昼休み。やる事もないから机とにらめっこ。
春喰「………ねぇ神々廻。」
神々廻「ん?何どしたの春喰?」
春喰「これ、神々廻のスマホにも出てきた?」
神々廻「…………え?」
春喰のスマホの画面には、見る人にとってはオカルティックな雰囲気をも感じる奇妙な画面が映し出されている。
そして、少し禍々しさも感じる文字で「願いを唱えてください」と表示されている。
神々廻「……何これ、新手の犯罪?」
春喰「俺にはわかんない。てか、別のクラスのヤツにも同じようなのが届いてた。」
自分のスマホを確認してみるが全くもってそんなものは出てこない。
春喰「何か、スマホの電源つけた瞬間にこの画面出てきて…………」
神々廻「僕のスマホにはそんなの出なかったけど?」
春喰「えぇ、変なの………」
現在時刻 13時24分。
変なヤツ。と思いながら顔を上げて、頬杖をつきながら窓越しの青空を見つめる。
______はずだった。
______空が、赤く染まっていた。
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