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# 第9話
「潔を守るための作戦会議」
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翌日。
潔の部屋。
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玲王「というわけで。」
蜂楽「会議です!」
千切「緊急会議。」
凪「眠い。」
凛「帰れ。」
凪「やだ。」
-–
潔はベッドの上で呆然としていた。
潔「いや待て。」
全員が振り返る。
潔「なんで俺の部屋でやるんだよ。」
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玲王「主役だから。」
蜂楽「潔を守る会だから。」
千切「本人不在じゃ意味ないだろ。」
潔「その会いつ結成されたんだ。」
誰も答えなかった。
絶対今だ。
潔は確信した。
玲王がホワイトボードを取り出す。
潔「なんであるんだよ。」
玲王「細かいことは気にするな。」
気になる。
めちゃくちゃ気になる。
玲王はペンを走らせる。
【潔保護計画】
潔「名前が物騒。」
蜂楽「まず一人行動禁止!」
カキカキ。
玲王「採用。」
潔「採用するな。」
千切「練習後は必ず誰かと帰る。」
玲王「採用。」
潔「だから採用するな。」
凪「部屋の前に交代で見張り。」
潔「却下。」
玲王「採用。」
潔「話聞いて!?」
一時間後。
雲☾𓂃⟡.·
275
Mami
367
#潔愛され
桜
89
#男性妊娠・出産あり
𝑆𝑜𝑦𝑜𝑜𝑛
174
潔保護計画は完成した。
潔「おかしい。」
蜂楽「完璧だね!」
千切「完璧だな。」
凛「問題ない。」
潔「ある。」
その時。
コンコン。
部屋のドアが鳴る。
全員が止まった。
静寂。
玲王が目配せする。
凛がゆっくり扉へ向かう。
ガチャ。
そこにいたのは。
「失礼します。」
職員だった。
全員が少しだけ安堵する。
しかし。
職員は封筒を差し出した。
「潔世一さん宛です。」
潔「俺?」
受け取る。
差出人はない。
嫌な予感がした。
中を開く。
潔「……っ。」
写真。
また写真だった。
しかし。
今度は潔だけじゃない。
蜂楽。
玲王。
千切。
凪。
凛。
-–
みんなが写っていた。
そして裏には。
『次は助けられない。』
部屋の空気が凍る。
潔の手が震える。
自分のせいだ。
自分が狙われているせいで。
みんなまで。
潔「ごめん……。」
思わず口からこぼれた。
すると。
パシッ。
蜂楽が潔の額を軽く叩いた。
潔「いてっ。」
蜂楽「なんで謝るの?」
潔「でも。」
玲王が言う。
「お前のせいじゃない。」
千切も頷く。
「勝手に狙ってる犯人が悪い。」
凪は珍しく真面目な顔だった。
「潔が謝る必要ない。」
最後に。
凛が言った。
「次謝ったら怒る。」
潔「なんだそれ。」
思わず笑う。
みんなも少し笑った。
でも。
誰も気づいていなかった。
部屋の外。
少しだけ開いた窓の隙間から。
こちらを見つめる視線に。
そして。
犯人は静かに呟く。
「やっぱり。」
「邪魔だな。」
握り潰された写真。
そこに写っていたのは。
潔の隣で笑う仲間たちだった。
コメント
1件
うわ、第10話、怖かった…。潔が「自分のせいで」って謝るところで胸がぎゅってなったよ。でも蜂楽が額を叩いて「なんで謝るの?」って言ったところ、すごく好き。みんなで潔を守ろうとしてるのが伝わってきて、じんわりした。ラストの「邪魔だな」でまたゾッとした…続きが本当に気になる。白米さん、この重くて優しい空気、すごいです。次も読みます。