自分の思い通りに世界がまわったら面白いのにな〜
気づいたら朝だった。
いつもと同じ景色いつもと同じ通学路なんも変わらない日常
いつも同じ学校へ行く「はぁ、道端に1万とか落ちてないかな〜」思っていたことが口に出てしまった…。別にお金に困っている訳では無い。ふと思っただけだった
少し進んだところで道に1万が落ちてた。流石にたまたまだよな〜とスルーしといた
今日はいつもより学校に着くのが遅かった
「お!いたいたー!」遠くから友人の声が聞こえる
「おっはよー!元気〜?」
「おはよ、」
こいつは小学生からの幼馴染、超楽観的で超ポジティブ
「どうしたん?なんかあったん?」
「?」
「いや〜なんかいつもより来るの遅いからなんかあったんかな〜って」
「特に何も…道に1万落ちてたぐらい?」
「それやばくねw?拾ったん?」
「いや、ダルいからスルーした」
「もったいな!貰ったら良かったのにw」
「それダメじゃねw?」
「まぁねw」流石に思った事が現実になったとは言えない。
今日も普通に学校生活を送った
明日は学校休みがいいな〜ってそんな事叶わないけど……
朝だ、今日は少し曇っている
「おはよう、今日学校ないって学校から連絡来てたよ〜」っと母親が朝ご飯の準備をしながら言っていた。
「本当に?」
「うん、最近体調不良者が多いからお休みなんだって〜季節の変わり目だししょうがないよね〜」
「確かに…」
それから1ヶ月がたって、最初は些細な願いが叶って行って偶然かと思っていたけれど。最近、偶然だと思えないぐらい思い通りに物事が進みすぎている…
「おっはよー!今日もなんかいい事あったん?」
「まぁねw」
「いいな〜w」
「ここまで幸運だと流石に怖いけどねw」
「おい」
「はい?」
普段なら話しかけてこないクラスメイトが話しかけて来た
「最近調子乗ってない?」
「別に…なんか用ですか?」
「だから最近調子乗りすぎじゃない?って話ちょと幸運が続いたぐらいで調子乗んないでくれる?」
「はぁ、わかりました…」
それだけ言ったら去って行った…普通に誰でも嬉しいことがあったら喜ぶだろ…
そんなこと言う奴なんて…
「この世からいなくなっちゃえば良いのに…」ついついイラついて言ってしまった…
流石にこんな事が現実にならないと思う…
今日も学校へ行って自分の席に着いた
「今から朝の会を始めます」今日の先生はなんだか暗かった
「いきなりですが昨日、うちの生徒が一人亡くなりました…まぁ他の生徒の皆には関係のない事なので変な噂はしないように」後で詳しく聞いてみると噂では交通事故だったらしい…
しかし勝手に調子に乗っていると決めつけて、調子に乗るななど言ってる人は皆死んでも同然だと思ってしまう自分がいる…
まぁ過ぎた事はしょうがない…
それから卒業まで楽しく学校生活が続いた…
そんな学園生活を送りたかった…本当は友達もなんも無い小学生も中学校もずっといじめられていた…
これはただの妄想でしかなかった…
全てが思い通りだったら良いのに…
コメント
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初投稿で何にしようかめっちゃ悩みました! 見てくれてありがとうございます! 次の投稿読んでくれると嬉しいです!