長いかも
毎日、毎回、同じ事を言っているのに。
「傷酷いですよ!ピザあげますよ!」
「あ…いや、僕はまだ大丈夫だよ、!」
「ピザ……いや、俺はまだ戦える。」
「あ、自分は大丈夫です。他の人にあげてください、ごめんなさい。」
「ん〜?いやいや!俺はチキンあるぜ?剣だってあるしな!!」
「えっと、ディスペンサーあるので、大丈夫です。他の人にあげてください…Noobさんとか、Guest1337さんとか……」
「ピザぁ?俺はピザなんてなくても生き残れるぜ!!ははは!!!」
「えっと…僕は大丈夫だよ、!他の人にあげると良いよ、!」
「あー、、一回生き返れる、し、大丈夫だよ!」
なんで断る訳。回復できるんだから貰っとけよ。困惑より怒りが勝つ。
「…………はあ。」
全員死んだ。1人残らず死んだ。……ピザを貰わないから。もう自分でも意味わからない。何故かピザを焼いている。
ジュー。ピザが焼かれる食欲をそそる音と香ばしいチーズの匂いがする。
「ばあ!」
「……なんですか。」
「えー!キラーを前にしてその反応……えっ、何…?」
John doeが話しかけてきた。なんだか鬱雑い。もう死にたい。ピザ焼くしかできないし。
ジュー。
「えっと…逃げないの?」
ジュー。
「逃げて何になるんすか。確かに俺は足が速いかもしれないけど、それは一時的なものなので。」
ジュー。…焼けた。で?自分は食べれないし。
「…はーあ。」
呆れてため息をついてしまった。俺はこれから何をする?なんかJohn doeはずっとピザ見つめてるし、殺してくれとでも要求するか?…それが1番いいか。はあ。
「あのー、John doe、さん?一つだけいいですか?」
「うん?何?」
「あの、殺してくれませんか?」
しばらく沈黙が続いた。John doeは驚いているような、引いているような顔でこっちを見つめている。
「……んー、嫌だ。」
「嫌がらせですか?」
「いやー、嫌がらせのつもりはないんだよね。ただ、そのピザが食べてみたくて。」
なんだそれ。まあいい。
「じゃあ食べたら殺してくださいね。」
俺はそう言ってJohn doeにピザを渡した。
「美味しかった〜!!ねえ、これ他のキラー達にも食べさせたいんだけど!!」
殺してと言ったはずなのに。というかなんでそんなことできると思うんだ。いつもの自分なら断っていただろう。だが今の自分はもうどうでもよくなっている。
「…はあ。わかりましたよ。で、どうしたらいいんですか。」
「ん!えとね、まず〜…」
John doeは左手を使ってジェスチャーしながら話し始めた。
本当に来てしまった。俺は今キラー達のロッジの前に立っている。
「ただいまー!!」
John doeがドアを蹴り倒してドアを開けた。なんなんだこいつは。ほら、他のキラーもびっくりして……ない。なんでびっくりしてないんだよ。いつもの日常茶番飯なのか?
「今日ね、Elliotくんに来てもらってピザを作ってもらうことにしたんだー!」
「えっ!!ピザ?!?!!!?!!僕食べたい!!!!食べたーい!!!!!!!」
「ピザか。悪くはないだろう。」
キラーたちが何か話しているけれど、どうでもいい。何か自殺できそうな物はないか探す。ロープとか…?あ、せっかくならピザの気持ちにでもなって死ぬか。ライターとか?
「ねえねえElliotさん!!早く作ってよー!!!」
c00lkiddに急かされる。
「あ、はい。わかりました。」
頼まれたチーズピザとペパロニピザを作った。
「はぁ〜美味しい〜!!」
「やっぱりピザは美味いな。」
「うんうん!じゃ、明日もよろしくね、Elliotくん!」
「はあ。…………はあ?!?!!えっ、いやいやいやいや…そもそも俺殺してって言いましたよね?!!?」
「う〜ん??嫌だって言ったじゃん。」
「……ぁ…」
はあ。自殺するか。
コメント
3件
貴方小説書くの向いてますよおおおおお私より文才ある!!😡🫶