テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※キャラの喋り方とかが違うのは許してください…!
【じゃぱぱ視点】
「あ〜、暇だなぁ……」
俺はカラフルピーチのリーダー、じゃぱぱ。今日は日曜日で、撮影もないし、シェアハウスでゴロゴロしてたけど飽きてきて、今は散歩中。最近、ここら辺にある、柊学園?っていう中学校で、七不思議の噂が広まってるらしい。俺は気になってるけど、学校の関係者ではないし、許可証をもらわないと入れない。
俺は、柊学園に寄ってみようと、曲がり角を曲がろうとすると……
「うわっ」
「えっ」
俺はよそ見をしていたせいで、反対から歩いてきた人とぶつかってしまった。俺は後退りして、慌てて相手に、
「ご、ごめん!怪我ない?」
「あ、はい!大丈夫です!ありがとうございます!」
相手は、元気そうな男の子。すごく印象的なのは、綺麗な赤と青のオッドアイ。珍しいなぁ…カラコンなのかな。
「ほんとにごめんね。てかその瞳綺麗だね、カラコン?」
「ああ、これですか?生まれつきですよ」
相手の男の子は、ニコニコ笑顔で返してくれた。……めっちゃ礼儀正しくね?てか、学校の制服……もしかして柊学園の子…?
「ねえ、君柊学園の子?最近七不思議の噂が広まってるって聞いてさ、気になったんだけど」
「俺は柊学園の一年です!七不思議ですか?あー……まあ、噂程度ですけどね、あんなのいるはずないのに」
「えー、そうなの?てかその細長いケース何入ってるの?部活か何か?」
俺は、初めて会った子に対して、質問しすぎじゃね?と思いながらも、好奇心で聞いてしまう。
「…俺薙刀部に入ってて!その道具ですよ」
「へぇ、そうなんだ。でさ、俺学校に入る許可証欲しいんだけど、どうやってもらうか知ってる?」
男の子は、少し考えた後、
「許可証……俺あんま分かんないから、生徒会長に聞きましょー!」
「え、生徒会長?」
急に出てきた言葉に、俺はびっくりした。生徒会長って……なんか、怖そう……な感じするなぁ……。
「大丈夫ですよ!そんなにかしこまらなくても、会長優しいから普通に喋ってればいいです!」
男の子は、俺を腕を引っ張って、柊学園に歩き出した。
柊学園の生徒会室。
なんかおかしなことになっている。いや、一通り自己紹介はしたんだけどさ……。
「七番くんが昨日学校に来てっていうから行ったのに!なんでいないの!?私学校中探し回ったのに!」
「ごめんって!電話の後ちょっと暴れちゃって、抑えようとしたら倒しちゃって……そのまま帰っちゃった、あはは」
「もう!私期待してたのにぃ……って、あ、す、すみません!えっと……じゃぱぱさん…でしたっけ」
生徒会長……翠ちゃんは、我に帰ったのか、俺に向かって頭を下げた。隣の七番くんは笑顔だ。反省してなさそうだな。
「で、許可証ですよね?私が作ってくるので、ここでちょっと待っててください!」
翠ちゃんは、にっこり笑って生徒会室を出て行った。七番くんは、じっと椅子に座っている。
「ねえ、七番くん、翠ちゃんとかさ、今日日曜日なのに学校いるよね、先生もいないのに……生徒会の仕事?」
「……まあ、そんな感じです!先生には許可もらってるし……それに……」
俺は、七番くんの、それに、の後が気になったけど、七番くんは黙ってしまった。
……てか、なんかさっきおかしなこと言ってなかったか?「倒しちゃった」とか、「暴れてた」とか……え、なんか凶暴な動物でも飼ってんの?でも、それじゃ倒した、は違うか……え、コワ。
七不思議より、七番くんの方が怖くなってきたんだけど。
コメント
1件
うわっ、第8話も面白かったです…! じゃぱぱさんの視点だからこそ、七番くんの笑顔の裏にある“何か”が余計に気になりますよね。「暴れちゃって」「倒しちゃった」ってサラッと言うのがもう…。生徒会長・翠さんの七番くんへの態度のギャップも気になるし、七不思議より七番くん本人を怪しむラスト、すごく好きです。次が待ち遠しい!