テラーノベル
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続き書いてもらったんで.ᐟ.ᐟ
スタート.ᐟ.ᐟ
翌朝。
まぜ太「……けちゃ、遅い」
けちゃ「ご、ごめん! 今行く!」
玄関を飛び出すと、そこにはいつものようにまぜが立っていた。
けちゃ「おはよ、まぜ!」
まぜ太「おはよ」
いつもと同じ挨拶。
いつもと同じ制服。
いつもと同じ朝。
なのに――。
昨日、まぜ太と付き合うことになった。
そう思った瞬間、急に顔が熱くなる。
まぜ太「……?」
まぜ太が不思議そうに僕を見る。
まぜ太「どうした?」
けちゃ「な、なんでもない!」
まぜ太「顔赤くない?」
けちゃ「赤くない!」
まぜ太「ふーん」
まぜ太は少し笑った。
まぜ太「じゃ、行くぞ」
けちゃ「うん!」
歩き出す。
昨日までは、隣にいることが当たり前だった。
でも今日は違う。
ちらっと隣を見る。
まぜの手。
昨日、握った手。
そう思ったら、また胸がドキドキしてきた。
まぜ太「……けちゃ」
けちゃ「なに?」
まぜ太が手を差し出してくる。
まぜ太「……手」
けちゃ「え?」
まぜ太「繋がないの?」
けちゃ「っ……!」
まぜ太「昨日、あんなに嬉しそうだったのに」
けちゃ「ま、まぜ!」
まぜ太「何?」
けちゃ「朝からそういうこと言うの、ずるい……」
まぜ太「なんで?」
けちゃ「恥ずかしいから!」
すると、まぜ太は少しだけ照れたように目を逸らした。
まぜ太「……俺だって恥ずかしいけど」
けちゃ「え?」
まぜ太「昨日から、ずっと」
「……」
そんなことを言われたら、断れるわけがない。
僕はそっと手を伸ばす。
まぜ太がその手を握ってくれた。
けちゃ「……あったかい」
まぜ太「けちゃの手、冷たい」
けちゃ「緊張してるから……」
まぜ太「俺も」
けちゃ「……ほんと?」
まぜ太「ほんと」
二人で顔を見合わせて、同時に笑った。
けちゃ「なんか変な感じだね」
まぜ太「何が?」
けちゃ「昨日まで幼なじみだったのに」
まぜ太「今も幼なじみだろ」
けちゃ「でも……」
僕は少しだけ笑う。
けちゃ「恋人でもある」
まぜ太「……そうだな」
まぜ太の耳が赤くなる。
それを見て、なんだか嬉しくなった。
けちゃ「まぜ」
まぜ太「ん?」
けちゃ「今日、放課後どうする?」
まぜ太「一緒に帰る」
けちゃ「即答じゃん」
まぜ太「当たり前」
けちゃ「じゃあ……」
少しだけ勇気を出す。
けちゃ「寄り道したい」
まぜ太「どこ?」
けちゃ「昨日の店」
まぜ太「……ああ」
まぜ太が笑う。
まぜ太「告白した場所?」
けちゃ「言わないで!」
まぜ太「なんで?」
けちゃ「恥ずかしいから!」
まぜ太「じゃあ行く?」
けちゃ「……うん」
そのとき。
ちぐさ「おーい!」
後ろから声がした。
振り返ると、ちぐさがこちらへ走ってくる。
ちぐさ「けちゃ!」
けちゃ「ちぐ!」
そして、ちぐさの視線が私たちの繋いだ手に止まる。
ちぐさ「…………」
けちゃ「……」
ちぐさ「…………付き合った?」
けちゃ「……うん」
ちぐさ「やっぱりーーー!!」
朝の通学路に、ちぐさの声が響き渡った。
けちゃ「ちょ、ちぐ! 声大きい!」
ちぐさ「だって! 昨日の時点で絶対そうだと思ってたもん!」
まぜ太「ちぐ、朝から元気だな」
ちぐさ「まぜたんももっと嬉しそうにしなよ!」
まぜ太「いや、嬉しいけど」
ちぐさ「けちゃ!」
けちゃ「なに?」
ちぐさ「この人、昨日からずっとニヤニヤしてたでしょ?」
けちゃ「え?」
まぜ太を見る。
まぜ太「……してない」
ちぐさ「してた!」
まぜ太「してないって」
ちぐさ「してたよね、けちゃ?」
けちゃ「……してた」
まぜ太「けちゃまで!」
三人で笑う。
いつもの朝。
いつもの通学路。
いつもの仲間。
だけど。
私の隣にいる人は、昨日までとは少し違う。
けちゃ「……まぜ」
まぜ太「ん?」
けちゃ「これからもずっと一緒にいようね」
まぜ太は少しだけ黙ったあと、僕の手を握り直した。
まぜ太「うん」
そして、優しく笑う。
まぜ太「今度は、当たり前じゃなくて」
けちゃ「……?」
まぜ太「ちゃんと俺が、けちゃの隣にいたい」
けちゃ「……っ」
また胸がいっぱいになる。
けちゃ「僕も」
まぜ太「じゃあ決まり」
けちゃ「うん!」
繋いだ手を、今度は僕からぎゅっと握る。
高校卒業まで。
高校を卒業したあとも。
大学が違っても。
住む場所が変わっても。
きっと、二人なら大丈夫。
だって僕は――。
幼なじみのまぜが好き。
そして今は。
恋人のまぜが、もっと好き。
へい、終わり
多分誤字ある可能性ある.ᐟ.ᐟ
そこは、許してね☆
おつぬし.ᐟ.ᐟ
コメント
4件
尊し、
うわあ…もう朝から尊すぎてやばいです。けちゃの「顔赤くない!」とか、まぜ太が「手」って差し出してくるところ、完全に恋愛初心者のドキドキが伝わってきてこっちまで照れました。ちぐさ登場で一気に賑やかになるのも好き。幼なじみから恋人へ変わった最初の朝の空気感、すごく大事に描かれてて、読んでて温かい気持ちになりました。2人ともまだぎこちないけど、ちゃんと一歩ずつ進んでる感じがいい……。続きもゆっくり待ってますね🌙