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注意
・誤字、脱字あり
・語彙力は遥か彼方へ飛んでいきました。
・ご都合設定
・季節、時間軸は改変しました。
・原作ガン無視
・オリ主と三ツ谷くんのイチャコラが書きたか
ったんです。
それでもいい方はゆっくりしていってね。
カタカタ
カチッ
パチン
ガサガサ
三ツ谷が所属している手芸部で、今日も、ミシンで縫う音、はさみで布を切る音など多くの音が混じり飛んでいた。その音の中には、三ツ谷が作業している音も混ざり込んでいた。
隆「……ふぅー。」
手芸部のコンクール出品のため、制作している服が一段落ついた。あと、数日もあれば完成するだろう。さぁ、作業に戻ろうとしたときだった。
コンコン
ミシンの音でも、裁ちばさみの音でも普段部活中に聞かない音。ドアをノックした音が、聞こえた。誰だろう?東卍のやつらは、ノックなんてしない。他の生徒、手芸部に用のある。そう思考を巡らせていると、一つ下の安田さんがドア開けた。
ガラガラ
海「お?」
隆「え?」
そこにいたのは、海人だった。
安「どなたですか?」
海「あっ部活中にごめんね。俺は、3年の紅坂。ミツ、あー、手芸部の三ツ谷クンっている?」
安「部長なら今、いますが」
海「あー、作業中?ごめんね、お邪魔だよね。でも、あいつに借りたやつ、今日中に返さないとわりと課題、大変だと思うから。でも、邪魔したくないし。えっと、安田さん?三ツ谷クンに返しといてもらっても
隆「海人!」
海「お、ミツ。」
隆「安田さん、こいつの対応ありがとう。」
安「いえ、あの、紅坂さんは林くん達と同じ不良ですか?」
海(林、あー、良平ね。てか、俺不良に見えるんだ。)
隆「海人は俺らのチーム入ってないよ。」
安「!そうなんですか!それなら、紅坂さん!」
海「ん?」
安「いつでも手芸部に来てください!」
海「え?いいの?お邪魔じゃない?」
安「いえ!うるさくしないのでしたら!」
海「そっか。じゃあお言葉に甘えちゃおうかな。」
隆「珍しいね。安田さんが不良を許すなんて。」
安「部長以外の不良は嫌いです。うるさくて、暴力的で。ですが、紅坂さんは常識をわきまえてらっしゃるようですし、柄の悪い格好もしてないので。」
海(まあリーゼントとかかっこいいって思わないからなー)
隆「そっか。」
安「はい。あっ、部長に用事があったんですよね。私は戻りますね。」
海「あっうん。安田さんありがとね」
安「いえ、それでは失礼します。」
隆「うん。」
海「あっで、ミツ、これノート。」
隆「あーありがと。」
海「ん、それだけ。帰るわ。」
隆「中入ってかないのか?」
海「んー?いや、俺も部活行くから。」
隆「え、部活入ってたんだ」
海「おー。あれ、言ってなかったけ?」
隆「聞いてない。」
海「めんご。美術部入ってる。」
隆「美術部?以外だな。」
海「そ?絵描くの好きなんだよね。」
隆「へぇー。絵見せてよ。」
海「んー。気が向いたらなー。」
隆「見せる気ゼロじゃん。」
海「ハハ、キノセイダヨ。」
隆「おい。」
海「ハハ、さらばだ!」
そう言うと、海人は走って行ってしまった。隆「ったく。…俺、海人のこと知らないこと多いんだな。まぁ、これから知っていけばいいか。」
三ツ谷はニヤリと口角を上げ、作業へ戻っていった。