経営者にとって大変くだらないと思う事であっても、従業員にとっては、有る事柄が仕事の上昇思考どころか意欲を無くし退職したいと思う事が有る。
その1つが言葉使いでは無いかと思う。新人に対して営業職であれば、ビジネス用語を教える。しかしこれは会社によって質が違う。
客に対しての話し方で、ある会社は「お名前さま頂けますか?」と言うことが丁寧
で正しいとしている。しかし別の会社では「お名前に『さま』をつけるのはおかしい。名前はあげられないので、この言い方は悪い」としている。会社の個性の1つでは無いかと思う。また、丁寧語と謙譲語は違うと執拗に言いながら、きちんと謙譲語を説明出来る上司は居ない。居ればその人は国文学者のレベルで、一般の営業職などはしていない。それ程説明には困難で有ると思う日本人の宮家が有るが故に有る文法で有る。
また個人的には、営業の場合こちらは絶対に客よりも立場は下だと思っている。しかし同僚が客に対して「丁寧なご対応有難う御座いました」という自分のほうが上の言い方をしているのは耳についた。しかし言う訳にもいかないので黙っていた。彼女は大変丁寧だと思って話していたからである。これはもっと年齢が上の人種にとって「生意気だ」とされる話し方で有る。
ちなみに、現在私の執筆中の文芸においての言葉使いの意見は様々で有ると思う。
意図的に、考えつく限り各出演者にふさわしい言葉使いで書いているつもりで有る。例えば、門跡は営業しているが、寺だけでは苦しいからで有り、しかし本職は尼僧の聖職者で有る。彼女の上は同一宗教の先輩方だけなのである。檀家は寺にお布施等の金銭を払うが、個人的満足感からで有り、客では無い事を知っている。フルタは修行中で有るが最年少者で、モッサリ感が有るが全ての自身よりも年長者に対して、いわゆる「です、ます」系の丁寧語を使用して居ます。
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