skri短編集

『　悪行動　』

黑視点

黑「　ねるなんか大っ嫌いだｯ　!!!　」

桃「　ねるだって … ねるだってしあのこと大嫌いｯ　!!!　」

黑「　ｯ …　」

黑「　ｯはぁｯはぁｯ …　」

またか … これで何回目　?

毎日毎日この夢を見る　.

もう精神的に辛い　.

コンコン

橙「　しあ −　? 朝ごはんだよ　」

黑「　… 扉の前に置いといて …　」

橙「　… わかった 、 気が向いたら食べてね　」

黑「　… うん … ごめん …　」

橙「　しあが謝ることじゃないよ　」

休日はこれの繰り返し　.

お兄ちゃんには申し訳ないと思ってる　.

それでもメンタルは治るわけじゃない　.

わかってる　.

わかってるはず　.

黑「　… ｯぅｯ … ぁ … ｯｯあぁｯｯ　」

なんの涙かわからない　.

ただ 、 一つだけ　.

顔がぐちゃぐちゃなことだけはわかる　.

_ 月曜日の放課後

屋上の呼び出し　.

どうせ告白だろう　.

莉李「　付き合ってくださいっ　!!　」

やっぱり　.

毎朝下駄箱にラブレタ − が入ってたから 、 そろそろだとは思ってた　.

黑「　ごめんね　💦

僕には大好きな人が居るんだ　💦　」

莉李「　…　」

嫉妬しているような 、 睨んでいるような 、 そんな目　.

… ダメかもな

グサッ

黑「　はは … ｯやっぱり … ｯ刺されると思ったよ … ｯｯ　」

これまでにも 、 何回か嫉妬で刺されることがあった　.

黑「　めちゃくちゃ痛いんだけどなぁ … ｯｯこれ … ｯｯｯ　」

莉李「　先輩が悪いんですよ … ｯｯ　?

私はこんなにこんなに愛してるんですｯｯ　!!!

他の女を愛すとかありえないんですよｯ　!!!

私だけを見てｯ　!!

私だけを愛してくださいよｯ　!!　」

黑「　そっかそっかｯ … こんな僕を好いてくれてありがとうね … ｯ　」

だんだん意識が薄れていく …

次こそしぬかもな … 、

_ 病院

橙「　しあｯしあｯｯ　!!　」

黑「　… ｯ 、　?　」

橙「　!! しあ　!!　」

黑「　お兄 、 ちゃん 、　?　」

橙「　しあぁｯ（ 泣　」

黑「　お兄ちゃんｯ　」

習い事の合間に作りました　🙃

ちょっとまじで駄作すぎて泣いちゃう（ ?

誰か才能を恵んでください　🤲