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ーー
「3人とももう良いよ〜」
部屋の掃除も終わり、冷房もだいぶ効いてきたから3人を呼びに行ったんだけど、
…なんか来た時より仲良くなってない?
ほら見てよ
「滉斗くんは勉強得意?」
「うーん…まぁ、理系分野ならなんとか」
「…数学とか、教えてくれたりする、?」
「良いよ笑 範囲どこ?」
「ーーーのところなんやけど、」
「あーそこね。まかせて、そこは得意通り越して好きだから。」
「ここ好きとか、マジですか。」
「陽貴も解けるようになれば分かるよ笑」
「んー、」
ね!?ね!?すんごい仲良くなってるでしょ!?!?
「もぉ来ても大丈夫なんやけどー、??」
ちょっと拗ねた声で話しかける。
「「「「 あ。 」」」」
「元貴ー!部屋行ってい??」
「…いいよって、言ったやん。2回も、」
「ごめん兄ちゃん!拗ねんといて、??」
「拗ねとらんし。」
「いやどう見ても拗ねとるやろ、」
…拗ねてなんかない!!
髙野後で絶対ジュース奢らす!!
「髙野余計なこと言わんでよ!元貴拗ねちゃうって(コソッ」
「兄ちゃん、ほら今日の夜はトマトスパゲッティにするって話したやろ?」
これは間違いなく僕の機嫌を直そうとする陽貴の作戦である。
でも、本当に今日の夜はトマトスパゲッティにしようって話したから、罠じゃない。
「、…一緒に作ってね、?」
「うん。一緒に作ろ!」
「ん。(微笑」
‥あれ、僕以外とちょろい?
「はい、兄ちゃんはお友達部屋に連れてって!俺これから友達とゲームするから!」
「うん、ありがと陽貴。ほい、部屋行くぞ〜」
4人で部屋を出て2階にある僕の部屋へ向かう。
「あれ、新しい布団にした?」
「部屋に入っての第一声それなん?笑」
「確かに変えたんやけどさ!笑」
「あ、若井くん!ようこそ僕の部屋へ。」
「お邪魔します笑」
「笑、適当に荷物置いて座ってええよ〜」
「元貴〜、何すんの〜」
「カードゲームかボードゲームかビデオゲーム」
「みんなどれが良い?」
「俺はどれでも良いよ?」
「私もどれでも良いかな」
「元貴は?」
「僕もどれでも良いけど、」
「…トランプするか。」
「だね。」
「一番無難、笑」
「おっけ、トランプね。出してくる。」
トランプは、棚に入れたんだっけ。
あ、あったあった。
「ババ抜きで、負けた人明日の昼ジュース奢りね。」
「うわ、地味に嫌な罰ゲーム設定してきとる」
「まぁ僕は髙野に負けてほしいから髙野を集中攻撃するけど。」
「何で俺!?!?」
「自分の言動振り返ってくださーい。」
「……はい、分けたから始めるよ?」
僕の掛け声で、ジュースをかけたババ抜きが始まった。