イラナイ

◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢

青桃

クズ発言多め(子供を捨てるなど)

感動系？

任パロ

桃「……」

桃(いらない……いらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらないいらない)

桃「……なんで」

桃(子供なんかいらないｯ)

桃(子供できたら､ヤれなくなっちゃうｯ捨てられちゃうｯ！)

ｶﾞﾁｬｯ

青『ないこ？どうしたんそんなところに座って……』

桃「何でもない……」

青『……これ……』

桃「……降ろすから」

青『な、なんで？俺らの子やん！産むのはないこやし……辛いのもないこなのはわかってるけど……降ろさなくてもｯ』

桃「いらないのｯｯｯ！(大声)」

青『えｯ……』

桃「子育てして､家事してたら､まろとの時間無くなっちゃうじゃんｯ……本当イライラする､親不孝者なんだから」

桃「産まれてくんなよｯ」

青『ないこｯ！ﾊﾞﾁﾝｯ』

桃「……」

桃「……(呆然とした顔で上を見上げる)」

桃「ｯ……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

桃「ふぁぁぁぁﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

桃「な゛ん゛でな゛の゛ぉぉぉﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青『ごめんｯｷﾞﾕｯごめんｯ怖かったよなｯ痛かったよなｯごめんなｯ』

桃「やっぱり､子供なんていらないぃﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青『ごめんやけど……そんな事言うないこ……嫌い』

桃「ｯ……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

桃「ごめんなさいｯごめんなさいごめんなさいｯ」

青『ごめん……』

桃「ど、どこ行くの？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青『……いむしょー呼んどくからさ……後､殴た時に鼻血出てもうてるから､ティッシュ使い……』

桃「お願いｯ……！お願いしますｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ1人にしたいでｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ産むからｯこの子産むからｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青『ｯ……』

桃「そうだ！この子産んだ後も何回でも､孕むよｯ？今からでも､ヤろ？ねｯ？まろいつも可愛いって言ってくれるでしょ？ねｯ？だからｯ……捨てないでよ……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ出したのはそっちじゃんｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

桃「あぁｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛごめんなさいｯごめんなさいｯ孕んだ俺が悪いからｯ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青『ｯ……なぁないこ』

桃「どうしたの？」

青『俺……ないことの子ができたって知った時……めっちゃ嬉しかった』

青『ないこもお腹の子も大切に､幸せにしてあげようと思った』

青『けど……ないこは違ったんやなって思った』

青『俺の大好きだったないこは､飼ってた魚1匹でも亡くなったら、悲しむ優しいないこや』

桃「ｯ……嫌い？」

青『今のないこはな』

桃「そっか……」

桃(あーあー……バカみたい)

桃(愛して欲しい人に愛されたくて必死になって……結局空回りしてお終いじゃん……)

青『ないこ……泣かんとって？』

桃「まろ……距離……置こっか……」

青『俺もそうする方がいいと思うねん……けど、妊婦を1人には出来んよ……』

桃「大丈夫､他メンに助けて貰ったりするからさﾆｺｯ」

青『……ないこ……』

桃「なんで泣きそうなのさw」

桃「ありがとね､まろ。俺大切な事に気づいたよ」

桃「俺､結局自分の事しか考えてなかった……産むのは自分なんだから､自分が降ろしたいなら降ろせばいいじゃんって」

桃「でも……産まれてくる子の事考えて無かった､だからね」

桃「今は､愛せる自信ないけど……これから､この子の事愛してみようと思う」

青『そっか……一緒に頑張ろうなﾆｺｯ』

桃「うんﾆｺｯ」

青『じゃあ､俺は会社の寮使うから､ないこはこの家でよろしくね』

桃「うんﾆｺｯ」

桃「はぁ……産婦人科行かないとな」

桃「……ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

桃「……！」

桃(蹴った……今！)

桃「ママ怖かったよね……ごめんね、今度からはちゃんと愛してみせるからねﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

医者『……リスクがかなり高いですね……正直……ないこさんが､亡くなる可能性が高いです……』

桃「……」

桃「そうですか……でも、産ませてください！」

白《ないちゃん？ホンマに大丈夫なんｯ？》

桃「うん……愛した人との赤ちゃん……産んでみせるよﾆｺｯ」

水[ないちゃん……]

桃(まろ､俺死んじゃうかもしれないって……送信)

桃「大丈夫だよ？ママがちゃんと……ちゃんと配慮してあげるからねぇ……ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

桃「あれ……なんか痛くなって……あれ？破水？」

桃(あぁ……産まれるんだ……死んじゃうかもしれないんだ……りうら……ほとけっち……しょーちゃん……あにき……)

桃「まろ……大好きだよ……」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

桃(あれ……俺……誰に電話かけてんだろ)

？<ないこｯ

桃(意識が……)

((ｵｷﾞｬｰｵｷﾞｬｰ

桃「……」

桃「生き……てる……」

桃「かわいいねぇ……パパに似て綺麗な目してるねぇ……」

桃「名前はね……なろ……かな〜……」

桃「おいでぇ……なろちゃんは可愛いねぇ」

青『ｯ……ｷﾞﾕｯ』

桃「……！(上を見上げる)」

桃「ほら、パパだよ〜！」

桃「なろちゃんのパパは､泣き虫さんなんだよ〜w」

青『なろ、産まれてきてくれてありがとうｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』

なろ((ｷﾞｭｯ(青の指を握る)

青『ｯ……』

青『ありがとうｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』

桃「やっぱり､泣き虫さんだねﾆｺｯ」

青『一生大切にするｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』

桃(あの頃がばからしいwこれからはちゃと愛すからね)