異世界転生してしまった私は人間の姿ではなく犬の獣人だった。しかも茶介の面影があった。
フル「そう言えばどうしてあんなところに倒れてたの?」
フェリー「わからないです…」
フル「そうなのね、じゃあここで住む?」
フェリー「でも迷惑かけてしまいますし」
フル「大丈夫よ!こういうの何回もあるし」
フェリー「そうなんですか?」
外から何かの唸り声がきこえる
フル「ちょっとまっててちょうだい」
フェリー「わかりました」
(後をついて行ってみよう)
ガチャっ(扉が開く音)
フル「きゃぁぁぁぁあ!!!!!!」
フェリー「フルさん?!?!」
そこには倒れたフルさんと犬の獣がいました。でも、茶介に似ているような…
一か八かで聞いてみる。
フェリー「茶介…?」
獣「ご主人…?」(唸り声を止める)
フェリー「獣が喋った?!?!」
獣「話せるようになったんだ。」
フル「フェリー逃げて!」
フェリー「大丈夫です!このこ私のペットなんですよ!」
獣「そうなんだ、さっきはごめんなさい」
フルは驚きのあまり固まる。
フェリー「まさか茶介がこの世界にいるなんて!夢見たい…」
茶介「ご主人が急に倒れるからショック死してしまったのかも」(笑う)
フェリー「そっか、でもなんで倒れたんだろう、病気でもなかったのに」
フルは困惑している
フェリー「あ、ごめんなさい!茶介も暮らしていいですか…?」
フル「でも大きすぎない…?」
茶介「ぼく小さくなれるよ」
フェリー「ほんと?」
茶介が子犬くらいに小さくなる
フェリー「すごい…、」
フル「まぁ、このくらいの大きさなら問題無いわ」
フェリー「ありがとうございます!!!」