テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「ふふっ……僕、怒ってないよ」
「えっ」
「……というより、君が考えていることが全部、可愛すぎて恐ろしいな」
「か、かわ……っ?」
「ああ……それに、君に監禁してもらえるなんてご褒美に近い。君に独占欲をぶつけてもらえるなら喜んで飲んだのに」
「?! よ、喜んで飲むなんて……どうして」
「どうして……って、僕だって、君にプロポーズする前……君を街で見かけたときは、自分のモノにしたい衝動に駆られて、いっそのこと攫って監禁しようか迷ったぐらいだからね」
衝撃の告白に、私は目を見開いた。
「……ふふっ、まあ、紳士にプロポーズしたら君が僕の元に来てくれたから、それはしなくて済んだのだけど」
「……っ!」
まさか、彼も同じような暗い情念を抱いていたなんて。
驚きと、それ以上の喜びで言葉が出ない。
こんなことで喜んでしまう私は傍から見ればおかしいのかもしれない
それに、クラウド様に薬を盛ろうとした時点で罰される対象で、いけないことをした自覚もある。
それでも、クラウド様と同じ重さの愛情を抱いていると知って、喜ばずにはいられなかった。
「……でも、不安にさせていたのはごめん。可愛いって、言い足りなかったかい?」
「……い、いえ! その……私が、求めすぎな、だけだと思います…クラウド様のせいじゃ、なくて……」
「……いや、もっと求めてくれていいんだよ」
今度は頭を優しく撫でられて、胸が熱くなる。
「で、でも、クラウド様が可愛いって言ってくれない、なんて嘆くのは…図々しい気がして…。隣にいれるだけでも幸せなのに、わがままを言って飽きられたらと思うと…すごく怖かったんです」
クラウド様は私の涙を指で優しく拭うと、唇に触れるだけの淡いキスをくれた。
「君は可愛いよ。この世の誰よりも──。他の女性に言う褒め言葉は、すべて社交辞令なんだ」
「なのに、そうやって僕からの『可愛い』を求めてる健気な姿も、すぐ不安になって怖がるところも、すごく可愛らしいんだから。……僕は、どんな美女よりも、そういうエリシアが大好きなんだよ」
その言葉に、私の心は歓喜で溢れかえった。
私は思わずクラウド様の首に腕を回し、しがみつく。
「……じゃ、じゃあ、わたしのこと……まだ、嫌いになってない、ですか……っ?」
「なってないし、未来永劫ありえないよ」
「ううっ……よがっだ……っ、ひっ、うぅ……ク、クラウド様……っ、優し……すぎます……っ。わたし……騙すようなことしちゃったのに…っ、ほんとうに、ごめ…なざい…ぃ…」
「……僕の方こそ、少し手荒な真似をして怖がらせてしまった。ごめんね、エリシア」
「……うう、クラウド、様……っ、好き……っ、だいすきです……っ」
「……僕もだよ、エリシア。君の想いをワガママなんて思わない。遠慮せずぶつけてくれていいんだ。全部受け止めて、愛すからね」
「クラウド様……っ、わたし……もっと、もっとクラウド様を感じたかったんです…っ、もっと近くにいて欲しくて……」
「うん…もっとエリシアの気持ちを教えて」
「わ、私だけしか見て欲しくない……もっと、可愛いって、言われて……求めて欲しいって、思ってます……っ。いっそのこと……壊されたいぐらい……クラウド様が、大好きなんです……っ」
その言葉が、最後の引き金となった。
クラウド様が耳元で低く、獣のような声で囁いた。
「……っ、そんなに君に求められては、お返ししないわけにはいかないね」
合図するように再開されたピストンは、先ほどよりもさらに激しく、重い愛情を伴って私を突き上げた。
「っ……! あぁっ……!」
クラウド様の指が私の白い肌をなぞるたびに、背筋が反り返る。
唇が鎖骨を這い、チリッとした痛みとともに新しい徴が刻まれた。
「君のすべては僕のものだよ」
低く響く声が耳元でささやかれ、それだけで身体の芯が熱くなる。
「誰にも見せない。触らせない」
その言葉を裏付けるように、彼の唇は私の胸の膨らみを食み、強く吸い付いた。
赤い花が咲いた痕跡が残る。
「も…っ、もっと……くだしゃ……」
自分の口から溢れた懇願に羞恥が走るが、それを上回る渇望が押し寄せる。
クラウド様は微笑んだ。瞳の奥に燃える炎のような情欲が見える。
「ふふ……エリシアは素直だね」
