コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんばんは〜!!
今回はなおシヴァ、
(少しうりシヴァ)で前回の続き(中編)書いていきます!
下手なのは許してッッッ
それじゃあどうぞ!
---------
シ「ん…うぁ…?」
気がつくと、自分が見たことのない部屋のベッドの上で全身を縛り付けられていた。
…あれ……
俺…何して…
な「あ♡シヴァさん♡おはようございますッ♡」
俺が部屋を見渡そうとした瞬間、なおきりさんが視界に入り込んだ。
口角は上がっているが、少し可哀想なモノを見ているような目。
シ「ッッッ!」
そのなおきりさんの顔で全て思い出した。
たしか、なおきりさんにスタンガンを…
シ「首にッ…」
首が火傷しているように痛いのはそういうことだったのか。
シ「…ッッ!」
いきなり首元がズキッッと痛んで、思わず声を上げる。
な「ごめんなさい♡首痛いですか?♡」
謝られながら、優しい手つきでスタンガンが当たったところを触られた。
その瞬間、今までで感じたことのないような激痛が全身に走る。
シ「ッぁぁあッッ⁉︎いだいッッッ…」
思わず目から涙が溢れた。
でも、何とか耐えようとして歯を食いしばり、涙を目元で止めた。
そんな俺を見て、なおきりさんは嬉しそうに口角をあげる。
な「あっははw♡僕が当てたスタンガンの跡で痛がってくれてる…♡♡」
シ「ッッ……」
全身がブルブル震えた。
このなおきりさん、いつもと全然違う。
いつも怖いけど、今日は何と言うか…
何かに飢えた獣みたいだ。
な「あぁ〜やばいッ、興奮してきた…♡」
シ「はッッ?」
こ、興奮ッ?
何を言っているんだッ?
こんな俺を見て興奮なんてッ…
な「シヴァさんッ♡♡」
ドンッッッ
ビクッ
シ「ッへ…?」
まってッ…これ…
床ドンッ…?
シ「え…?ぁ…」
混乱している俺に、なおきりさんは鋭くて熱い視線を向けた。
シ「ッ…なにッ?」
怖くなって声が震えてしまう。
今日はなおきりさんの言動、行動全てが訳分からなくて頭が回らない。
なおきりさんは少し荒かった息遣いを整えて言った。
な「僕とヤりましょう?♡♡♡♡」
シ「っは…?」
ヤる?
あの…好きな人同士で愛し合う行為のことか?
嘘だろ…
シ「ッなおきりさッッ…/////」
な「どうかしました?♡」
なおきりさんは、俺に堕ちたような目で俺を見ている。
いやッ、いくら付き合っているとはいえど、流石に男同士でヤるのはッッ…
断る方法が分からなくてしばらく黙り込んでいると、なおきりさんの低音が聞こえた。
な「…もしかして、嫌なんですか?」
シ「ッ……」
その声は、なおきりさんがいつも出す低音より何倍も圧があった。
な「…はぁぁ」
なあきりさんが深いため息をする。
たったそれだけのことなのに、俺の体は震えを増した。
な「本当に悪い子」
シ「ッえ…?」
俺が驚いたと同時に、なおきりさんはポケットに手を突っ込んだ。
シ「…?」
な「しっかり見てください?」
なおきりさんが手をポケットから出す。
すると、数えきれないほどの写真が空中に舞った。
シ「えッッ」
な「僕との約束…破っていたんですね」
なおきりさんは空に舞っていた写真を手に取り、俺に見せる。
その写真は…俺が同級生と仲良く話していた写真だった。
シ「ッッッ!!!」
まずいッ、撮られていたのかッ?
もしかしてッ、この写真全部…
な「これ…なんですか?」
シ「……」
なおきりさんが怒りで震えた声で、俺に問うた。
まさか撮られていたなんて思ってもいなかった。
なおきりさんは絶位撮れないしッ…一体誰がッ
考えを巡らせるたびに、自分の心臓の鼓動が早くなっていく。
絶望と焦りで、走り終わった時とほとんど同じ速さで俺の心臓は脈打っていた。
な「僕にバレなかったら約束を破ってもいいって思っていたんですね」
なおきりさんは失意と怒りの目を俺に向けた。
その目が、俺の呼吸をどんどん荒くしていく。
シ「はッ、はぁッ、ッカヒュッ」
つい過呼吸になってしまった。
今度は呼吸が苦しくなった俺が急に愛でたくなったのか、なおきりさんは優しい目で俺を見る。
な「あ〜ッ♡僕のシヴァさんは本当に可愛いですね…♡」
そう言って、俺の頬に手を添えてさすった。
まるで犬を撫でるように。
な「僕に責められただけで過呼吸になるなんて…ッ♡♡」
今のなおきりさんは本当に狂っている。
過呼吸になった俺で喜んで、怒りさえも飛ぶなんて。
な「これらの写真さえなければ、こんなことにならなくて済んだのにッ♡」
なおきりさんは微笑んだ。
けれど、その微笑みは過去のなおきりさんよのうな天使の微笑みではなく、心から悪い心を持った悪魔の笑みそのものだった。
な「あッ!この元凶の写真、誰が撮ったか教えてあげましょうか?♡」
話を180度変えて、なおきりさんが俺に問う。
シ「えッ…」
教えてくれるのかッ?
