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テラーノベル(Teller Novel)
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「しょーと、好きだよ」

「っ…」

「って言われたらドキドキするでしょ?」

「…っ、あぁ」

行動で示す。私にはこれしか思いつかなかった。

「ひわ、でもひわは爆豪が好きなんだろ?」

と少しだけ苦しそうな顔をしてしょーとが言う。

私はかぁ〜っと顔が赤くなるのを感じながら頷いた。

「頑張れよ」

と言ってさっきの苦しい顔は嘘なんじゃないかと思うくらいふんわりと笑って教室に帰っていった。

私も教室に帰る。授業を終えてお昼ご飯、いつものように女の子と食堂に行く。

いつもなら近くの席に座るかっちゃんは今日は遠くに座っていた。

どうしたんだろうと不思議に思いながらおしゃべりしてお昼の時間が終わる。

午後の授業も終えてうちに帰る。明日から寮かーと思いながら自分の部屋で勉強をする。

「たっだいまー」

ホークスが帰ってきた。

「おかえりー」

明日から寮生活ーという話をして夜ご飯を食べる。

「お風呂はいってきまーす」

とお風呂に入る。午後の授業の時も帰る時もかっちゃんといつもなら目が合うのに今日は全く合わなかった。というか、避けられてる感じ?

「私なんかしたかなぁ」

しょーとのことが浮かんだけど、最後まで見てたんならきちんと話はわかってるはずだし…と選択肢に入れなかった。


爆豪side


「しょーと、好きだよ」

と言ってニコッと笑うひわ。

その瞬間ハンマーで殴られたんかって思うぐらいの衝撃が頭に来る。

ひわはあいつが好き?俺じゃねぇ、?

あの野郎も嘘ついたんか。

少し放心状態になりながらもその場にいたくなくて去る。

そこから俺はひわを見ることが出来なくなった。

見たら言っちゃいけねぇこと言っちゃいそうで目も合わせられなくなって避けるようになった。

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