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入学してからあっという間に1週間が経ち、少しずつクラスの人らの名前も覚え始めてきた頃ーー。
キーンコーンカーンコーン
4限目の授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り響いた。
「あーーーもう疲れたーーー、えぐいわ高校の授業長すぎる、、」
大きな体で伸びをした後机になだれこむ男、セイトはナオの中学からの幼馴染。
そして、実はずっと片思いをしている相手だ。
「まだ高校始まって1週間やで?今からそんなんじゃどうすんねん!」
「いやこんなむずいとは思ってなかったし〜、、ナオテストの時はほんまに頼むで?」
眉毛を下げながら手を合わせてお願いしてくる姿に可愛さを感じて悔しくなる。くっそー、なんでナオがこんな大男にときめかなあかんねん、、!
悔しさからセイちゃんの話を半分聞き流し、話を進める。
「てかあんた部活とかそろそろ決めなあかんで?今日5限目体育館で部活動紹介あるから一緒に決めよ!ま、どうせダンス部やろうけど〜」
今日は全校生徒が体育館に集まって部活動紹介が行われる日。各部活の先輩たちが意気込みながら催し物を披露する。こういう場はおもろそうやからめっちゃ楽しみ〜
「おっすー、2人とも部活なんとなく考えとるん?」
ランが後ろから肩を組みながら話しかけてくる。まだ出会って1週間やけど妙に気が合って、落ち着くねんな〜ランちゃんは
「ちょ、あんたいきなり人の肩に乗ってくんなや!怪我したらどないすんねん!」
「ごめんごめん笑2人が見えたから嬉しくてつい、、笑」
素直に理由を話すラン。もーこいつ最初のあの人見知りどこいったん??可愛いからええげとさ〜
雑談を交わしながら3人で肩を並べて体育館に向かい、クラスの場所に座る。場所は自由なようでまとまって座り、楽しみだね、なんて会話をしながら始まるのを待ったーー。
照明が暗くなり、いよいよ始まった。
今思うと楽しみだからなんて軽い気持ちでセイちゃんを前の方に連れてったことに後悔する日が来るなんてこの時は思ってもいなかったーー。
コメント
1件
あめさん、第2話読んだよ〜!セイちゃんに片思いしてるナオの気持ち、めっちゃわかるわ。「なんでこんな大男にときめかんねん」ってツッコミがリアルで可愛い。笑 ランちゃんの登場で3人の掛け合いも自然になったし、読んでてほっこりした。でも最後の「後悔する日が来る」って一文が気になるな…なんか起きるの?今はまだ平和な日常って感じだから、これからどう転ぶのかドキドキするわ🔥