コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
皐月side
桜と別れてから俺はずっと自分がしてきた行いを考えていた
今まで沢山迷惑かけてきた分…嫌になってしまったんだろうか……
やっと思い合えて、ぶつかるようになったのに…嫌になったのかな…
そんなマイナスな考えしか出ずに俺は教室を後にして屋上へ向かった
屋上
梅宮「お?皐月珍しーな!どした?」
皐月『…ちょっと考え事』
梅宮「んー?俺で良ければ話聞くぞ?」
確かに梅は俺の恋人だし…話しても…良いのか?
皐月『……今日さ、桜とポトフ行って…、その後に飯作れる方が良いのかって桜に言われて…、そりゃ勿論好きな人と作れるようになればいいなって答えたんだけど…桜はずっと考え事してて、俺の事素っ気なくしてさ…興味なくなったのかな、って……』
俺がそう話すと梅宮は
梅「そっかそっか、でも桜の事わかるぞ」
皐月『…ッ、梅まで俺の事嫌いになったのか!?』
梅宮はポカンとしながら俺の頭を撫でながら
梅宮「違う違う、どうしたら皐月と一緒に、学校外でも一緒に居られるか、考えてたんだよ」
皐月『何で…』
梅宮「そりゃあ、毎回泊まるのも申し訳ないだろ?だから桜は皐月と一緒にいれるような理由が必要だったんだと俺は思うぞ、勿論!俺も一緒だけどな!!」
そうか…、2人とも俺の事を考えて動いてくれてるんだ……、情けないな
皐月『…俺、桜に謝らなきゃ…』
梅宮「そうだな!その前に、俺からの魔法掛けてやるよ!」
皐月『…?』
何も分からないままでいると、梅宮からそっと抱き締められて……
梅宮「ちゃんと話せばわかる、俺は信じてるからな」
そう告げて梅の手が離れていくのが嫌で……
咄嗟に掴んでしまった…
梅宮「?皐月?どうした?」
皐月『…あ!ちがっ』
恥ずかしくなって下を向いたら
梅宮「そっかそっか、甘えたになったんだなぁ、俺にも甘えてくれるの嬉しいぞ?俺も恋人だしなッ!」
皐月『…こんなうるせー恋人嫌だわ!』
梅宮「えー!酷いぞ!!俺こんなにも!こんなにたぁーくさん大好きだし!愛してるし!!」
皐月『やめろ!!周りに迷惑だ!!』
と言いつつも幸せ過ぎてにやけちゃう皐月くん