俺達odmnは、幼い頃は政府の管理する施設に住んでた。
皆親を亡くしてたから…
「さもくん!一緒に遊ぼ!」
「いいよ!」
俺は特にななっし〜と仲が良くて、よく一緒に遊んでた。
俺たちは政府の訓練校で優秀な成績を残して、政府特殊能力者部隊odmnの隊員になった。
皆と一緒ならどんな仕事も大丈夫だって思ってた。
それなのにさ…?
政府はさ…無能力者をまるでゴミみたいに扱ってるんだよ…?
小学生の時、無能力の子から言われた。
「能力持ってるだけで調子乗るなよ」
俺は足元が崩れ落ちるような感じがした。
差別されて、俺を妬んだから言ったことだと考えると、血の気が引いた。
それを思い出してからは、苦痛を押し殺すように仕事するようになった。
ずっとずっと、辛くて、皆といてもひとりぼっちな気がして
……………俺の心が折れるきっかけは、もしかしたらこれだったかもしれない。
「お前は強い能力持ってるんだからどんなことしてもいいだろ?」
別の特殊部隊の人から言われたこと。
あの時俺は仕事を押し付けられて、言い返したとき、俺は心身共に限界だった。
そんなとき、こうだ。俺はmmmrに勧誘された。
……………もう俺は、裏切り者として地の底まで堕ちていくしかない。
これで、いいんだ…
「………………………………ぁ」
俺は体を起こす。
報告書書いてて、寝落ちしちゃったのか…
今何時だろ…
……………あれ
俺はスマホを探す、けどどこにもない。
…どこかに置いてきちゃったのかな
激務、それに加えてmmmrへの内通。昨日は目まぐるしく忙しかった。
どこだっけな…
「さも、くん」
あれ、ななっし~
ななっし~がノックしないなんて珍しい。
「……………こ、れ…」
………………ぁ…ぁ…
俺はななっし~が俺に見せた物に、俺は全身の感覚がなくなった。
─────スマホの画面に写っていたのは、mmmr村民への連絡先
普通mmmrの連絡先なんて知ったらすぐ報告する。
それをせずに、黙ったままにしてる理由なんて一つしかない。
「──ぇ、ねぇ!さもくん!」
俺はななっし~の言葉を聞きたくなかった。
一番バレたくなかった、大切な…人に…
ぁ…ぁ…
「…ああああああ!!!!!!」
俺は何もかも絶望して、走り去った───