まさかッ…あのなおきりさんがッ?
な「可哀想なので教えてあげます♡♡」
混乱している俺が答える前に、なおきりさんが言った。
な「それじゃあ出てきてください!♡」
シ「はッ?」
来ている?この場所にッ?
嘘だろッ…
俺はさらに混乱した。
まさか来ているなんて思わなかった。
でも、このあと更に驚くべきことがあった。
な「…うりさん♡」
シ「えッ」
『うり』と聞いて、俺の頭は思考が止まった。
うり?あのうり?信用してた俺の幼馴染のうり?
もしそうなら…今日言ってくれたあの言葉、嘘だったのか?
今まで優しくしてくれてたのも嘘?
違う、あいつがそんなことするなんてッ…
う「来たよなおきりさん〜♡」
でも、俺の期待を裏切ってきたのは
…… 俺が知っているうりだった。
シ「うりッ?嘘でしょッ…?ねぇッ」
信じられなくて、でも事実を目の当たりにして、思わず涙がこぼれた。
う「泣くなよ〜wシヴァさん、ごめんね?♡」
いつものはちゃらけたうりのまま、目はなおきりさんと同じ俺に堕ちたような目をしていた。
な「びっくりしましたか?♡僕からのサプライズです!♡♡」
う「ウェーイw」
2人は明るく笑っている。
でも、これはサプライズなんかじゃない。
俺への絶望のプレゼントだ。
シ「…ッ、いつッ、撮ったのッ?」
まだ信じられなくて、とっさにうりに問う。
うりは、んー?と気分がいい時の口癖を言ってから、自分の胸ポケットを見た。
う「俺のスマホで、常時…ね?♡」
シ「あッ…」
そういえば、昔は俺が言えばリュックにしまったのに、最近はリュックにしまわなかった。
つまり、一ヶ月前ぐらいからずうっと…
う「やっと気付いたんだ…どんだけ俺のこと信用してたんだよw」
顔が青ざめた俺を見て、うりは嘲笑った。
いつもなら何か言っているところだが、今この時はそれどころではない。
な「さぁ、ヤりましょうかッ♡♡」
なおきりさんが改めて俺を見て言う。
俺は不意過ぎて、「ふぇッ」と情けない声を出した。
シ「いやッまってッ…うりに見られながらスるのッ?」
そんなの、絶対にヤりたくない。
ただでさえヤられたくないのに、小さい頃から仲が良かったうりに見られながらスるなんてッ…
な「あぁ、もちろん見られながらじゃないですよ?♡♡」
なおきりさんはそう言った後、少し不満げな顔をしてうりの方を向いた。
見られながらシないのはまだいいけど…
うりが全く出ていく気配がない。
うりは俺を見て口角をあげ、俺の耳元で囁いた。
う「俺も一緒にスるよ♡♡」
あまりに衝撃の一言すぎて、硬直してしまった。
シ「はッ…いやいやいやッッッ」
俺は必死に首を振る。
けれど、2人は俺を無視して話を続けた。
な「本当は一対一でヤりたかったんですけど…写真を撮る代わりに、ってお願いされて」
う「最初は全然ダメだったけど、100回ぐらい言ったら何とかw」
100回ってなかなかだな。
…じゃないッ!
2人の目を見る限り、2人は本気でヤる気らしい。
絶対にヤりたくない。
どうにか逃げれる方法を…
な「逃げるなんて考えてませんよね?♡」
ビクッ
シ「ふぇっ」
思わず図星を突かれ、体が反応してしまった。
う「図星か〜…まぁ逃げられないんだけどね♡♡♡」
うりが俺の両手を掴んでくる。
なおきりさんも、続いて俺の両足を掴んだ。
ビクビクッッ
シ「ッ…////」
どうすることもできなくて、顔も真っ赤になってしまった。
う「あはッ♡照れてんの可愛い〜…♡♡」
うりがニヤニヤ笑う。
それを見て、なおきりさんもにやけながら言った。
な「さぁ、ヤりますよ?♡♡」
シ「ッゔ〜ッッ////」
もう逃げられない。
くそッッッッッ
---------
おっしゃあ中編終わりましたぁ!!!
体力がもたんなぁこれw
今回もうりさん少なくてすみませんッ
次回はR-18でうりさんめっちゃ出てきますんでよろしくお願いします!!
あと前編のいいね100ありがとうございす!!
嬉しすぎて親の前で笑っちゃったよw
これの詳細は書くつもりないけど、書いて欲しいってコメントあったら書こう思うのでよろしくお願いします〜
ではまた後編で!!