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指輪をつけたら、知らない部屋に飛ばされた。壁も床も天井も真っ白で、部屋の真ん中にはダブルベットが置いてある。
なんか見たことあるぞ、こんな部屋。
不思議なことに部屋には鍵付きのドアが一列に13個並んでいる。多すぎやしないか?
ベッドサイドの棚の上には手紙が置かれていた。
中には小さな鍵とメモが入っていた。
「1人を選んでセックスをしろ」
これってよくある「出られない部屋」というやつでは?
ドアは全て鍵がかかっていて、どれも全く同じ形。
叩いても叫んでも反応は無し。
ということは、セックスする相手は完全ランダム。
どうかまともな相手であってくれ、と祈りながら手紙の中に入っていた鍵で1つの扉を開けた。
ガチャ…
扉を開けると、床に座り込んだラトが居た。
『ラト!?大丈夫!?』
慌てて側にしゃがみ込むと、ラトはゆっくりと顔を上げてふにゃっと笑った。
「えぇ…大丈夫です…
ここから出るために色々してみたのですがダメでした…それでちょっと疲れてしまいました」
ラトの手に巻かれた包帯に血が滲んでいる箇所もあった。
拳で壁や扉を破ろうと殴りつけたのだろう。
ラトの本気をもってしても破れないとなると、本当にセックスするしか脱出方法は無いのだろう。
『ラト、こっちの部屋に来てくれる?ここから出るには2人で協力しないといけないみたいなんだ』
「おや、主様はここから出る方法を知っているんですね?」
『私の部屋に指示が書いてあるメモがあってね…』
「それならそっちの部屋に行きましょうか」
ラトはすくっと立ち上がり、私の手を握ってベッドのある部屋へ向かった。
『ベッドサイドの手紙の中にメモがあったの』
そう言うとラトはベッドサイドに立って手紙を開いた。
「……セックスとは具体的にはどんなことをすれば良いのでしょうか?男が女とする行為だとは知っています…
しかし、今まで興味も無かったので詳しく知らないのです。困りましたね…」
ラトは手紙をベッドサイドに放ると、私に向き直る。
「主様はセックスがどんなものかご存知ですか?」
『えっ…うん…まぁ…知ってはいるけど…』
「ではどうしたらいいか教えてください。主様とだったらセックス、してみたいです」
ラトに距離を詰められ後ずさるとベッドに膝裏が当たり、ベッドに勢い良く沈んでしまった。
ラトは私に覆いかぶさるように腰を曲げ、両手を私の顔のすぐ横についた。
「さぁ、主様…私はどうしたらいいのですか?」
ベッドに押し倒されたような構図になり、もう逃げられないと悟った。
『まずは…そうだな、キスからしてみる?』
そう言うとラトはすぐに私の唇に自らの唇を重ねた。
ちゅ、ちゅ、と触れるだけのキスを繰り返すラトの唇を舌でぺろりと舐めてやると、薄く唇が開いた。
その隙間に舌をねじ込み、引っ込んだラトの舌を引きずり出す。
ラトの舌が私に応えるように動き始め、私の口腔内を犯し始める。
初めてのはずなのに、上顎を撫でて歯列をなぞる動きは巧みで、キスが終わる頃には私は息が上がってしまった。
「くふふ…キスだけでこんなになってしまうんですね、主様。これ以上のことをしたらどうなっちゃうんですか?」
私の口の端から流れた唾液を舐め上げ、そのまま耳もペロペロと舐められる。
耳元からの粘着質な音が背骨に響いて腰がゾワゾワと震える。
『んっ…ラト、もういいから1回離れよ?』
「そうですか…残念です…」
ラトは名残惜しそうに私から離れた。
私はベッドの真ん中まで移動し、ラトを手招いた。
ラトは素直にベッドに上がってきて不思議そうに首を傾げる。
「次は何をするんですか?」
私はブラウスのボタンを外して下着を見せる。
『ラトも脱いで。見せ合いっこしよう』
「わかりました」
ラトはネクタイを抜き取り、シャツを脱ぎ捨て、ズボンも肩紐を落としてするりと脱ぎ落とした。
