TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

正義と正義

一覧ページ

「正義と正義」のメインビジュアル

正義と正義

8 - 第7話 精神回路

♥

30

2025年03月05日

シェアするシェアする
報告する

『さもさん、そっちはどう?』

「政府とまた揉めてるよ、政府もいい加減にしなよって感じ。」

俺は今、メテヲさんと電話をしてた。

こっちの近況報告とか、動きとかをあっちに送ってる。

流石にバレるとまずいから路地裏で電話してる。

『おっけー、政府も懲りないね。てか意外だな』

「何が?」

『いやだって、さもさんのことだからまだ迷いがあるんじゃないかって思ってたんだけど、意外にあっさり馴染んでるなって。』

「………だって政府なんてなくてもいいじゃん、なんであんなのに協力しないといけないの。」

『ふーん…ま、俺たちの目的は政府を消すことだから、そう思ってて安心したよ。』

『それじゃ、これから仕事だから電話切るね。』

「うん、また今度」

そう言ってメテヲさんと電話を切った。

うわもう暗いな…早く路地裏から出ないと、mmmrとは違う犯罪組織もいるんだし…

俺は路地裏出て、暗い道を歩く。

………迷い、か

少し前まで、mmmrの人たちと話してると、odmnの皆のことを思い出して胸が痛くなった。

けど今は、mmmrの人たちと話してても平然としてる。

それは、俺がもう政府を見限ってて、精神が異常になってるからなのかもしれない。

…仕方ない、これは仕方ないことなんだ…

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