のとか?
リオセスリ)確かにいいかもな、きっと
「あの子」も喜ぶと思うぜ?
柊夜)??あの子?
ヌヴィレット)君は知らなかったか?
柊夜)え、えぇ…スイーツ好きになった要因でも居るんです?
リオセスリ)要因って笑ヌヴィレットさんに
幼なじみの子が居るんだよ、フリーナっていう子がね
柊夜)へぇ、幼なじみさんスイーツ好きなんですね
ヌヴィレット)あぁ、よく食べる子でね…程々にしなさいと何度も言ってるんだが…
柊夜)フフッわかりますよ〜笑スイーツとかお菓子とかの甘い系ってついつい食べすぎて
気づいたら太ってますもん笑
なんて話している間に日は段々と沈み少し
涼しくなった
柊夜)うそ、もうこんな時間!!
喋りすぎちゃった…笑
リオセスリ)結構早いな、送ってってやるよ
柊夜)流石にまずいですよ笑すぐそこですし…
リオセスリ)い〜や、ダメだ
柊夜)えぇ?!
ヌヴィレット)確かにそうだな、 私も着いて
いこう
柊夜)え、でも…
リオセスリ)ほらほら、行くぞ〜笑
背中を押されながら私達は歩き始めた
玄関前
柊夜)すみません助かりました……
リオセスリ)可愛いお嬢さんの送り迎えをするのは当然だからな
柊夜)マジで口達者っすよね…笑
苦笑いしながら「まぁでも、ありがとうございました」と言って軽く頭を下げる
リオセスリ)い〜え、気をつけなよ
柊夜)はい、おふたりも気をつけて
軽く手を振って2人を見送った後…
私は家に入った
ガチャ…バタン
扉を開けて「ただいま〜」と声を掛けると扉が閉まった
扉が閉まるとリネが顔を出して私を見るなり
抱き着いてきた
リネ)おかえり!帰り遅かったね?
柊夜)あ〜…空と蛍が仲良く先輩とその友人さんに捕まってね、色々話し込んでたの
リネ)「捕まった」?
柊夜)あ〜……すまん、語弊まみれだったね笑
柊夜)ただ単純に話し込んでただけよ笑
リネ)ふぅん?
リネは少し不服そうな表情を浮かべながら「お風呂入っておいで、ご飯はもう出来てるから」
と、拗ねた声で伝えてくる
柊夜)そうね、入ってくるわ
リネの頭を優しく撫でて自分の部屋へ向かい諸々1式揃えてトテトテと浴室へ直行
柊夜)あ”〜…っつ”!
乾かした髪を簪で纏めリビングに入る
リネ)おかえり、今日はそうめんだよ
柊夜)暑いもんねぇ…そら考えるのも面倒
臭いしお腹も好かんわ
リネ)もう思いつかない……暑いもん…
リネット)もう無理…リビングから出ない…
柊夜)辞めなさいよ?
リネット)イヤだ…
柊夜)……無駄に意地っ張りだな
リネット)暑いの嫌
柊夜)それはわかるけども…
そうめんを啜り…どうにかこうにか夏を乗り切りたいと思う今日この頃…せめて食欲だけは
失せないで欲しい…
日に日にそう思うことが強くなぁる
特に…夏休みが終われば
夏休みが終わり、重苦しい気持ちを抱えながら教室に入ると涼しい空気がお出迎え
柊夜)やば!涼し!
綾香)あら、おはようございます
柊夜)平均体温が常人より少し低い綾香ちゃんだ!抱きしめさせて〜!!!
綾香)へッ?!
綾香、捕食されるの巻
柊夜)つめたぁい…冷房と綾香のおかげでつめたぁい
綾香)あ、あのぉ…
周りからは少しチクチクと痛い視線が…
しかし私は涼しいを求めて離れません
少しすると教師がゲッソリとした表情を
浮かべながら現れた
教師)よぉお前ら……俺は今非常にこの世を
死ねと思っている
柊夜)(教師って大変なんだなぁ…)
ポカーンとしながら右から左に垂れ流す
教師)ところで柊夜
柊夜)お?私?
教師)…お前の周りだいぶ変わったな?
柊夜)すみません全てはあそこの金髪娘のせいですね?
蛍を指さし知らんぷり
蛍)私?!
教師)…毒されてってる……
柊夜)なんで?
教師)頼むから……お前らはこの学校の光なんだ…あの独裁者共の思考に毒されないでくれ…
柊夜)ちょ〜可哀想…
柊夜)……先生…今日早退したらどうっすか?
教師)あぁ…これ伝えたら帰るつもりだ……
蛍)それでいいのか教師…
この学校はとにかくおかしい…1年以外全員
トチ狂ってる
いや、まぁ……ある意味をつけた方が
正しいだろう
天才なんて言う括りで決められないほど
賢かったり…その技術に関しては右に出るものがいなかったり…
世の中の不思議を凝縮したような集まりしか
居ない…
それでは軽くこの学校とその近辺の造りを軽く教えよう
とても簡単に言えばこの学校を中心に色んな地域がある…まぁ、ドーナツでも想像して頂こう
真ん中の穴が高校…そしてその学校を取り囲むように氷の地域、自然と砂漠の地域、全体的に暑い地域、風が良く吹く地域、岩や山で形成された地域、水が綺麗で豊富な地域、古風な地域
※(皆さん……よく分かりますよね?)
私の家はフォンテーヌにあり、電車等で揺られて高校に来ている
各々、色んな通学方法で来ている
歩いて来たり…まぁ、本当色々…
竜に乗ってトテトテと来たりふわふわ〜っと
飛んできたり…
神の目と呼ばれる少し特殊な神様からのプレゼントを受け取りそれを使用することが出来る
草 水 氷 風 岩 炎 雷
この7つの内、それぞれが1つずつ貰える
水の神の目が貰えばどこからともなく水を
出したり…まぁ、できることが少し増える
みたいな感じかな
もちろん、各々の地域にも学校などはあるが…
ここ…テイワット校は全てを学ぶことができる
神の目とは…地域の全ての経営…
そして…ここで1番有名というか…
人気があるのは【旅人】…冒険家だ
この世界には【秘境】と呼ばれる建物がある
その中には宝箱がありその宝箱を求めて色んな冒険者が秘境の中に入る
そして、そんな冒険者立候補者達は秘境の造りをある程度学ぶ
そして、冒険者立候補者達の部活は基本的に
戦闘系だ
部活というなの稽古と思って欲しい
この学校はそういう所だ、キャッキャウフフはご自由に…選んだなら最後まで突き進め…
冒険者立候補者が大半を占めるテイワット校
エレベーター式で大学にも入れる有能校
命を賭ける生徒が居るのならば必要なお金は
教材一式と部活に使う道具のみ
柊夜)(そんな有能校の内側がこうだと…世間も涙不可避だな笑)
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