私もスカートを脱いでブラウスと纏めて枕元に固めて置いた。
お互い下着だけの姿になり、私はラトの細身ながらも筋肉質な身体と、古傷を隠すように巻かれた包帯を見つめる。
ラトは私の胸に興味を示したらしい。
「上の方の下着は脱がないんですか?」
下着越しに胸を掴み、むにむにと揉みしだく。
『脱がしてみる?後ろにホックがあるんだ』
私が背中を見せると、ラトはホックの両端を掴んでぶちっと引き千切ってしまった。
『あっ…』
外し方を教えなかった私が悪いのか、ラトの馬鹿力のせいなのか、とにかく二度と着けられなくなってしまったブラジャーはするりと腕から抜けて胸は空気にさらされてふるりと揺れた。
ラトはブラジャーをぽいっとベッド下に投げ捨て、後ろから私の胸を揉み始めた。
「主様の胸は膨らんでいて柔らかいですね」
『女の子だからね』
「先が尖ってきましたね?」
ムニュムニュと形を変える胸の先端を指先で潰されて悲鳴を上げる。
「痛かったですか?」
『ちょっとだけ…もうちょっと優しくして…?』
「このくらいでしょうか?」
先程より優しめに先端を摘まれ、体が跳ねる。
ラトはしばらく私の乳首で遊んでいた。
『そろそろパンツも脱ごうか』
胸への愛撫で濡れていたショーツに手をかけると、ラトもパンツを抜いだ。
しっかりと勃起したペニスを見て、私で肉欲を覚えてくれたのだと嬉しくなった。
ベッドに寝そべり、ラトに向かって足を開く。
『これが女性器だよ。ここがクリトリスで、ここがラトを受け入れる膣っていう穴だよ』
ラトの手を導き、既に濡れている秘裂と蜜口を触らせる。
「クリトリスを触ると女性は快感を得られるのでしたね?」
ラトは指先で陰核をぴんぴんっと弾いた。
『っぁ!』
「なるほど、やっぱり気持ちいいのですね」
しかし、ラトの興味は膣の方にあったらしく、2本の指で入口を広げてしげしげと中を覗き込んだ。
「こんなに狭い穴に私のこれが入るのでしょうか?」
『もう結構濡れてるし、入れてみる…?』
「はい、では挿入れますね」
亀頭が膣に埋まると、ラトは私の腰を掴んで一気に挿入した。
『っっ!』
濡れているとは言えろくに慣らしていない膣内には大きすぎるものがねじ込まれ、息が詰まる。
ラトは最奥に亀頭を擦り付け、荒く息を吐く。
「気持ちいいです、主様…もっともっと欲しいです」
あとはもう本能に任せるだけ。
ラトは腰を荒く打ち付け始める。
狭い膣内を削るように抜き差しされ、深く刺さるときには腰を引き寄せられるので視界が前後にグラグラ揺れる。
「気持ちいい、気持ちいいですっ、主様、主様…」
どちゅどちゅと肉がぶつかる音が響き、ラトの動きはどんどん激しくなる。
「くっ…もう射精ます…」
奥に先端を埋め込んだラトはどくどくと精を放った。
ガチャン、と鍵の開いた音がした。
しかし、ラトはまだ息を荒く吐いてとろりと蕩けた瞳をしている。
「…ごめんね、主様。私だけ気持ちよくなってしまいました。
次はクリトリスも触りながらしましょうか」
『…え?もう出られるんじゃ…』
怖くなってラトの体を押し返そうとした腕は簡単に一纏めに拘束されてしまう。
「くふふ…主様…。私の主様…、もう他の誰かとセックスしないって約束してください。
もし他の誰かとセックスしたらすぐにその人を壊しに行きます。主様も壊して、私も死にます。
だから、私だけにしてください、主様」
『ラト…?』
いつも以上に執着心の強いラトに圧倒されて私は言葉が出なかった。
「私だけの主様でいてくださいね。さもないと壊します。約束、してくれますよね?」
『…分かった、ラト以外とこういうことはしないよ』
「いい子ですね、主様」
ちゅっと額にキスをされて、今度はゆっくりと私の快感を引き出すように動き始めるラト。
これはしばらく出られないな、と私は小さく喘ぎながら考えるのだった。