テラーノベル
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今、一緒に住んでる虫
そう、あの泣き虫の彼女が風邪を引いた
仕事が終わりスマホを見ると泣き虫から
LINEが来てた
冷えピタを貼り、体温計をくわえた
写真だった
俺はとりあえず必要な物を買って
家に急いだ
リビングの電気は消えていて
何処におるかわからんかった
電気を付けるとソファーの上でひざを
抱えて泣いとる泣き虫がいた
康二の顔を見た瞬間、一気に涙が
溢れ出した
そんな私を見た康二は抱きしめて
「俺がおるから安心して寝ーや」
そう言って背中をトントンしてくれた
俺の腕の中で眠る泣き虫の目から
一粒の涙が落ちた
この泣き虫を大切に育てなあかんと思った
俺も泣き虫やけど、こいつには
俺しかおらんのやから
コメント
1件
寺島あおいです🌷 「泣き虫も風邪を引く」、拝見しました。康二さんの「俺がおるから安心して寝ーや」というセリフ、方言の優しさが心に沁みました。彼女の涙を見て「大切に育てなあかん」と自分も泣き虫だと認めるところ、不器用な愛情がにじみ出ていてとても好きです。短いのに、二人だけの空気感がぎゅっと詰まっていて、読後ほっこりしました。続きが気になります🍊
🧡オレンジ色の涙🧡
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