じふん 「それにここには車も通らない」
じゅんぎゅ 「唯一通っても配送トラックとか」
じふん 「そうそ」
〇〇 「でも…」
じふん 「大丈夫だってばㅎ」
信じていいのかな、
ううん、信じよう
〇〇 「あのさっ、」
じふん 「うん?」
〇〇 「じふんさんたちってなんのお仕事してるの…?」
じゅんぎゅ 「んー」
芳典 「言っていいん?」
じふん 「いいよ〇〇には」
〇〇 「聞いちゃダメだった、?」
じゅんぎゅ 「ううんー!!そんなことないよ!」
じふん 「俺らは練習生してるの」
〇〇 「練習生?」
じふん 「そう、アイドルになるための」
〇〇 「すごい…」
すごいという感情と同時に
見つかったら尚更まずいんじゃないか
そんな考えが頭をよぎった
芳典 「また不安になっちゃった?」
〇〇 「いや、だって見つかったらデビューできなくなっちゃう、」
じふん 「大丈夫だよㅎ見つからないから」
〇〇 「じふんさんはなんでそんなに断言できるの…、」
じふん 「んーなんでだろうねㅎ」
じゅんぎゅ 「それより!せっかくならみんなでどっか行かない?」
じふん 「どこに??」
じゅんぎゅ 「〇〇どっか行きたい?」
〇〇 「うーん…水族館、!」
芳典 「ええやんー!」
じゅんぎゅ 「決まり!さっ!準備して!」
〇〇 「目立たない格好で行った方がいいよね?」
じふん 「いいよ好きな格好で」
〇〇 「わかった!」
水族館到着
〇〇 「あんまり人多くないね」
朝光 「ちょうどいいな」
〇〇 「水族館ってみんな夏に行きがちだけど冬にも来てみたかったの」
〇〇 「みて!かわいー」
じふん 「そうだなㅎㅎ」
〇〇 「私お手洗い行ってくるねー」
芳典 「ここで待っとるなー」
〇〇 「うん!」
トイレから出た後
「あの」
声を掛けられたと思って後ろを見る
「あの、もしかしてですけど、ニュースになってた行方不明の女子高生…ですか…?」
〇〇 「え、?」
どうしよう、バレた…?
「大丈夫ですか?警察行きましょう」
〇〇 「いやっ、あの人違いじゃないですか」
「でも、顔似てますし、」
〇〇 「っ、」
じふん 「〇〇」
〇〇 「じふんさんっ、」
じふん 「誰?知り合い?」
「え、、?じふ、いや、この子行方不明の子じゃないですか?」
じふん 「いやㅎ」
じふん 「何言ってるんですかㅎㅎ」
じふん 「行こ〇〇」
私はじふんさんに手を取られその場所を後にした
じふん 「車戻ろ」
頷くだけで言葉が出なかった
どうしよう、バレてまたあの生活…?
冷たい布団で毎日を過ごすの?
そんなの嫌だ
じゅんぎゅ 「じふな!!!!」
車に戻った私たちにみんなは走って車に戻ってきた
温斗 「〇〇がバレたって、」
じゅんぎゅ 「ほんとなの?どこで?誰に?」
芳典 「なぁ大丈夫なん、?」
じふん 「とりあえずは、ってところ」
〇〇 「ごめんなさい、私が水族館行きたいなんて言わなければ、」
〇〇 「少しでも変装してたら変わってたはずなのに」
じふん 「自分責めても何も変わらない」
じふん 「〇〇は悪くないから」
じふん 「帰ろ一旦」
帰りの車はただ窓の外を見つめるだけだった
「もしもし〜〜警察です」
「すみません、今ニュースになってる行方不明の女子高生を目撃したんですが、」
警察 「名前伺ってもよろしいですか?」
「髙田真史帆といいます」
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コメント
3件
まっしー、?!