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「……ほんとに、これ、やばいな……」
女の身体に変わったひまなつは、鏡の前で自分の胸を持ち上げてみせた。
白く滑らかな肌に、ふっくらとした乳房。ウエストはくびれ、脚はしなやかに長い。
「俺、まじで女になってる……らんのせいで」
「人のせいにすんな! ……ってか、見せつけんな……それ、視界に入るだけでムズムズすんだけど」
ベッドの上、布団を抱えて顔を真っ赤にしているのは、女体化したままのらん。
もう何度も抱かれ、完全に“女の快感”に体が染まってしまった自覚がある。
そんならんの隣に、すとん、とひまなつが腰を下ろす。
「らん、さ。……俺たち、どっちも女になってるなら、さ」
「……な、なに?」
「……百合ってのも、ありじゃない?」
「……はあ!?」
そう言うが早いか、ひまなつはゆっくりとらんの唇を奪った。
女の柔らかさを持った唇同士が重なり、ぬるりと舌が絡み合う。
「ん……っ、んちゅ、ぁ……なつ……女なのに……」
「……それが、いいんじゃん?」
ひまなつはらんの胸元に手を差し入れた。
触れ合う柔らかな感触。自分も女であるがゆえに、その感度の繊細さがわかる。
「っく、や、やだ……それ、くすぐったい……っ!」
「らんのココ、やわらかくて……こんなに立ってる。触られたいんだよね?」
「ちがっ、……そんなこと言うな……!」
ツン、と爪で撫でられた瞬間、らんの身体がビクリと跳ねた。
その反応にひまなつが唇をほころばせる。
「……俺、らんにしてもらいたいことある」
そう言って、ひまなつは仰向けに寝転び、自ら両脚を広げて見せた。
ピンクに染まった花弁が、すでにしっとり濡れている。
「らんの舌で……ここ、して」
「っ、うそ、まじで言ってんの……?」
「うん。らんの指も、舌も、もう全部……欲しい」
背徳感と興奮が入り混じりながら、らんは吸い寄せられるように顔を近づけた。
ぬるぬると濡れた秘所に舌を這わせると、ひまなつの身体がぴくりと震える。
「……ぁ、そこ、……やっば、なにこれ……全然ちが……っ」
「そりゃ、俺の舌、だからな……っ、ん……なつの……ここ、甘い……」
ねっとりと舐め合い、指で奥を確かめ合い、繋がるたびにあふれ出す愛液。
女体同士とは思えぬほど、淫らに熱く、甘く貪るような行為。
やがて、体位を変え、互いの秘所が向き合うように重なった。
「これ……さ、やばくね?」
「やばい……けど、やめたくない……っ」
互いの花弁が擦れ合い、ヌチュッ、チュプッと水音を立てながら、快感を共有していく。
女としての敏感な部位同士が押し当てられ、強く震えるたび、ビクッと全身が反応する。
「っぁ……もう、だめ、イク……イっちゃう……!」
「俺も……らんと一緒に……あっ、やっ、イク、く……っ!」
2人は女の身体のまま、絶頂へと達し、腰を小刻みに震わせながら絡み合った。