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ええ主さんが書く小説好きです🥲💗
木兎×赤葦
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「あかあしぃー….!!」
「何ですか木兎さん….」
いつものように抱きついてくる木兎さんを横目に、返事をする。
「なあなあ、もっとさ、」
「リアクションしてよ!」
「リアクションって言われても….」
「どんなリアクションをすればいいんですか」
「てかリアクションする場面なんて無くないですか」
と、サッパリと切り離すと、落ち込んだような声で訴えてくる。
「あかーしもっと俺に興味もってよ….!!」
「卒業するんだよ俺!?」
「明日卒業式だよ!?」
「まぁ、そうですね」
適当に反応し、されるがままにされていた。
「寂しくないの!?!?」
「はい」
「別に卒業しても会えるじゃないですか」
「でも学校から居なくなっちゃうんだよ!?」
「だからなんですか」
「放課後に会えば良くないすか」
すると完全に落ち込んだような声で、呟く。
「あかーし俺のこときらい….?」
「嫌いなやつと付き合いませんよ」
「ほんとにすき….?」
「はい」
「卒業しても俺にトスあげてくれる….?」
「勿論です」
次々に出てくる質問に答えながら、ボールを拾う。
「じゃあ赤葦からすきって言ってよ!!」
「好きです」
「…………!!!!」
「あかーしぃー!!!!」
「俺もすき!!大好き!!」
「ぅぐ……..っ、」
すると思いっきり抱きついてきて、腹が一気に締まった。
「ちょ、キツいです木兎さん….」
「あ、ごめん….」
「….まあ、俺も多少は寂しいですよ」
「ほんと!?」
「俺居ないと寂しい!?」
「はい。少しは」
「あかあしーー!!!!」
んー没。