もとぱです。
若井受けです。
無理矢理です。
今回は1話完結型ではなく、
中編作品となります!!!
ですので、これ続きます…!!
ぜひ最後までお楽しみくださいませ!
wki side
2人きりのカラオケ
何年ぶりだろう。
最近は有難いことに大活躍で、
とても忙しい日々を送っている。
俺も元貴も本当に休みがない。
今日も別にオフではない、
限られた仕事の合間を縫って
2人でカラオケに来た。
この2人きりの空間に、
元貴の匂いが、香りが、
クラクラしてしまうほど充満している。
そして、こんな部屋の中で俺は思う。
なにかいけない予感がする、と。
ただの予感だけど、
あくまで俺の勝手だけど
でもなにか、何かがある気がして
それが怖くて
どうしようもなく怖くて。
そんな、何もなくていい。
ただ俺は2人で歌いたい
学生の時に、2人で歌ったみたいに
ただ、また俺は元貴と一緒に歌いたいだけ
それだけ。
それなのに何かいけない予感がして
俺はそれが怖くて
それなら、
その何かが起きてしまう前に帰ればいい。
急すぎるけど、
きっと元貴なら許してくれる。
だから言った。
w『ごめん元貴、もう帰ってもいい、?』
元貴は、急な俺の発言に戸惑いつつも、
切ない表情を浮かべながら言う。
m『なんで、?』
w『ごめん、やっぱ、怖くて』
m『やっぱ、って?なにが?』
w『いや、なんか、よくわかんないけど』
w『怖くて、だから』
m『急に、なに、?』
w『だから今日は、ごめん、』
m『待って』
w『だから今度、また行こ。』
そう言って俺はドアノブに手をかけた。
その瞬間、
m『っ、嫌だよ』
俺は元貴に押し倒された。
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二人きりの部屋……何も起きないはずがなく……