寧々side
時刻は夜の8時。
今、丁度類と話をして司とこれからのワンダーランズ×ショウタイムについて話し合った。
えむも途中から電話で参加してもらって、司にはこれからも座長として活躍して欲しいというみんなの思いから現状維持という形になった。
もちろん、歩けない事に関してはどうするかすっごく悩んだ。
そう、悩んだ末、車椅子出演という形はどうだろうと類の提案だった。
私もえむも即座に賛成。
だけど司には無理はさせたくないと、どうやらえむも感じていたようで明日の朝、司のお見舞いと一緒に相談してみることにした。
断れたらと思うとやっぱり少しは怖い。
だけど、私の胸の片隅に小さくあった希望がなんだか少し温かくなったような気がした。
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「……出来れば、オレもお前らともっと一緒に居たかったな。」
「でももう、終わりにするんだ。」
「この世界にもお前たちにもそしてオレ自身にも。」
「…沢山の笑顔をオレにありがとう。えむ、寧々、類。」
オレ、お前らと一緒にショーが出来て幸せだった_____。
END
コメント
1件
え、!?司くん死んじゃったの、、、?