そう言って腰を深く打ちつけながら、今度は私の首筋に歯を立てた。
「ひゃあ……!」
鋭い刺激が快感へ変わる瞬間を味わいながら、私もまた彼の背中に爪を立てる。
互いの皮膚が擦れ合い、紅く腫れるほどに求め合う──この痛みさえも愛おしい。
「んぅ……! もっと………!」
叫びながら腰を押し付けると、彼の動きが一層荒くなった。
肌と肌がぶつかる音、湿った吐息、そして二人分の嬌声が部屋を満たしていく。
「……可愛い、可愛いよ、エリシア…っ」
突然告げられた言葉に、子宮が震えた。
同時に最奥を貫かれる衝撃と共に視界が真っ白に染まる。
「あんっ、んあぁっ───!!」
絶頂の波に飲まれた私の喉から掠れた悲鳴が迸った。 それでも彼の動きは止まらない。
「まだ足りないだろう」
甘い拷問が始まるのだ──この狂った幸福の中で。
お互いを求め尽くす音色だけが響く世界で、
私たちは確かに繋がっていた。
それが正しい形なのかなど考える余裕もなく
甘い声を漏らす私の白い肌の隅々に、彼は所有印としてのキスマークを容赦なく落としていく。
私は白目を向き、声を枯らして彼の愛を全身で受け止め続けた。
「ひぁ……っ!」
彼の舌が這うたびに私は痙攣した。
クラウド様は私の反応を見逃すことなく、次なる標的に向かう。
「エリシアは…感度がいいね」
恥骨の内側に柔らかな感触。
驚愕に目を見開いた瞬間、今まで感じたことのない快楽が襲ってきた。
「やっ! そこは……!」
「嫌ならやめる、どうする?」
意地悪い声に、私は無意識に首を振る。
もっとほしい───
その欲望が全身から溢れ出していた。
「や…っ、やめ…ないで……っ」
自分の発した言葉に顔が火照る。
それでもクラウド様は満足そうに笑い、再び秘所へ顔を埋めた。
「いい子だ」
濡れた音とともに強烈な快感が押し寄せ、私は弓なりになって果てる。
しかし彼は止まらず、指と唇を使って私を追い詰め続ける。
「ひっ……ああっ……もう…らめぇ……!」
何度目の絶頂かもわからないほど、私は高みへと押し上げられていた。
クラウド様の両手が私の腰を鷲掴みにする。
次の瞬間───
「ひっ、ああっ!?」
予想以上の速度で始まった抽送に背筋が跳ね上がる。
脳髄まで響くような衝撃に私は髪を振り乱した。
「まっ…待って……っ! あんっ! ああっ!」
息をする間もないほどの連続攻撃。
結合部からは白濁した愛液が泡立ち飛び散っているのがわかる。
それでもクラウド様は一切手加減せず、むしろどんどん加速していった。
「やらぁ……っ!はげしっ……すぎ…てぇっ……!」
呂律の回らない舌足らずな声しか出ない。
子宮口を何度も叩かれるたび、頭の中が真っ白になる。
でもそれが心地よくて……
「んあっ、!イ、イっちゃ……っ!!」
自分から脚を開いて誘ってしまっていることに気づかないまま、私は必死に彼を締め付けた。
「可愛いね、エリシア…イクときはちゃんとイきますって言うんだよ」
低い声が鼓膜を揺さぶる。
それが引き金となり──
彼の突き上げが一段と強まり、子宮を直撃する。
「あんっ…!!…ひああっ……!」
全身が痙攣するように震え、私は弓なりに反り返った。
それでも尚、クラウド様の動きは止まらない。
達したばかりの敏感な膣壁を執拗に擦り上げられる。
「やっ! もう、無理ぃっ……!」
「…受け止めて、エリシア」
泣きそうな声で訴えても彼は微笑むだけで、むしろより巧みに弱点を探ってくる。
「そ……んな……ぁああっ!」
膝がガクガクと震え始めている。視界の端で火花が弾けるように見える。
「また……イク……! イっちゃいましゅ……っ!」
意識が飛びそうになった瞬間、ぐっと奥深くに突き刺さった。
重く深い愛情で抱き潰され、私はクラウド様の背中に爪を立ててしがみつき、その快楽に腰を揺らした。
舌を出し、彼を迎え入れ、濃厚な口付けを交わしながら、互いの奥深くまでを貪り合う。
首筋、鎖骨、胸元、内腿──
私の体中に、クラウド様の所有を示す赤い徴が刻まれていく。
もう、離れたくない。
いや、離れられない。
この重く、暗く、けれどこれ以上なく純粋なこの相思相愛が、永遠に続けばいい────。
私たちは互いの体と心を全て委ね合い、二度と浮き上がれない、深い狂依存の闇へと落ちていった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!