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死ぬから美しいとかいう綺麗事

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死ぬから美しいとかいう綺麗事

3 - 夏祭り当日(前編)

♥

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2022年05月16日

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結局浴衣は買った。

どうしても見つからなかった

「浴衣ってどうやって着るんだっけ…」

あぁ…浴衣着るのってだるいんだった…

その様子を見た姉はここぞとばかりに

「お姉ちゃんが浴衣着せてあげるよ!」

と言ってきた

「まずは服脱いじゃって!」

思春期をとっくに迎えていた私には1番ハード

な壁だった…

「う、うん。」

恥ずかしがってるように見えないようになるべく顔と身体を隠しながら脱ぎお姉ちゃんが言った通りに浴衣に袖を通した

やっと終わったと思いながら下駄を履き

家をバタバタと出た

「行ってきます!」

「行ってらっしゃい」

友達との集合時間に何とか間に合ったが

友達が見当たらない。人が多いからかまだ来てないからか分からないがとりあえず人気のない場所に行きため息を着いた

「はぁ…なんでこんな所来たんだろ…断ればよかった…」

そんな今更すぎることを言い、うるさいお祭りの音が少し小さく聞こえる少し離れた場所に移動し、友達にLINEを送った

「ねぇ今どこいる?まだ家だったりしたら待ち合わせ場所変更したからここ来てくれない?」

すぐに既読が着いた

「遅れてごめん!お父さんがうるさいくて(´>ω∂`)わかった!いまいくよ」

この子は彩花っていう私のクラスの中のお調子者の立ち位置の陽キャ

だけど、この子も父親に虐待されているらしい。

前、洸夏になら教えるって言って「私、父親に虐待されてるの」と、言われた時私は何故か母が死んだ私にならいいんだ。という謎の思考回路が回って無理やり彩花と距離を置こうとしたが、彩花の方からぐいぐいくるから諦めた。

今は凄く大事な友達だし、父親の件もそういう意味で私に言ったのではないという事は聞いたから安心して遊べる。

純粋な子だし、頭は良くはないけど…運動ができる素直な子。

そんな事を考えていたらいつの間にか彩花が来ていた

「ごめーん!お待たせ!まった?」

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コメント

1

ユーザー

絶対見るの遅れたじゃん さいこー

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