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ああもう、この話しんどすぎて涙出てきたよ…😭💕 奏の「また言われるのが怖い」って気持ち、すごくわかる。自分の作品が否定されるって、心の根っこから揺さぶられるからね。でも絵名が「奏に助けられたから今度は私が」って言って、瑞稀が続いてくれたシーン、最高だったよ…!「救う側じゃなくて救われる側になってよ」って言葉に、もうキュン通り越して胸が熱くなった🥺💫 三人の絆、確かになったね。次が楽しみすぎる〜!
「ねえ、絵名」
「どうしたの、奏?」
絵名と瑞稀は奏の家に居候していた。以前奏が思い詰めて命を手放そうとしたあの日から。相変わらず奏は音楽から離れているが、ずっと頭から離れていなかった。みんなとした、“私たちの居場所へ帰ろう”という約束が。
「私、ニーゴに戻るべきなのかな。また、まふゆのためとか言って音楽を作らなきゃいけないの、?」
少し考えて絵名は答えた。
「そんなことないんじゃない?だってまふゆの方からやめてって言われたんだから」
「だけど、」
「奏はまた、まふゆに冷たく言われたいの?それでまたどうしようもなく消えたくなって自分を傷つけたりするの?」
奏は何もいえなかった。だって前がそうだったから。今回もまた、そうなるかもしれない。
「だけど、このままでいいのかな、。お父さんとの約束も、守らなきゃいけないのに」
「あぁ、前に言ってたこと?奏は奏の音楽を作り続けるんだよ、だっけ?」
「うん。その言葉があったから私は音楽を作り続けられた。例え辛くても作り続けられたの。だけど、今の私は違う。過去の辛かったことから逃げてる。このままで、いいのかな、私は」
「わかんない。奏がどうしたいのか、私にはさっぱりわからない。だけど、少なくとも奏の中には”まだ作りたい”って想いがあるってことでしょ?そうじゃなかったらこうやって私に聞かないだろうしね。やりたいって意思があったから私に尋ねた。違う?」
「そう、なのかもしれない。だけど私は、怖いんだ、。どうしようもなく、怖い、の」
「何が怖いの?」
「また、言われる、のが、。」
その言葉に絵名はハッとした。奏の音楽は以前酷評をされたことがあるのだ。それもニーゴをやめたタイミングで。
「”このメロディー、全く響いてこないね”とか、”何この曲、変なの”って言われるのが、どうしようもなく怖いんだ。誰かを救う曲を作りたいのに、”全く響かない”って言われるのが、どうしようもなく、怖いんだ、!」
そう、奏は涙を流しながら言った。奏の中には確かに作りたいって想いはある。だけど、それを邪魔するように以前の辛かった記憶が溢れているのだ。
「奏、」
絵名には奏を抱きしめることしかできなかった。何か暖かい言葉をかけられれば良かったが、絵名にはそんな言葉は見つからなかった。優しく抱きしめる以外できなかったのだ。
「ねえ、奏」
「ん、?何、?」
「私は、奏の心を安心させられるような言葉をかけることはできない。だけどね、一つ話したいことがあるんだ。奏の知ってる話だけどね。私がニーゴに出会う前、いや、出会った後もだったかな。私の絵は、誰にも認められなかった。誰かに認められるような絵を描きたかったのに、私の絵は誰にも認められることがなかった。挙句の果てには私の絵はニーゴの曲を貶してるとさえ言われたんだ。だけど、そんな私を助けてくれたのは奏なんだよ。奏が私を認めてくれた。だからまた描こうって思えた。私を認めてくれる人がここにいるんだって思ったら心が軽くなって、安心して描けるようになったんだ。だからさ、奏。私は奏の力になりたいな。奏に助けられたんだ。だから今度は、私が奏の力になりたい。奏を、助けたい。今までたくさん辛い思いをした奏の心を、私は救いたい」
そこに、瑞稀がやってきた。
「奏、ずっと聞いてたよ。これまでの会話。奏の気持ちは僕にもわからない。だけど僕の命は奏に助けられた。奏と出会えたから僕はまだ生きていたいって思えた。これは過言じゃない。だから僕も、奏を助けたいよ。奏が今辛い思いをしてるなら、僕は力になる。いや、僕たちは奏の力になるよ。だって僕たちは奏のおかげで変わることができたんだから。だから今度は、僕たちが奏を救う。」
絵名と瑞稀は覚悟が決まった。
「奏、私たちは奏を救うために曲を作るよ。奏を救うために曲を作り続ける」
「ー!で、でも!」
「これは今まで奏がしてきたことだよ。奏はまふゆのために曲を作り続けた。だから今度は救う側じゃなくて、救われるまで側になってよ。私たちが、奏が救われるまで曲を作り続けるからさ!」
「そうだよ、奏。だから、これからも曲を一緒に作ってくれると、僕は嬉しい」
「ー。わかった、待ってるよ、絵名、瑞稀。」